浴室だけじゃない!カビが気になる&カビ臭い場所を総チェック!
カビは浴室ばかりに生えるわけじゃない
カビ取り剤のCMでは、決まって浴室のお掃除シーンが出てきますよね。
このようなシーンを毎回みていると、何だか「やっかいなカビのほとんどは浴室に生えるもの」みたいな錯覚に陥ってしまうのは私だけでしょうか?
う~ん、どうにも気になる…。もしかしたら、浴室以外にも、皆さんがカビやカビ臭いニオイに困っている場所があるのでないか…。
そこで、浴室よりもカビが生えてやっかいな場所は他にないものかと、アンケート調査をしてみることにしました。
9割以上が「浴室よりもカビがやっかいな場所がある」と回答
20~60歳代の女性751名を対象に、「浴室よりもカビがやっかいな場所はありますか?」という質問をしたところ、9割を超える700名以上が“ある”と回答しました。
錯覚に陥っていた私の目を覚ますには十分すぎる数字です。
そこで、アンケートで得られた浴室よりも厄介な場所を、ランキング形式で具体的にご紹介します(複数回答)。
第1位「部屋の窓のゴムパッキン」の対策方法
回答数382(30.3%)
カビは、ジメジメした梅雨に生えるイメージがありますが、最近は冬場でも注意が必要です。
冬場は、屋外と室内の寒暖差に加え、乾燥対策に加湿器を利用することで、窓が結露しやすくなります。
結露を放っておくと、ゴムパッキンにカビが生えてしまうので、部屋を換気して結露をできにくくしたり、結露取り用のスクレーパーやタオルで結露を拭き取りましょう。
残念ながら既にゴムパッキンにできてしまったカビは、カビ取り剤で取り除きましょう。パッキンの奥まで入り込んだカビを落とすには、ジェルタイプのカビ取り剤を長時間密着させると良いです。
プロ仕様!しっかり密着してカビを落とす
サニクリーンのかびとりジェルはプロ仕様のカビ取りパワーが自慢です。
ジェルタイプなので乾燥に強く、カビとり成分が長時間密着し浸透するので、目地や素材の奥に入り込んだカビをしっかり除去できます。
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第2位「カーテン」の対策方法
回答数149(11.8%)
部屋の中の「巨大な布」であるカーテンは、たくさんの湿気やホコリを溜め込みます。
また、冬場には窓の結露に触れて濡れることもあり、カビが繁殖するために必要な湿気(水気)とエサ(ホコリ)を豊富に溜め込んでいる場所といえます。
特に、レースのカーテンには点々としたカビが生えやすいので、こまめに洗濯をしたり、冬場には窓の結露がつかないように気をつけましょう。
でもカーテンの洗濯は面倒…そんなあなたにも、洗濯機で簡単にできるカーテンの洗濯方法をご紹介しています。是非参考にしてください。
<参考記事>
ホントに簡単なカーテンの洗い方
https://www.sanikleen.co.jp/kajiraku/blog/1858
第3位「部屋の壁(壁紙)」の対策方法
回答数124(9.8%)
通気性が悪く、湿気がある場所の壁は要注意です。
壁の素材によっては、カビが出来てしまうと取り除くのが難しくなってしまいます。家具が置いてあって通気性の悪い場所は、カビ臭いニオイがする前に掃除の際に家具を動かすなど、定期的に空気を通しましょう。
第4位「ふとん・ベッド」の対策方法
回答数96(7.6%)
ふとんやマットレスをフローリングに直接敷くと、通気性が悪くなってカビが生えることがあります。
我が家では、通気性をよくするため、ふとんの下に“すのこ”を敷いています。
その他、ふとん乾燥機を使うのも手です。ふとん乾燥機は50℃以上の高温で乾燥も出来るものも多く、カビが嫌う「乾燥」と「高温(40℃以上)」の両方の環境を作り出せるため、おすすめです。
第5位「トイレ」の対策方法
回答数84(6.7%)
便器・壁・床・タンクの中と、カビが大好きな湿気やホコリ(エサ)が豊富にあるのがトイレです。
換気とマメなお掃除が、カビ対策には大切です。
特にカビが発生しがちなタンクの中のお掃除方法と、日常の尿汚れのお掃除方法を家事ネタでも紹介しています。是非参考にしてお掃除してみてください。
<参考記事>
トイレ(便器)の黒ずみ・カビの原因はタンクに!トイレタンクの掃除方法教えます。
https://www.sanikleen.co.jp/kajiraku/blog/1058
トイレの温水洗浄便座と便器の尿汚れをお掃除する方法
https://www.sanikleen.co.jp/kajiraku/blog/1060
第6位「下駄箱」の対策方法
回答数79(6.3%)
ここも、カビが大好きな湿気が溜まりがちな場所ですよね。
気が付いた時に、こまめに下駄箱を開けて新鮮な空気を通すようにしましょう。
ちなみに、脱いだばかりの靴の中は汗で湿っているので、脱いですぐに下駄箱に入れるとイヤな臭いの原因になるので、乾燥を心がけましょう。
家事ネタで靴、げた箱のニオイ対策も紹介しています。是非ご覧ください。
<参考記事>
どうして「げた箱」は臭くなるの?
