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コラム
2017.10.23
ゾウが水浴びをする理由

鼻を使って器用に水浴び
水を器用に使う動物と聞いて、まず「ゾウ」を思い浮かべる方も多いかもしれない。陸上で生活する哺乳類で最大の動物であるゾウは、特徴である長い鼻を使って水浴びをする。ではなぜ、ゾウは水浴びをするのだろうか。
その理由としては「火照った体を冷やすため」「皮膚の乾燥を防ぐため」などが挙げられる。そしてゾウは水浴びを終えた後、今度は体に泥や砂をかけるのだ。
なぜ、そのような行動に出るのだろうか。
泥浴び・砂浴びで泥パック!?
ゾウが水浴びを終えた後、泥や砂を体にかける行動には実は「殺虫効果」があるといわれている。泥浴び・砂浴びによってダニや寄生虫を防ぐことが可能だそうだ。それだけではなく、この泥浴び・砂浴びには「泥パック」のような効果もあるといわれている。ゾウの肌はとてもキメが粗いので、もしかしたら泥パックによってお肌のお手入れをがんばっているのかもしれない(笑)
そして泥と砂を使ったお手入れが終わった後、再びゾウは水浴びをして体に付いた泥や砂を洗い流していくのだ。
ゾウが1日に飲む水の量
ゾウの体はとても大きいため、1日に飲む水の量も相当なものだ。なんと1日あたりおよそ100リットルの水を飲むといわれている。そのたくさんの水を口に運ぶのも、もちろんゾウの鼻。ゾウは首が短いため、立った状態で足元の水を口で飲むことはできない。だからこそ、ゾウにとって鼻はとても大切な器官なのだ。
動物園での人気者でもあるゾウ。今度動物園に足を運んだ際には、ゾウの行動を注意深く見てみてはいかがだろうか。