HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)とは、食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようする衛生管理の手法です。
この手法は 国連の国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の合同機関である食品規格 (コーデックス) 委員会から発表され、各国にその採用を推奨している国際的に認められたものです。
PRP(=Prerequisite Programs=一般的衛生管理プログラム)とは、HACCPシステムを効果的に機能させるための前提となる食品取扱施設の衛生管理プログラムのことです。前提条件プログラムとも言われており、基本的には14項目で構成されています。
食品の安全性を確保する上で必ず実施しなければならない基本的な事項であり、加えて、食中毒の原因の多くは一般的衛生管理の実施不備であることから、食品の安全性を確保するためには、施設設備、機械器具等の衛生管理、食品取扱者の健康や衛生の管理等の一般的衛生管理を着実に実施することが不可欠であるとされています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/)
他人からすれば小さな理由でも、
ちょっとしたことで消費者は「二度と行かない」と決めてしまうことも多いのです。
そしてそれは、ちょっとしたことで防げる場合もたくさんあります。