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2016.12.19

チャイルドシートを助手席に装着してはいけない理由

チャイルドシートの子供

ヨーロッパでは助手席へのチャイルドシートの装着を禁止している国もありますが、日本ではまだ助手席に子どもを乗せているドライバーを見かけます。助手席に子どもや妊婦さんが乗ってはいけない理由をもっと知るべきではないでしょうか。

大人の命を守るエアバッグは・・

自動車ユーザーに「助手席に子どもを乗せてはいけない理由を知っていますか?」と聞くと、若いママから「子どもが運転装置に手を出すと危ないから」という答えが返ってくることがあります。それも間違ってはいませんが、もっと重大な理由があります。

最近のクルマにはほとんど「助手席エアバッグ」が標準装備されています。エアバッグは衝突を感知すると、点火による爆発によってバッグを膨らませ、衝突の衝撃から乗員をまもってくれるものですが、この爆発力が子どもにとっては命取りになることもあります。

近くまでだから、交通量は多くない道路だからと、チャイルドシートも付けずに子どもを助手席にポンッと乗せたまま走行しているママもいるようですが、これは一番危険です。

エアバッグはシートベルトがきちんと作動したうえで、その機能が十分に発揮されます。シートベルトの代わりとなるチャイルドシートがない状態で、もしエアバッグが展開してしまったら、命を守るエアバッグは子どもにとってはただの凶器にしかなり得ません。命の危険がなくても、エアバッグの衝撃で鼓膜が破れてしまったなどの被害も報告されています。

どうしても助手席に子どもを乗せるなら・・

そこまで言っても、やむを得ず子どもを助手席に乗せなければいけない理由があるのなら、助手席エアバッグの解除ができる車種に乗せてください。「なぜエアバッグの解除スイッチが付いているのだろう?」と疑問に思ったことがある人もいると思いますが、助手席に子どもか妊婦さんを乗せるときのために必要だからです。

日本では妊婦さんのシートベルト着用は免除されていますが、装着していた方が母子ともに事故による死亡率は低いと報告されているので、自動車先進国と言われる国ではほとんどが妊婦の着用を義務付けています。シートベルトをしないで、エアバッグが展開したら、こんなに恐ろしいことはありません。日本の法律をゆるいと解釈せずに、きちんとシートベルトを着用し、子どもはチャイルドシートに乗せて後ろの席に座らせましょう。

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