コラム

2016.01.12

ポタポタ水漏れで水道料金が高騰！？効果的な対策とは

蛇口からポタポタと水漏れ、水道料金はどうなる？

水道の蛇口をしっかり閉めているにも関わらず、ポタッポタッと水が落ちてくることがあるだろう。その水音自体も少し気になるものだが、それ以上に気になるのが「水道料金への影響」だ。
1回あたりに流れる水はほんのわずかだが、それがずっと続いていると考えると、水道料金に影響があるかもしれないと心配するのも無理はない。昔の水道メーターであれば、あまり感度がよくなかったということから、そのような状況で出た水に関しては料金としてカウントされなかったようだが、近年の水道メーターに関しては感度が向上しているため、水道の蛇口から漏れ出る水も料金にカウントされるのがほとんどといわれている。1秒間に1滴の水漏れで、月に200円程度かかるといわれている。1年間で約2,400円かかると考えると放っておけない。なので、もし水道の蛇口に不具合が出たら、「今度でいいや」と後回しにせずに早めに修理することが大切だ。

水漏れのパターンもいろいろ

水道の蛇口から水漏れが起こっていると一口にいっても、そのパターンにはいくつか種類がある。ただ単に蛇口の閉めが十分でないことが原因で水漏れが起きている場合は、しっかりと蛇口を閉めれば水漏れが解消されるので、修理の必要はない。
一方で、しっかりと蛇口を締めているにも関わらず水が止まらないケースもあれば、蛇口の周りから水が染み出るようにして水漏れが起きるケースもある。さらには蛇口以外の箇所から水漏れが起きることもある。家中にはたくさんの蛇口があるので、一度にいくつもの蛇口で水漏れが起きるという可能性もある。一つの蛇口で水漏れを発見したら、他の蛇口も確認しよう。

蛇口を強く閉めすぎていない？

「水漏れしないように」と蛇口をきちんと閉めることは大切だが、必要以上に強く蛇口を閉めすぎると、それが蛇口の破損や水漏れの原因になることがある。
また、蛇口のタイプによっては、水を止める場合にハンドルを下に押すか、あるいは上に上げるかなどすることもある。比較的新しい水回りであれば、このようなタイプの蛇口のほうが多いかもしれない。そのような場合も、ハンドルを強く押しすぎないようにすることが大切になる。もし水漏れが起きれば修理が必要だが、その頻度をできるだけ少なくしていくためにも、蛇口の使い方を見直してみる必要があるのではないだろうか。