家事のネタ帳

【簡単】衣替えの収納のコツをすべて紹介|時期、たたみ方など

【簡単】衣替えの収納のコツをすべて紹介|時期、たたみ方など

衣替えの収納のコツは、まず服を「着る」「着ない」「保留」に分けて見直すことです。そのうえで、種類ごとにたたんで立ててケースに収納すれば、見やすく取り出しやすい状態になります。厚手の衣類は筒状に丸めると、シワや型崩れの予防にもつながります。また、収納ケースにはラベルを貼り、内容がすぐにわかるよう工夫しましょう。ちなみに、詰め込みすぎは湿気やカビの原因になるため、ゆとりを持たせ「防虫剤」や「除湿剤」も併用します。

今回のコラムでは、衣替え時の収納を快適に行うコツを紹介します。服の分類やたたみ方、防虫・除湿対策、収納ケースの選び方まで、実用的なポイントを紹介します。

衣替えとは?

衣替えとは、季節に合わせてクローゼットやタンスの中の服を入れ替える作業のことです。寒くなってきたら夏服をしまって、代わりに冬服を出すといった具合です。この入れ替えをすることで、季節に応じた服が取り出しやすくなります。

衣替えの目的と効果

衣替えの目的は「今、着る服」をスムーズに取り出せるようにすることです。

そのためには、「着ない服(オフシーズンの服)」をしまい、「よく着る服(シーズンの服)」を取り出してクローゼットに収納します。このひと手間によって、毎朝の身支度が効率的になります。

さらに、着ない服をしまうことでクローゼットなどに空間が生まれるため風通しが良くなります。これにより、衣類の劣化やカビの発生を防ぐ効果も期待できます。

衣替えの時期(タイミング)を図るコツ

カレンダーの写真

衣替えには「いつ行わなければならない」という決まりはありません。

住んでいる地域の気温や家族のライフスタイルなどにあわせて柔軟に行いましょう。また、「最近、長袖が増えてきた」「昼間は汗ばむようになった」といった、季節の変化に気づいたときも衣替えのサインのひとつになります。

ここでは、一般的に衣替えのタイミングとして知られている目安を紹介します。

季節を衣替えの目安にする

一般的に、春物は3月~4月、秋・冬物は10月頃が衣替えのタイミングといわれています。ただし、温暖化などにより、その年によって気温に差があるので、カレンダーだけでなく実際の体感も参考にしましょう。

気温を衣替えの目安にする

衣替えの目安として「気温」を基準にする方法があります。例えば、最高気温が15℃を下回ると「冬服への衣替え」、25℃を超えると「夏服への衣替え」といった具合です。

ライフスタイルを衣替えの目安にする

スーツや制服を着る人がご家族にいる場合は、通勤や通学スタイルの変化にあわせて衣替えをするのもおすすめです。例えば、「子どもが保育園で半袖になった」「通勤でアウターが必要なくなった」など毎日の生活の中から衣替えのタイミングを図りましょう。

衣替えは「天気の良い日」を選んで行いましょう

先ほどお話しした通り、衣替えにはさまざまなタイミングがありますが、衣替えをするならできるだけ「カラッとした晴れの日」を選びましょう。

晴天の写真

着なくなった服を衣装ケースなどに収納する前には、洗濯やクリーニングで洋服をきれいな状態にしておく必要があります。湿度の高い日は洗濯物が乾きにくく、しっかり乾かないまま収納してしまうと、臭いやカビの原因になることもあります。これを防ぐためには、カラッと晴れた日に干して収納するのがベストです。

また、天気の良い日には、クローゼット内の衣類を一時的に取り出し、扉を開けて風通しを良くしておくと、湿気が逃げてカビの発生を防ぐ効果が期待できます。

クローゼットのドアが開いている写真

衣替えの手順

衣替えは以下の手順で行うと効率的にできます。ただし、衣替えは「考えて行う作業」であるため、お休みの日など時間に余裕があるときに行いましょう。

【手順1】しまう服(シーズンオフ)を部屋に広げる

例えば、冬服から夏服に替える場合は、まずクローゼットやタンスに収納している冬服(シーズンオフの服)をすべて部屋に出し、この後に「分類」します。

【手順2】シーズンオフの服を分類する

衣替えは服を見直すタイミングでもあります。

毎年、何となく衣類を入れ替えてしまいがちですが、「着る服」と「着ない服」をしっかり分けることで、収納スペースを有効に使うことができます。

1.着る服

今シーズン来ていた服は、来シーズンも着る可能性が高いです。そのような服は「着る服」として収納しましょう。

2.着ない服

2年(シーズン)着ていない服があれば「着ない服」に分類しましょう。服に傷みが少ないようであれば、リサイクルショップやフリマなどの利用も検討しましょう。

3.保留する服

本来、着ない服に分類をするべきなのに処分を迷う服があります。そのような服は一応しまっておき、来シーズンになって着ないようなら処分しましょう。「保留ボックス」を作って迷ったらこの箱の中に入れておきましょう。

