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ママからママへの恩返しプロジェクト 広島県活動報告 ピースジャム代表 佐藤賢

広島県尾道市の乳幼児にベビーモスリンをお届けしたい!
ということで行ってまいりました尾道市。
しかし赤ちゃんがどこにいてどんなニーズがどのくらいあるかわからないため、現地の情報やニーズを知るために尾道市子育てサロン連絡協議会会長の緒方さんにご協力いただくことになりました。聞けば水の不足から乳幼児のアセモや汗かぶれが増え、特にアトピー性皮膚炎を持つお子様は状態が良くないとのお話。
そこで8月19日に尾道市の赤ちゃんが集う「おのみちキッズフェスタ」が「尾道市民活動センターむかいしまこころ」にて開催されるので、その際に乳幼児に150枚配布したいと話が進み、僕もお手伝いに行きたいと言ったら快く受け入れてくれました!

そしてお忙しい中、会場で暖かく迎えてくださった緒方さん(左から2番目)。
もう初対面でテンガロンハット!心の距離が一気に近づきます(笑)
施設内では未就学児童のみならず小・中学生も一緒に色々なワークショップやアトラクションが用意されていて、小さい子は親子と参加できちゃう楽しいイベント!
所狭しと様々なワークショップが開かれていました。
2階では児童の飛び入りジャムセッション参加OKのピアノ演奏会があったり。

僕たちはとりあえず子ども受けの良いおじさんに変身です。
紹介します。メキシカンバンド「パンチョ・ポンチョ・ピンチョス」です。
はいここでテンガロンハットですね。僕らもこれから初対面の親子にテンガロンハットでベビーモスリンを渡しますが、若干右の人がいつになく気取っています。
ちなみに左は東京から駆けつけてくれた尾道市出身の友人で、真ん中が僕、右は僕と一緒に気仙沼からボランティアで参加した友人です。

会場の案内所で赤ちゃんを見つけたら水などの支援物資と併せてベビーモスリンをスタッフさんと一緒に配布させて頂きました。受け取っていただいた皆さんの笑顔に疲れが吹き飛びます。テンガロンハットもどこかに吹き飛びます。

本フェスは毎年地域の子育て支援施設や団体、ママサークルなどの多数のコミュニティが行政と連携・協働して催すイベントで、毎年地域の大勢の方が楽しみにして来場されるそうです。でも今年は尾道市をも襲った豪雨被害が深刻だったために開催するべきか悩んだそうですが、こんな時だからこそ元気を届けるべく開催するべきだと判断し、多くのスタッフの皆さんや協力者と共に準備されたそうです。その甲斐あって当日は来場者が切れることなく訪れていて会場は満員の大盛会でした!

後日
緒方さんは本イベント以降もベビーモスリンを個別に市内の保育園や幼稚園に配ってくださっています。

今後も小さな力でも長く、遠くにいても身近な支援を続けていきたいと思います。
この度はご協力いただき誠にありがとうございました。

皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。