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コラム
2021.07.13
テレワークで疲れる原因は部屋にあり?成果を出すための環境づくり

全世界で感染が広がった新型コロナウイルスは、私たちの生活スタイルを大きく変えました。
働き方も新型コロナウイルスの影響を大きく受けたものの一つで、日本でもさまざまな企業がテレワークを導入し始めました。
テレワークとは、ICT*を活用することで時間や場所の制約を受けない柔軟な働き方のことです。これまでオフィスで働いていた会社員の方は、自宅で仕事をする機会が増えたことでしょう。
そして実際にテレワークをした人たちからは、オフィスとの環境の違いから「会社より疲れる」、「生産性が上がらない」などの声が挙がるようになってきました。
今回はテレワークにおけるさまざまな課題と対策をご紹介します。
*ICTとは「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略で、パソコンやインターネットなどを活用した産業やサービス、コミュニケーションなどの総称です。
「テレワーク疲れ」が増えている
会社の指示で始まったテレワーク。朝から満員の通勤電車に乗る必要もなく、疲労やストレスから解放される!そんな期待を抱いた方も多いことでしょう。
しかし実際にテレワークが始まると、「テレワーク疲れ」という言葉が生まれるほど、疲労や負担を感じる人が出てきました。
武田コンシューマーヘルスケア株式会社が実施した調査では、テレワークで「精神的な疲れ」「身体的な疲れ」のいずれか、もしくはその両方を感じると回答した人は、合計で74.2%にものぼりました。
精神的な疲れは、時間管理の難しさからワークライフバランスを崩したり、同僚とのコミュニケーション不足や生活リズムの変化からストレスを感じたりといった要因が考えられます。
一方、身体的な疲れは、ダイニングテーブルでの作業など、仕事に適さない環境が筋肉疲労をもたらしたり、通勤がないことによる運動不足でより疲れやすくなったりするといった点が挙げられます。
いずれも疲労が蓄積すると健康に悪影響を及ぼすため、今後もテレワークを続ける方は適切な対策が必要です。
今回はテレワークでの疲れを軽減し、成果を出すための仕事環境や自己管理術をご紹介します。
テレワークでも快適な「仕事部屋」を用意しよう
本来、自宅はプライベートでリラックスする空間であり、仕事とは相容れないため、リビングなどで仕事をするとどうも集中できない、生産性が上がらないというのは当然ともいえます。
プライベートな空間との切り分けという意味では、仕事用の部屋を用意するのがベストですが、これは現実的に難しい方も多いでしょう。
そこでまずは、リビングなどでも実践できる仕事部屋の作り方を見ていきましょう。
専用のデスクや椅子を用意する
ダイニングテーブルやソファなど、自宅にある家具は仕事やデスクワークに適したものではないため、余裕があれば仕事専用のものを用意しましょう。
デスクは仕事に必要なものを置いた上で、ストレスなく仕事ができるようなスペースを確保して効率をアップさせましょう。
また、椅子は長時間座っても疲れず、高さが調整できるものが良いです。椅子に座ると膝が床と直角になり、かかとが床につく高さが無理のない姿勢といわれています。さらにアームレストがあるとより疲労軽減が図れます。
視界に誘惑するものを置かない
自宅はオフィスとは違い、テレビや漫画、ゲームなど、誘惑するものがたくさんあります。
仕事を妨げるものやプライベートなものは、仕事スペースからは見えない場所において、視界に入らないようにしましょう。
特にスマートフォンは手元にあるとついつい触ってしまう人も多いようです。誘惑に負けそうな人は電源を切ったり、鍵のかかる場所に置いたりしましょう。
色々なものが目に入って気になる方には、デスクを壁に向かって配置することをおすすめします。余計なものが視界に入らず、仕事に集中しやすくなります。
テレワークにおける自己管理術
これまでご紹介した作業環境の充実とあわせて取り入れたいのが、生産性を上げるための自己管理術です。
オフィスでは明確な始業・終業時間や昼休みなどがありますが、テレワークでは曖昧になるため、長時間労働で疲れがちになります。
日本労働組合総連合会がテレワーカーへ行った調査では、「仕事とプライベートの時間の区別がつかなくなること」があった人が71.2%、「出勤時の勤務よりも長時間労働になる」と答えた人が51.5%もいました。
テレワークでは集中力と生産性を上げ、限られた時間の中で成果を出すことがこれまで以上に重要と考えられます。
時間を区切る