服を段ボールに入れている写真

【手順3】シーズンオフの服を洗濯する

次に大切なのは「しまう前に服をきれいにすること」です。

汗や皮脂汚れが残ったまま収納してしまうと、黄ばみや虫食い、カビの原因になります。自宅で洗えるものは洗濯機でしっかり洗います。素材に合わせた洗い方を選びましょう。ただし、ウールやシルクなどデリケートな服はクリーニングに出す方が安心です。

また、しっかり乾かさないと臭いやカビの原因になってしまうので、しっかり乾かしてから収納しましょう。

服の「洗濯表示」については、「5人に1人しかわからない 新洗濯表示」をご覧ください。

【手順4】今、着る服(シーズンの服)を取り出しやすい場所に収納する

オフシーズンの服を洗濯している間に、「今、着る服」を取り出し、クローゼットやタンスなどに普段着として収納しましょう。

クローゼットの写真

この際、前回「保留ボックス」に入れた服はあえて取り出さず、そのままにしておきましょう。シーズンを終えて衣替えをする際に、まったく着ていなかったら、箱の中の服は処分しましょう。

【手順5】しまう前には服の「ほつれ」などを直す

洋服をしまうときには、「ほつれ」や「ボタン取れ」などがないか確認しましょう。小さな手直しを先に済ませておくことで、次の季節に気持ち良く着ることができます。

ボタン付けをしている写真

【手順6】収納ケースに「防虫剤」を入れる

衣替えで衣装ケースなどに服をしまうときは、「防虫剤」や「除湿剤」を一緒に入れましょう。虫や湿気から衣類を守ってくれます。

虫よけを置いている写真

衣類をしまう場所を決めるコツ

オフシーズンの服は、普段使わない場所にまとめてしまうのが基本です。例えば、「ベッドの下」「クローゼットの上段」「押し入れの奥」などが候補になります。

また、服の種類によっては、ケースに入れずにハンガーに吊るしておきましょう。シワになりやすいスーツやシャツ、スカートなど形を保ちたい衣類は吊るしてクローゼットの奥の方にしまっておきましょう。

「衣装ケース」収納のコツ

服を種類で分類する

服をしまう前に種類ごとにしっかり分けておきましょう。例えば「ニット」「トップス」「アウター」など、大まかにでも分類することで次の衣替えのときに「どこに何があるか」がすぐにわかるようになります。さらに、家族ごとに分けておくのもおすすめです。

畳んだ服の写真

ラベルや仕切りでわかりやくする

ケースの外側には、中に何が入っているかを明記したラベルを貼っておきましょう。

「子ども・春夏」「大人・冬」など、ひと目で内容がわかるようにしておくと探す手間が省けます。また、ケースの中はブックスタンドや仕切り板などを使って区切ると、服が倒れたり混ざったりせず探しやすい状態がキープできます。

衣装ケースにしまう際の「たたみ方」のコツ

服のたたみ方ひとつで、収納効率はアップします。例えば、Tシャツや薄手のセーターは「四角にたたんで立てて収納」すると、スペースを有効に使え、どこに何があるかひと目でわかりやすくなります。

畳んで立てて収納している写真

一方で、厚手のセーターやパーカーなどは「筒状に丸めて収納」すると、シワや型崩れを防げます。さらに、かさばる衣類には「圧縮袋」も効果的です。

収納ケースには衣類を詰め込みすぎない

衣装ケースに服を詰め込みすぎると、通気性が悪くなって湿気がこもりやすくなり、臭いやカビの原因になってしまうことがあります。また、服のシワや型崩れの原因にもなります。少し空間を残すように余裕をもって収納しましょう。

