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コラム
2016.07.12
水に浮きやすい人と浮きにくい人

人体がお水に浮かぶ理由
プールの授業などで、お水に浮かぶ練習をした経験がある人も多いのではないだろうか。そんなとき、「どうして人間の体はお水に浮かぶのだろう?」と不思議に思ったひともいただろう。そうやって物が水に浮かぶのには、重さが関係している。お水の重さよりも重い物なら、その物は沈み、逆にお水の重さよりも軽い物ならお水に浮かぶ。
しかし、人間の体の場合、お水よりも少し重いため、水中で何もしないでいるとそのまま水中に沈んでしまう。しかし、お水の重さとの差があまりないため、手足を動かして浮力を得たり、空気を思い切り吸い込み肺の中に空気をたっぷりと入れたりすることで、お水に浮かぶことができる。
赤ちゃんはじっとしていても浮かぶ
赤ちゃんと大人の身体では、いろいろな違いがある。体の「脂肪」もそのひとつ。赤ちゃんの場合は、大人よりも脂肪が多くお水の重さよりも少しだけ軽くなるので、何もしていなくてもお水の上に浮かぶことができる。ただそうはいっても、ベビースイミングでは安全のために腕浮き輪(アームリング)が必須だったり、親御さんが赤ちゃんを抱っこしてプールに入ったりしているので、赤ちゃん特有の浮力を目にする機会はなかなかないかもしれない。
体脂肪率が少ないと水に浮かない?
「よく体脂肪率が少ない人はお水に浮かない」といわれることがある。実際、体脂肪率が5%前後などと極端に低く、なおかつ体操選手やボディービルダーのように筋肉量が多ければ、手足を使ったり肺に空気をたくさん入れたりしても、「お水に浮きにくい」ということがあるようだ。ただ、そういった人でも泳ぐことで浮力を得られるため泳ぐことができるのだ。ちなみに水泳選手の平均体脂肪率は、男子選手で約8~12%、女子選手で約10~16%といわれています。男子選手の場合は意外と体脂肪率が低めな印象だが、陸上選手の場合、トップクラスともなれば体脂肪率が10%を切ることがほとんどなため、それと比べるとやはり水泳選手はアスリートとしてはやや体脂肪が多めといえそうだ。