はじめに時間の管理についてご紹介します。
人間の集中力が持続する時間は諸説ありますが、およそ45~90分程度が限界といわれています。
個人によって差があると思いますので、自分が集中力を持続できる時間を把握して、タイマーをかけて仕事をすることをおすすめします。
集中して仕事をした後はしっかりと休憩を取りましょう。椅子から立ち上がってストレッチをするなど、軽く体を動かすと、デスクワークで固まった筋肉がほぐれて疲れが取れやすくなります。
オンオフを切り替える
続いて、気持ちの管理についてご紹介します。
テレワークでは会社に出勤するどころか外に出る必要もないため、極端な話、パジャマ姿のままでも仕事ができてしまいます。
通勤していたころは仕事着に着替えたり、電車に乗ったりするなかで仕事モードへのスイッチが入るものですが、テレワークではそのスイッチを自分で入れる必要があります。
おすすめは、朝起きたらまず着替えてしまうことです。例えば、出勤する必要がなくてもスーツを着ることでスイッチが入るのであれば、着てもよいでしょう。
また、通勤がないからといってついつい遅い時間まで寝てしまう人は、通勤時と同じ時間に起床して、通勤時間に充てていた時間でウォーキングするのがおすすめです。
ウォーキングすることで体も目覚めて、スッキリとした気分で仕事をスタートできるでしょう。
その他、通勤時はコーヒーなどの飲み物を買ってデスクに向かう人も多かったのではないでしょうか。自宅でも同じように、朝はおいしいコーヒーを一杯入れて、仕事開始への雰囲気づくりをしましょう。
定期的な水分補給をする
テレワークでの集中力・生産性アップと、疲労軽減のために取り入れたいのがこまめな水分補給です。
人間の体の60%は水分でできており、その水分は体温調節などを通して常に消費されています。そして体重の2%程度の水分を失うと、疲労感や頭痛、集中力の欠如などが現れて、目に見えてパフォーマンスが低下してしまいます。
これを防ぐには、こまめな水分補給が欠かせません。休憩時にはコップ1杯の水を飲み、仕事で消費した体内の水分を補給してください。
もし仕事をしていて、どうも疲れるし集中できないといった場合、水分をしっかり補給できているか確認してみましょう。
ルーティン化する
自己管理術のまとめとして、ここまででご紹介した取り組みを日々のルーティンとして1日の中に取り入れましょう。
習慣化することでオンオフの切り替えも容易になり、生活にもリズムができてテレワークの疲労軽減が期待できます。
おうち時間を充実させる
最後に、テレワークによって増えたおうち時間を有意義に過ごして、メンタル面の充実を図りましょう。
オフィス通勤時と比べると自由に使える時間が増えた方が多いでしょう。勉強など自己研鑽に充てるもよし、家族とゆっくり過ごすもよし。
多くの方が期せずして始めたテレワークですが、ポジティブに捉えて是非充実した時間を過ごしましょう。
充実したテレワークにはウォーターサーバーがおすすめ
ここまでテレワークで成果を出すための仕事環境や自己管理術を中心に見てきました。
最後に仕事とプライベートの両面からテレワークライフを充実させるアイテムとして、ウォーターサーバーをおすすめします。
熱いお湯と冷たい水がすぐ使えるウォーターサーバーは、コーヒーやお茶を簡単に淹れることができ、テレワークでの集中力・生産性アップと疲労軽減のためのこまめな水分補給にも役立ちます。
そのほかにも、赤ちゃんのミルクを作ったり、料理用の水として使ったりと、幅広い活用が可能です。
実際に新型コロナウイルスの感染拡大を機にウォーターサーバーを導入された人たちは、外出不要による感染防止、おうち時間の充実、災害用の備蓄としてのメリットなどを挙げています。
まだまだ新型コロナウイルスの感染収束が見込めない中、テレワーク・おうち時間の充実に向けてウォーターサーバーの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
<参考文献>
・鈴木宏明「水のはてなQ&A55」桐書房
・武田コンシューマーヘルスケア株式会社「働く男女267人に聞いた『リモートワーク疲れ』の現状」
https://takeda-kenko.jp/tokushu/tsukare_remotework/
・日本労働組合総連合会「テレワークに関する調査2020」
https://www.jtuc-rengo.or.jp/info/chousa/data/20200630.pdf
・ティムスドライブ「『新型コロナウイルスとウォーターサーバー』に関するアンケート」
https://www.dims.ne.jp/timelyresearch/2020/201029/