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コラム
2015.08.10
「整水器」と「浄水器」の違い、分かりますか?
呼び方が違うだけじゃない?
「浄水器」と「整水器」。ただ呼び方が異なるだけではない。どちらも、「水道水から雑菌を除去する」という共通する部分はあるが、整水器の場合はそれ以上の特徴を持っている。
整水器は浄水器と違い、陰極側では「アルカリイオン水」、陽極側では「酸性水」をつくり出すという二重構造になっている。そして、このようにつくられたアルカリイオン水は飲料用、酸性水は食器洗いというように利用される。
また、このアルカリイオン水は健康へと働きかけが期待されており、そのような水をつくり出すことができるという点では、浄水器にはない付加価値がある製品といえるだろう。
実は整水器は「家庭用医療機器」
実は整水器は、薬事法により「家庭用医療機器」に分類されている。整水器でつくられるアルカリイオン水には、胃もたれや消化不良などの症状を改善する効果が期待できるとされているため、飲まれる人も多い。ただ、乳幼児の場合は胃腸機能が成長途中にあるので、アルカリイオン水を与えないほうがよい。このような特徴がある整水器は、浄水器と比較すると価格が高くなる傾向にある。さらに「導入コストが高い分、ランニングコストはかからない」ということもなく、浄水器と同様、定期的なカートリッジ交換が必要になる。
次の時代が注目する活水器とは?
浄水器、整水器は知っているという人でも、「活水器」についてはまだ知らない人も多いだろう。活水器は、浄水器、整水器と同様に水道水をキレイにしてくれるものだが、最大の特徴は「水道水そのものに活力を与える」という点だ。「水道水に活力?」と、イメージしにくいものがあるかもしれないが、湧水の構造と同じようなものが活水器の内部につくられ、何らかのエネルギーにより、水道水を構造変化させて「活きた水」へと変化させる。このことから、水の口当たりがよりまろやかになり、味もおいしくなるそうだ。