コラム

2016.07.20

水筒の歴史を紐解く

水筒が並んでいる写真

命を支えるためになくてはならない物

人間にとってなくてはならないお水。それを携帯するための容器は、太古の昔から存在してきた。今日でも、水筒には「軽さ」「持ち運びやすさ」などが重視されているが、それは昔も変わらない。現代型の水筒が登場する以前は、水筒の素材として「皮革」や「ひょうたん」「竹」などが使われていた。ただ、これらの素材により作られた水筒は、今日でも実用品として使われることがあるようだ。

皮革・ひょうたん・竹、それぞれの背景

水筒の素材としての歴史も持つ皮革。この皮革を製品化するにあたって必要となる「なめし技術」は、紀元前3000年ごろにはすでに存在していたといわれている。なめしとは、動物の「皮」を草木の汁や煙を使い、防腐性・柔軟性の高い「革」へ加工することだ。とりわけ中国や欧州においては、古来より皮革の加工技術が発達し、水筒の素材としても重宝されていたという。また、ひょうたんはその特徴的なフォルムが受け、水筒の素材としてもよく用いられていた。ひょうたんの原産地とされているのは熱帯アフリカで、日本には縄文時代前期にひょうたんが伝わってきたとされている。そして、東アジアにおいては、竹を素材として活用した水筒が人気だった。ちなみに、この竹筒が現代型の水筒の原型となった。

快適な暮らしのための水筒へ

古来の水筒は、命を支えるためにはなくてはならない存在だった。しかし、時代が進むにつれ、水筒はより快適な暮らしのためのアイテムへと変化していった。昭和30年代になると、高度経済成長の影響もあり各家庭で「魔法瓶」の普及が顕著になった。そして、30年代後半には保温効果を備えた携帯用の水筒が登場した。さらに、昨今の水筒の素材としておなじみであるステンレス製の魔法瓶が、昭和50年代に登場した。その後、保温だけでなく保冷も可能になった水筒が当たり前のものとなり、形状も細長いものや短めのもの、さらにはスープやおかゆを入れておくために適した形状のものなどが登場し、水筒の多様化が顕著になっている。マイボトル文化もすっかり定着した今、水筒は今後どのように変化していくのだろうか。

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