「除湿剤」や「防虫剤」を置く

収納ケースの中には「除湿剤」や「防虫剤」を置きましょう。置く際には、しまった衣類の一番上に置くのが重要なコツです。成分が上から下に行きわたります。

虫よけを置いている写真

普段着を収納するコツ

「今、着る服(=普段着る服)」の収納は、取り出しやすさが大切です。

そこで、クローゼットやタンスに収納する際のコツを紹介します。

普段着は「ゴールデンゾーン」を意識する

「よく着る服は手が届きやすい場所」に収納するのが、使いやすさの基本です。

立ったときに胸から腰の高さにあるゾーンを「ゴールデンゾーン」といいます。クローゼットやタンスに収納する際は、ゴールデンゾーンを意識して収納すると服選びが楽になります。逆に、オフシーズンの服はクローゼットの上段や奥、タンスの下の方に収納しましょう。

使用頻度で服の配置を変える

「週に何度も着る服」と「お出かけでたまにしか着ない服」の場所を分けましょう。

そこで、よく着る服を手前に、たまに着る服を奥に収納します。服の位置を変えるだけで服を選ぶストレスは大幅に減るものです。

パイプ・ハンガーの写真

衣替えで服をしまうスペースがないときの解決方法

季節ごとに入れ替える衣類が多かったり、家族が増えて収納に限界を感じている方も多いのではないでしょうか。

ここでは、スペースを有効に使う工夫から、便利な外部サービスまで、衣替え時に服をスッキリしまう解決策をいくつか紹介します。

「持ちすぎていないか」見直す

「いつか着るかも」「高かったからもったいない」、そんな理由で何年も着ていない服をクローゼットにしまい込んでいませんか?

先ほどもお話した通り、衣替えは洋服を見直す絶好のタイミングです。特に、以下のような服は、思い切って手放すことを検討しましょう。

1.2年(シーズン)以上着ていない服

2.サイズが合わなくなった服

3.傷みやシミが目立つ服

衣類を手放す場合は、リサイクルや寄付、フリマアプリなども活用しましょう。

服を段ボールに詰めている写真

クローゼットのデッドスペースを活用する

収納が足りないと感じるときは、クローゼットの「デッドスペース」を見直しましょう。

1.ハンガーの高さを調整して下の空間を有効活用

丈を揃えて掛けることで、足元に収納ケースを置けるスペースが生まれます。

2.扉裏や側面にフックやポケット収納を設置

ベルトやストール、小物類の収納にぴったりです。

3.上段の棚には取っ手付きボックスを使用

オフシーズンの帽子やバッグも取り出しやすく整理できます。

限られたスペースでも、工夫次第で収納力をぐっと高めることができます。

クローゼットの写真

圧縮袋を使う

先ほどもお話しした通り、ニットやダウンなどの厚手の衣類は、圧縮袋に入れることで体積を大幅に減らせます。特に、来シーズンまで着ない服は空気を抜いて薄くしておくと場所をとりません。

ただし、素材によっては圧縮によって傷む場合があるため、長期間保存する際は衣類の種類に応じて使用しましょう。

クローゼット以外の収納を見直す

クローゼットだけに頼らず、家の中にある「ちょっとした空間」を活用するのもおすすめです。

1.ベッド下に収納

季節の衣類や寝具をしまうのに便利です。引き出し式なら出し入れも簡単です。

2.ソファ下や階段下に収納

意外と盲点になりがちなスペースです。一度、確認してみましょう。

ベッドの下に収納がある写真

服をレンタルする

新しい服を買うたびに収納が圧迫されてしまうという悩みを抱えている方には、洋服のレンタルサービスもおすすめです。

特に、以下の方にはおすすめです。

1.一時的にオフィス用の服が必要な方

2.セレモニーやイベント用の服を一時的に使いたい方

3.トレンドを取り入れたいけれど、収納が気になる方

「トランクルーム」を活用する

「もうこれ以上しまう場所がない」という場合には、外部のトランクルームを活用するのもひとつです。最近では、屋内型・宅配型などさまざまな種類があり、季節外の服を一時的に預けることで収納にゆとりが生まれます。

特に、おすすめなのが宅配型トランクルーム。自宅にいながら箱に詰めて送るだけで、プロが保管してくれます。利用料金も手頃なものも多く、忙しい方でも気軽に利用できます。

