浴槽のエプロンの中はカビが生えやすいって本当?
長い間放っておくとカビが大繁殖することがあります。
浴槽の側面を「エプロン」といい、エプロン内にはホースなどが格納されていていますが、この中は湿りやすくカビが生えがちです。長年放置すると、カビが大繁殖することもあるので常に浴室の換気を心がけましょう。
インフォメーションプラス
浴室乾燥を怠ったエプロンの中は?
Aさん宅でエプロンの中を拝見させていただきました。
マンションに住んでいるAさん宅の浴室には窓がなく、入浴後もドアを開けているだけで浴室の乾燥機はほとんど使っていませんでした。
この写真は、マンション購入後5年目にしてはじめてエプロンを開けたときの写真です。あまりのカビの多さにびっくりしたAさんでした。

カビだらけ。浴槽内に立てかけているのはエプロンの内側

左スミのアップ。壁、床、浴槽の外側に満遍なくカビがついている

右スミのアップ。こちらもカビだらけ
早速、プロにお掃除を依頼して徹底的にきれいにしてもらったAさん。その後は浴室乾燥機をしっかり使って乾燥に努めているようです。

清掃後。カビをしっかり除去

まっ黒だったスミのカビもピカピカに

これぞプロの仕事
個人でのお掃除はあまりおすすめしない

目に見えない胞子が舞っている(イメージ)
エプロンを開けると浴室全体へ胞子が放たれる危険性があります。
カビもキノコと同じく胞子を放って繁殖をくり返していくことから、お掃除の後には壁や天井に“ついているであろう胞子”を拭き取る必要があります。
たいていのプロのお掃除屋さんは、浴室(およびエプロン)のお掃除をした後は、壁や天井などをしっかり拭き取ってくれるので心配はないのですが、ご自分でお掃除をされる場合は拭き取りを欠かさないよに注意しましょう。