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新年を気持ちよく迎えるための大掃除【ガスコンロ編】

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2017/12/18

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ガスコンロの頑固な汚れを一掃しよう!

前回の記事では、大掃除でもキッチンの水回り掃除についてご紹介しました。キッチンといえば、もうひとつやっかいなのがガスコンロの掃除。五徳などに蓄積した油汚れが固まってしまうと、落とすのがかなり大変になります。キレイにできずにあきらめてしまったという方も多いのではないでしょうか。そこで、今回の「プロがアドバイス!今やっておきたいハウスクリーニング指南」では、大掃除のコツ「ガスコンロ編」をお届け。頑固な汚れを落とすテクニックをご紹介します。

ガスコンロを箇所別に徹底清掃!

1.ガスコンロ全体

まずはガスコンロの天板など本体部分の掃除。たくさんの油や調味料などが飛び散って、一般的な台所用中性洗剤とスポンジでこすってもなかなか落とせない汚れになっていることもあります。今回はそんなときのために2つの方法をご紹介します。

【重曹を活用した湿布法】
五徳や受け皿などをそのままにし、天板全体に重曹を薄く撒きます。その上にキッチンペーパーを隙間なく敷いたら、スプレーで水をかけていきます。キッチンペーパーで湿布をするようなイメージでしっかり密着するくらい水をかけましょう。このとき重曹の上に敷くのは、あらかじめ濡らしたキッチンペーパーでもOKです。そのまま30分~1時間放置したら、キッチンペーパーごと汚れを拭き取っていきましょう。最後に、雑巾などで残った重曹をキレイに拭き取れば完了です。

【アルミホイルを活用】
コンロにこびりついた頑固な汚れにはアルミホイルが有効です。軽く丸めたアルミホイルにクリームクレンザーを適量つけてこするだけで、固くなった汚れも落とすことができます。この方法は通常のガスコンロだけでなく、IHクッキングヒーターにも使用可能。ただし特殊加工をしている場合などで表面を傷付けてしまうこともあるため、使用前に本体に記載された注意書きや取扱説明書などを必ず読んだうえでお試しください。

2.五徳・受け皿

コンロの五徳や受け皿は、かなり頑固な汚れがつきやすい箇所。しっかり汚れを落とすには浸け置き洗いがオススメです。バケツや大きめの洗い桶に45℃程度のお湯を入れ、油汚れ用洗剤(アルカリ洗剤)を指定の割合で希釈します。そこへ取り外した五徳や受け皿を2時間程度浸け置きします。すると、付着した頑固な汚れが取れやすくなりますので、スポンジか歯ブラシでこすれば完了です。最後はよく洗い流し、乾いた布で拭き取ったら、元の場所に装着しましょう。

【重曹で簡単お掃除】
また、コンロの五徳や受け皿の頑固な油汚れは重曹を使って落とすこともできます。大きな鍋に水を張り、重曹を水1Lに対し大さじ1~2入れて、火にかけます。沸騰したら五徳や受け皿を入れて5分程度煮ます。火を止めてそのまま冷やし、手で触れる温度になったら、五徳や受け皿を取り出してスポンジや歯ブラシなどでこすれば完了です。アルミ製の鍋は、重曹で劣化してしまうため、使用は避けましょう。また、重曹を入れるタイミングも沸騰させてから入れるとお湯が溢れる恐れがあるため、必ず水の段階で投入しましょう。

3.魚焼きグリル

ご家庭で魚を焼くたびに掃除に悩まされるのが魚焼きグリル。面倒だからといって放置すれば、ニオイがどんどん充満してしまいます。そこで、簡単なお掃除方法をご紹介します。

【片栗粉で簡単お掃除】
水300mlに片栗粉大さじ5を混ぜた「水溶き片栗粉」を、グリルの受け皿に入れ、あとはいつもどおり調理(加熱)するだけ。焼き終わったあと、しばらく放置すると、水溶き片栗粉が冷えて固まりってグミのような状態になりますので、それをベロンと剥がせば、浮き出た汚れが片栗粉ごと剥がれてしまうというわけです。最後にさっと洗えばピカピカの状態になります。

【短時間でニオイを取る方法】
グリルの大敵はやはり魚のニオイ。これを短時間で取るには、緑茶の葉が有効です。受け皿にお茶の葉をさらさらと撒いて、2~3分加熱するだけで、お茶の香ばしい香りが魚のニオイを消してくれます。お茶の葉は、挽いたコーヒーでも代用可能です。

徹底掃除で気持ちいいキッチンに!

コンロはフランパンや鍋が直接触れる場所ですから、油などの汚れは非常につきやすくなっています。一年間そのままにしていた場合、蓄積する油汚れも相当なもの。汚れたままだと、清潔感に欠けますし、お料理の際のストレスにもつながります。年末の大掃除の機会に、ぜひコンロ周りをスッキリピカピカにして、気持ちよく新年を迎えましょう。

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