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転居先でシックハウス症候群!掃除で症状を改善!

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2016/04/01

3つのポイントを押さえて、シックハウス症候群を改善!

4月といえば、新生活の季節。大学生になって一人暮らしを始めたり、異動による転勤等で新居に引っ越しをした方も多いのではないでしょうか? 新しい生活は誰にとってもウキウキと心躍るもの。しかし近年、とくに新築やリフォームをしたばかりの住宅・アパート・マンションなどで、入居直後から体調不良を訴える人が増加しているそうです。これは一体どういうことなのでしょうか?

その症状、「シックハウス症候群」かもしれません

シックハウス症候群、という言葉を聞いたことがある方も多いかもしれません。シックハウス症候群とは、新築の住居などで起こる頭痛や目眩、倦怠感、湿疹、喉の痛みなどの症状をともなう体調不良のこと。主な原因物質として、建材や家具に使われる接着剤や塗料などに含まれるホルムアルデヒドなどの有機溶剤、木材の防腐剤などから発生する揮発性有機化合物が挙げられます。また、これらのほか、ダニやカビなどもシックハウス症候群の原因になることがわかっています。

もし、転居した直後から体調不良が始まったとしたら、シックハウス症候群の疑いがあります。一番の対策は「住む家を変えてみること」ですが、転居したばかりとなると、そう簡単な話ではありません。そこで、今回の「プロがアドバイス!今やっておきたいハウスクリーニング指南」では、お掃除の観点から、今すぐにできるシックハウス症候群対策についてご紹介します。

3つの対策で症状を軽減!

1.化学物質対策

一番の原因とされる化学物質は、放っておいてもなくなることはありません。最近の住宅は気密性が高まっているため、揮発した化学物質の濃度は自然に高まっていってしまいます。そこで対策として有効なのが、こまめな換気です。定期的な換気を心がけることで化学物質の濃度をある程度下げることができます。

換気のコツは、空気の入口と出口をつくってあげること。部屋(住宅)の中に風の流れをつくり、効率的に化学物質が外へ出て行くようにしましょう。

●ベイクアウト法

化学物質の放出は永遠に続くわけではなく、月日の経過とともに少しずつ減っていきます。その放出をあえて一時的に強め、まとめて外へ追い出してしまおうという方法が「ベイクアウト法」です。部屋を密閉した状態で暖房器具やエアコンなどを使い、室温を上昇させることで、建材や家具などに含まれる化学物質の揮発を促進させます。そして、換気をすることで一度に化学物質を外に出してしまうというわけです。

2.ダニ対策

布団や衣類、カーペットやソファなど、人が生活をする場所のほとんどで生息しているのがダニです。布団に関しては、週に1回程度の天日干しが効果的。布団内の湿気を飛ばして繁殖を抑えたり、ダニを死滅させたりする効果があります。ただし、干しただけでは、死滅したダニが大量に残ってしまうため、干したあとは必ず掃除機で吸い取るようにしましょう。ソファや畳なども、入念に掃除機をかけるようにしましょう。

とはいえ掃除機によってはフィルターの目が粗く、吸い取ったダニを排気と一緒にそのまま排出してしまうものもあります。「HEPAフィルター(※1)」「ULPAフィルター(※2)」を使用した高性能フィルターの掃除機を使うのがオススメですが、心配な場合は、十分に換気ができる環境で掃除を行いましょう。

また、フローリングにもダニの餌となるホコリや皮脂汚れがあります。フローリングの管理はモップによるお掃除が簡単かつ効果的。サニクリーンではホコリなどの汚れを舞い上げず、つかんで離さない加工(ダストコントロール加工)を施したモップをレンタルしています。ぜひご活用ください。
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また、「アレルギーや湿疹の原因……ダニを撃退せよ!」では、さらに効果的なダニ退治法を詳しくご紹介していますので、併せてチェックしてみてください。

※1……0.3マイクロメートル以上の粒子の99.97%以上をキャッチするフィルター

※2……0.15マイクロメートル以上の粒子の99.9995%以上をキャッチする、より高性能なフィルター

3.カビ対策

カビの対策においては、除去することよりも繁殖しない環境づくりが先決です。カビは、ホコリなどの汚れがあり、温度5~45℃、湿度75%以上の環境を好みます。こうしたカビの“大好物”な環境にならないよう、以下の2点を心がけましょう。

十分な換気 換気をこまめに行い、室内の湿度が過度に上昇しないようにしましょう。浴室はとくにカビが発生しやすい場所ですので、徹底した換気が必要です。リビングなどにおいては、除湿機を使うのも有効でしょう。
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エアコン清掃 エアコン内部にカビが発生すると、運転と同時に風に乗って部屋中に拡散してしまいます。イヤなニオイの原因にもなりますので、エアコンフィルターは、2週間に1度程度掃除し、エアコン内部にカビ発生の要因となる汚れを蓄積させないようにしましょう。
また、エアコンを使用すると内部には水滴が発生しています。使用後はこの水滴を乾燥させるために送付運転を1~2時間程度行うとカビ予防に繋がります。
なお、エアコン内部のカビ汚れは利用者ご自身で取り除くことは困難です。1~2年に1度はプロに分解洗浄を依頼するとよいでしょう。
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新生活を快適に過ごすためにも、シックハウス症候群の症状で悩んでいる方、不安な方は上記3点の対策を試されてはいかかでしょうか。お掃除に関する疑問はぜひサニクリーンにお尋ねください。

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