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2016.01.11

給油口を開けっ放しにしてはいけない理由

信号待ちで並んだクルマが走り出したときに「あっ、あのクルマの給油口が開いている!」と気づいたことはないですか?セルフスタンドが増えているので、自分で給油して閉め忘れる人もいるようですが、こんな被害に遭ってしまいますよ。

「給油口に砂糖を入れられる」のは昭和に流行ったイタズラですが・・・

私は学生時代にガソリンスタンドでアルバイトをしていたのですが、給油が終わったお客様を送り出すときに給油口が開いているのに気付くと、最初に停まる信号まで猛ダッシュでクルマを追いかけることがありました。「お客様のクルマに砂糖でも入れられたらどうするんだ!」といつも言われていたからです。

昔は給油口のフタには鍵がなく、だれでも開け閉めできてしまったため、嫌がらせで砂糖を入れられることがよくあったそうです。砂糖を入れると、ガソリンと混ざってエンジンやガソリンポンプ、フィルターなどが故障してしまうことが多かったとか。クルマを持っているだけで「金持ちぶりやがって!」と妬まれてしまった昭和の時代のお話ですが。

現在のように、ガソリンタンクに防錆加工がされていなかった頃は、給油口から水を入れるとガソリンよりも重たい水だけがタンクの下に溜まってしまい、タンクが錆びてしまうこともありました。今でも、給油口のキャップやフタを閉め忘れてセルフの洗車機に入れてしまうウッカリさんもいるようですが、給油口からガソリン以外の物体が入ってクルマに良いことは一つもありません。誰からも恨まれていない自信があっても、どんな悪戯に遭遇するかは予想できませんから、いつでも給油口はしっかり閉まっているかチェックしておきましょう。

キャップだけでなく、ガソリンも盗まれます

給油口のフタが開いていると、キャップを盗まれてしまうことがあります。私の知り合いは、ある日久しぶりにクルマに乗り「最近しばらく乗っていなかったはずなのに、なぜかガソリンがだいぶ減っているな」と思ったら、ガソリンスタンドで「お客さん!給油口のキャップが無いですよ」と指摘されたそうです。
どうやら給油口のフタを開けっ放しにしていたようで、キャップはどこかへ捨てられ、なんとガソリンまでしっかり抜かれていたようです。今どきそんなガソリン泥棒なんていないだろう、と安心しないでくださいね。給油口が開きっぱなしのクルマを見つけたら、開いていますよ、と教えてあげましょう。

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