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2017.09.14

覆面パトカーってどんなクルマ?

覆面パトカー

パトカーと言えば黒と白のツートンカラーだけではありません。高速道路はもちろん、一般道でも、普通のクルマにしか見えない「覆面パトカー」が走っています。うっかり捕まらないためには、その特徴を知っておきましょう。

色は圧倒的に〇〇〇〇が多い?

私は10年程前まで、自動車評論家の先生方のアシスタントをしていたことがあります。自動車雑誌の撮影で、クルマをロケ現場まで運転するのが仕事でした。よく先生方から「覆面パトカーに捕まったら時間のムダ。ルームミラーで後方を4、前方を6の割合で見ながら運転しなさい」と言われたものです。覆面パトカーはいつどこで後ろに来て、スピードを測っているかが分からないほど、気配を消してスッとやってくるからです。そんなにスピードを出して走っていたわけではありませんが、自動車雑誌に掲載されるようなクルマは、スポーツタイプが多く、どうしてもおまわりさんに目を付けられやすかったからです。

その頃に、覆面パトカーの見分け方を叩き込まれました。スピード違反はもちろん、追い越し車線をずっと走る、車線変更NGの路線でうっかり車線変更してしまうなど、高速道路で交通違反キップを切られる項目はたくさんあります。違反車両の多い路線は当然、覆面パトカーが多く走っているのですが、そのボディの色は、どの都道府県でもシルバー系が圧倒的に多く、次いで黒や白といったモノトーンもいるようです。

車種は〇〇〇、そして乗っているのは……?

車種はほとんどが「セダンタイプ」で、最近ではトヨタならクラウン系やマークX、日産はスカイライン系が多いようです。これらの車種が昔から圧倒的に覆面パトカーに使われることが多いのは、加速力のあるエンジンを搭載しているので、どんな速いスピード違反車でも追いかけられるからでしょう。

そして、運転席と助手席に男性が一人ずつ乗っていたら、ほぼ覆面パトカーと疑って間違いありません。うっかりハイスピードで追い越してしまうと「ウー!」というサイレンを響かせながら追いかけられますので、アクセルを踏むのが大好き! な人は注意が必要ですよ。

あとは、やたらとピカピカで、洗車がカンペキなシルバーのセダンを見たら、まず覆面と疑え! とも言われました。警察車両は毎日のように洗車されているので、汚れた覆面パトカーはあまりいないそうですよ。

もちろん、どの道路でも、交通法規を守って違反をしないのがベストですけどね。

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