コラム

2017.07.24

トイレのタンクの水は飲める!?

溜まっているのは「上水」

トイレにとってもお水は欠かせない存在だ。使用するたびに水が流れ、タンクには水が溜まる。そのタンクの水は、実は飲用水等を供給する「上水」からきている水なのだ。だから飲用は可能なのだ。しかし、災害時にその水をそのまま飲むのは良くない。タンク内の状態などによっては、いくら上水とはいえお腹を壊してしまう可能性があるからである。もちろん、災害時で火が使えず水もないような状況ならそれを飲んだほうが良い場合もあるが、そういった状況を除けば、災害時であってもなるべく沸かしてから飲むなどの工夫が必要だ。

ただし、例外あり

トイレのタンクの水は、上水だけとは限らない。「中水」といわれる、雑用や工業用に使われる水道からトイレに水を引いているケースもある。中水は、その用途からもわかるように飲用には適していない。また上水を引いている場合でも、長期間使用していないとタンクの水は衛生的ではなくなる。さらに、タンクに手洗い用の水栓が設置されているトイレにも注意が必要だ。水栓から水が出てすぐに手を洗っている場合などは、タンクの水は衛生的ではないのだ。こうした例外があるので、災害時の備えとして飲用水等の確保はしっかりと行っておく必要がある。

災害時にトイレを流すとき

災害時に断水が起きたときには、とにかく飲用に適したキレイな水をムダにしないことが大切だ。だから、そういった場合にトイレの水を流すときには、飲用水ではなくお風呂の残り湯などをバケツで汲み、使用してほしい。

この方法でトイレを使用するのには少しコツがいるので、それを以下で説明しよう。

1.バケツ1杯分の水(約6~8リットル)を用意する。そしてトイレのふた、便座を上げ、便器ボウルの真ん中に水がかかるように勢い良く水を流し込む。このとき、できればトイレの周りには新聞紙やぞうきんを置いておこう。また、水飛びにも注意しよう。

2.次に3~4リットルほどの水を静かに流し入れる。なお、2~3回に一度、このときに使用するお水を10~12リットルほどの多めの量に調整する。

☆注意点

・使用しているトイレによって必要となるお水の量が変わる場合がある。
・オート洗浄機能等が付いている場合は、あらかじめオート機能をオフにしてほしい。
・タンクに水を入れると、上手く便器を洗浄できなかったり詰まりの原因になったりするので避けよう。

このように、この方法でトイレを使用するにはたくさんの水が必要となる。断水が続く期間によってはお風呂の残り湯だけでは水が不足する可能性もあるので、ミネラルウォーターの確保以外にも、水道水の汲み置きをされることをオススメする。汲み置きした水道水の保存期間の目安は、冷暗所で3日程度、冷蔵庫なら10日程度だ。ただそれを過ぎても沸かせば飲用可能で、上記のような用途で使用すれば問題ない。

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