「収納ケース」選び方のコツ

収納ケースは、置き場所やしまうアイテムに合わせて選ぶことで見た目も使い勝手も大きく変わります。

そこで、ここでは「収納ケースの選び方」について、いくつかポイントを紹介します。

まずは収納場所をしっかり測る

収納ケース選びの第一歩は、「しまう場所を正しく測ること」です。

クローゼットや押入れのような収納スペースは、一見余裕がありそうでも、奥行きや高さ、扉の開き方によって実際に使えるスペースは限られている場合があります。収納ケースを選ぶ際は、以下を確認しておきましょう。

1.高さ、幅、奥行を正確に測る

2.扉や棚板、段差がじゃまにならないか確認する

3.ぎっちり詰めるのではなく、少し余裕を持ったサイズを選ぶ

寸法を測っている写真

ピッタリ収まるサイズもスッキリ見えて良いですが、季節ごとに中身を入れ替えることを考えると、出し入れしやすい“ちょっと余裕のあるサイズ”が扱いやすくておすすめです。

使う頻度に合わせたケースを選ぶ

収納ケースは、入れる衣類の「使用頻度」によって選び方を変えると、日々の出し入れがぐっとラクになります。

1.よく着る服には「引き出し」タイプ

普段からよく使う服は、引き出しタイプの収納ケースにしまうと便利です。重ねて使えるケースなら、縦のスペースを有効活用できるので、クローゼットの下段や空いているスペースにぴったり収まります。

カラーボックスの写真

2.シーズンオフの服には「フタ付き&軽量」タイプ

オフシーズンの服は、フタ付きのボックス型収納や布製のソフトケースにまとめましょう。

布製ケースは軽くて持ち運びしやすく、クローゼットの上段や押入れの天袋など高い場所に収納しやすく便利です。一方、キャスター付きのプラスチックボックスは、クローゼットの奥にしまってもサッと引き出せて便利です。

密閉ケースの写真

衣類以外の衣替え(寝具や靴など)

衣替えというと、クローゼットの中の服を入れ替えることばかりを考えがちですが、それだけでは不十分なこともあります。

季節に応じて入れ替えた方が快適になるアイテムが、衣類以外にもたくさんあります。例えば、普段使っている寝具や靴、帽子、バッグ、カーテン、ラグマットなどです。

寝具の衣替え

季節の変化を一番肌で感じるのは、実は夜の寝具かもしれません。

暑さ寒さに応じて布団や毛布を見直すことで、快適な睡眠環境を整えることができます。収納する際は、必ず天日干しをするか洗濯できれいにしてからしまいましょう。収納袋には防虫剤や乾燥剤を入れておくと安心です。

布団を干している写真

靴の衣替え

ブーツやサンダルなど、季節に合わせた靴の入れ替えも衣替えのひとつです。靴箱に季節外の靴を入れたままにしていると、湿気やニオイがこもりやすくなります。オフシーズンや普段使わない靴は、靴箱の上段や玄関収納の奥などにまとめて保管するのがおすすめです。

帽子やバッグなどの衣替え

帽子やバッグなどの小物も、衣類と同じようにシーズンオフのものはしまっておきましょう。帽子でいえば「麦わら帽子」をしまい「ニット帽」を出す、といった具合です。

カーテン・ラグ・クッションカバーの衣替え

部屋の印象をガラッと変えてくれるのが、カーテンやラグ、クッションカバーなどです。夏は涼しげなリネンや麻、冬はあたたかみのあるコーデュロイやボアなど、素材で印象を変えて楽しむことができます。

ソファーの写真

また、ホコリや湿気がたまりやすいのがカーテンやラグです。衣替えの際はしっかり洗ってからしまいましょう。

インテリアの衣替え

例えば、冬に飾っていたツリーやクリスマスのオーナメント、夏の涼感ディスプレイなど、部屋の季節を演出するインテリアや雑貨も衣替えの対象になります。

衣替え時に「クローゼット」の掃除をする

衣替えにあわせてクローゼットの掃除をしましょう。普段、掃除する機会が少ない場所なので、しっかりきれいにしましょう。

【手順1】中身をすべて出す

まずはクローゼットの中身を全部出しましょう。服はもちろん、バッグや小物、ハンガーもすべて外に出して「空の状態」にします。

【手順2】ホコリをしっかり取り除く

空っぽになったクローゼットは、まずホコリを取り除くことから始めます。天井や壁、棚などは「ハンディモップ」でホコリを取り除きます。床は掃除機を使い、パイプ部分は乾いた布で拭き取りましょう。

ハンディモップで棚を拭いている写真

 

パイプを拭いている写真

 

