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コラム
2016.05.26
お水を汚さないようにすることの大切さ
地球の中でめぐりめぐるお水
私たちは普段の暮らしにおいて、食事をつくるときやお風呂に入るとき、歯を磨くときなど、さまざまな場面でお水を使う。そうやって使われたお水は下水へと流れ、水再生センターへと向かう。そこで処理されたお水は川から海へと帰っていき、やがて雲や雨に変化していく。その雨は川へと流れ、川のお水は浄水場へとやってくる。浄水場で処理されたお水が、私たちが普段使う水道水なのだ。こうやって考えてみると、「私たちが普段使っているお水は地球の中をめぐりめぐっているのだな」と感じられるはずだ。
水源をキレイに保つために
これからも水資源を大切に使っていくためには、水源をキレイに保っていくという意識を持つことが重要だ。私たちが下水へと流しているお水、つまり生活排水は、その水源を汚す原因のひとつだ。そのため、何も考えずに下水に流すのではなく、以下の様な工夫を日頃から取り入れてみてはいかがだろうか。例えば、「作りすぎに注意して食べる分だけ食事をつくるようにすること」や「食事を残さず食べること」も水を大切にする工夫として有効だ。もし、一杯分の味噌汁を下水に流すと、それを処理するために2リットルのペットボトル380本分のお水が必要といわれている。たった一杯の味噌汁をキレイにするのにさえ、それほどまでに多くの水が使われているなんて、思いもしなかったのではないだろうか。
特に注意したい台所排水
生活排水の中でも、とりわけ水源を汚す原因になるのが「台所排水」だ。そんな台所排水による負担を少なくさせるためには、以下の様な方法も有効になる。
・調理中に出た野菜くずや食べ残しなどは排水口のゴミ受けで回収し、なるべくそのまま下水に流さないようにする。
・食器用洗剤(合成洗剤)をたくさん使ってしまいそうな汚れの付いた食器などを洗うときには、事前にいらなくなった新聞紙などで汚れを拭きとってから洗うようにする。
・合成洗剤はなるべく少なめに使うことを心掛ける。また、お水だけで汚れが落とせるようなエコ商品の使用も有効。
こうした工夫をすべて実行するのはなかなか難しいかもしれないが、比較的実行しやすいものもあるはずだ。自分ができると思うことからどんどんと始めよう。