SERVICE & INFO.
home

2017.04.12

後席シートベルト、装着していますか?

後部座席の子供

自動車先進国の中でも、圧倒的に「後席シートベルトの着用率」が低い日本。なんとなく「後部座席は安全」と思っている人は、これを読めば明日から後席シートベルトも忘れなくなるはず。

 シートベルトは後席でも義務化されているのに……

平成20年から「全席」においてシートベルトの着用は義務付けられていますが、実際に後席の装着率は上がらないようです。今のところ一般道では罰則規定はなく、高速道路の走行時のみ「1点減点」の罰則のため「高速道路だけ装着していればいいんでしょ~?」という認識が広まってしまったようです。

しかし、警察庁が発表した「交通事故者の座席別の致死率」では、運転席の0.32%に対して、後部座席は0.36%と高い数字が出ています。

なぜかと言えば、運転席と助手席にはエアバッグがあるのに、後席には付いていないクルマが圧倒的に多いからでしょう。後席で衝突時にシートベルトをしていなければ、前の座席に体を強打させるか、車外に飛び出してしまいます。

ドイツは98%なのに、日本の後席ベルト装着率は……?

なんと、日本での後席シートベル装着率は36%と低い数字。なにかにつけて「クルマの最先進国」と言われるドイツでは98%。自動車の技術だけでなく、ドライバーの安全意識の高さも、その理由の一つなのでしょう。ドイツ人から「日本のメーカーが必死に安全なクルマを開発しても、シートベルトの装着率そのものが低くては、交通事故死亡者が減らせるワケがない」と指摘されても仕方ありません。

先日、私もドイツ人から「日本にはまだチャイルドシートを使わない親がいる。自動車メーカーがある国なのに、信じられん」と流暢な日本語で言われたばかり。クルマを作っている国なのに、いざ運転するとなると安全意識が低くなる日本人は、真面目で職人気質なドイツ人にとってはイラっとするのかもしれません。

どんなに運転手のテクニックを信用していても、後席に乗るときにも必ずシートベルトは着用しましょう。どの席に座っていても「絶対に安全」はあり得ないのですから。

SERVICE & INFO.
Copyright © 2015 Sanikleen Corporation all right reserved.

お電話

オートリースのお問い合わせ・資料請求
smp-menu