https://www.sanikleen.co.jp/kajiraku/blog/2437
第7位「押入れ・クローゼット」の対策方法
回答数72(5.7%)
押入れやクローゼットを普段から閉め切っていると、風の流ればなくなって湿気が溜まり、カビが生えやすくなってしまいます。
我が家では、風を押入れに取り込むため、来客がないときには、頻繁に扉を開けっ放しにしています。
梅雨時期に限らず、加湿器を使う冬場にも心がけたいですね。
クローゼットもそうですが、もし大切にしているお洋服にカビがついてしまったら…目も当てられませんよね。そうならないためにも、簡単にできるカビ対策をご紹介しています。
<参考記事>
クローゼットや押入れにカビを生やさない対策をおしえて
https://www.sanikleen.co.jp/kajiraku/blog/2729
第8位「エアコン」の対策方法
回答数65(5.2%)
冷房運転時にできたエアコン内部の結露やホコリが原因でカビが生えます。
使用後は、「送風運転」でエアコン内部の結露を乾かしたり、エアコン内部に入るホコリを最小限に抑えるために、フィルターをマメにお掃除しましょう。
久々にエアコンをつけた時、変なニオイがする、かび臭い…そんな時は残念ながらエアコン内部にハウスダストやカビが付着している状態です。
エアコン内部をお掃除するためのスプレーも市販されていますが、奥の汚れまで届かなかったり、洗い流しができないため残った洗剤やホコリが、サビや目詰まりの原因となったりします。
故障のリスクもあるため、内部の清掃はプロに頼むのが良いでしょう。
プロによるエアコンクリーニングでカビを除去!
サニクリーンのエアコンクリーニングでは、プロによる分解洗浄で内部にたまったカビやホコリを徹底的に取り除きます。
清掃にはプロ仕様の洗剤と高圧洗浄機を使用するため、市販のクリーナーでは届かない内部の汚れまでしっかりと落とします。
アレルギー源を取り除いてイヤなニオイも除去するとともに、低下した冷暖房効率も取り戻せるため、電気代のカットにもつながります。
使い始めてから、一度も内部を清掃したことがない…そんなエアコンがあれば、是非一度エアコンクリーニングをお試しください。
自分では難しいエアコン清掃はプロにお任せ!サニクリーンのエアコンクリーニングはこちら
第9位「部屋の天井」の対策方法
回答数43(3.4%)
特に、洗面所の天井にできるカビにお悩みの方が多いようです。
入浴後、洗面所はしっかり換気をしましょう。
第10位「畳」の対策方法
回答数31(2.5%)
畳(い草)は湿気をよく吸うので、その分カビが生えやすくなります。
こちらも基本的な対策ですが、湿気対策に換気を行うのと、こまめに掃除機をかけてカビの栄養になるハウスダストなどの汚れを取り除きましょう。
カビが生える場所の共通点は「よほど注意しないと見逃してしまう場所」
こうして、ランキングで「やっかいな場所」をチェックしてみると、その共通点は「よほど注意しないと、カビの存在に気づかないような場所」であることがわかります。
これは、比較的目に入りやすいところに生える浴室のカビとは違うところだと思います。
何か変なニオイがする、どうもカビ臭い・・・恐る恐る見てみると、既にカビが出来ている、そんなことも多いかもしれません。
見えやすい分、浴室の方が「やっかいではない」のかもしれませんね。
キッチン関連の回答は全体の5%
10位までにランキングはされませんでしたが、キッチンまわりのカビに頭を悩ませている方も多いようです(全体の5%)。
カビは健康被害に直結するので、正しい知識と対策を身につけておく必要がありそうですね。
<調査内容>
【調査期間】
2017年12月25日~2018年1月8日
【調査方法】
モニプラ「サニクリーンファンサイト会員」に対するインターネット調査
【サンプル人数】
751人(20~60歳代の女性が対象)
※2018年3月25日初版
※2018年10月30日本文改訂
※2020年12月21日本文改訂