掃除機で掃除している写真

【手順3】拭き掃除&乾燥

ホコリを取ったら、水拭き→乾拭きの順で拭きあげましょう。除菌効果のある中性洗剤やアルコールスプレーを使うのもおすすめです。また、拭いた後は、30分以上扉を開けたままにし、風通しを良くして乾かしましょう。

床を拭いている写真

【手順4】除湿剤」「防虫剤」を置く

掃除後は、クローゼット内を清潔に保つために、「除湿剤」「防虫剤」を置きます。壁や天井のカビ対策に「防カビスプレー」も検討してください。

※商品の使用用途を守って利用してください。

乾燥剤の画像

虫よけを掛けている写真

掃除しやすいクローゼットを保つ工夫

できるだけ、普段からクローゼットを掃除するようにしましょう。その場合は、床に物を直接置かない、収納ケースは引き出し式やキャスター付きを選ぶなど、掃除がしやすくなるような工夫をしましょう。

まとめ|衣替えは「入れ替え」+「見直し」がコツ

衣替えは単に服を入れ替えるだけでなく、クローゼット全体や暮らしの環境を整える「住まいのリセット」でもあります。

気温やライフスタイルの変化に合わせて「今使う(シーズンの)服」をすぐに取り出せるようにすることが衣替えの大きな目的です。そのために、「着ない(オフシーズンの)服」はしっかり洗ってから、防虫・防湿対策をして収納しましょう。

また、衣類だけでなく寝具や靴、小物・インテリア類なども一緒に入れ替えることで、住まい全体が季節にフィットした心地よい空間になります。

リビングの写真

Q&A「衣替え時の収納のコツについて」

Q.衣替えのタイミングはいつがベストですか?

A.明確な決まりはありませんが、気温が15℃を下回ると冬服へ、25℃を超えると夏服へ替える目安になります。季節の変化やライフスタイルも参考にしましょう。

Q.衣替えの収納で最初にするべきことは何ですか?

A.服を「着る」「着ない」「保留」に分類することです。不要な服は手放し、必要な服だけを残すことで収納効率がアップします。

Q.服のたたみ方で収納におすすめの方法は?

A.Tシャツや薄手の服は四角にたたんで立てて収納すると見やすく取り出しやすくなります。厚手の服は筒状に丸めるとシワ予防になります。

Q.衣装ケースに服を詰めすぎるのはなぜNG?

A.通気性が悪くなり、湿気やカビ、シワ、型崩れの原因になります。少し余裕を持たせて収納しましょう。

Q.収納ケースに名前ラベルを使うメリットは何ですか?

A.ケースに中身のラベルを貼ることで、ひと目で内容がわかり、探す手間が省け衣替えがスムーズになります。

Q.クローゼット掃除のタイミングは?

A.衣替えの際に行うのがおすすめです。中身をすべて出して、ホコリ取り、水拭き、乾拭き、防虫・除湿対策まで行いましょう。

Q.寝具や靴の衣替えは必要ですか?

A.はい。布団や靴も季節ごとに見直すことで、快適な暮らしにつながります。しまう前にはしっかり洗って乾燥させましょう。

Q.収納スペースが足りないときの対策は?

A.ベッド下や階段下などの空間活用、圧縮袋やレンタルサービス、トランクルームの利用などが有効です。

Q.使用頻度に応じた収納の工夫はありますか?

A.普段着は胸から腰の「ゴールデンゾーン」に、たまに着る服は奥や上段に収納するのがポイントです。

<参考文献>

政府広報オンライン「衣替えの季節です。あなたは正しく洗濯していますか?」

https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201812/2.html

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会「お手入れ情報」

https://www.zenkuren.or.jp/user/keeping

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【簡単】衣替えの収納のコツをすべて紹介|時期、たたみ方など

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この記事の監修者

藤原千秋

藤原千秋

「家のなか」の事をテーマにウェブ、雑誌、書籍、新聞等で執筆。大手住宅メーカー営業職を経て
2001年よりAllAboutガイド。きほんから新発想まで 家事ずかん750』(朝日新聞出版)等、著監
修書多数。2020年より東京中日新聞にてコラム『住箱のスミ』連載中。2018年よりTBSラジオ『ジ
ェーン・スー 生活は踊る』水曜月1レギュラー出演中。
AllAbout 家事・掃除・子育て
https://allabout.co.jp/gm/gp/31/
Yahoo!ニュース個人
https://news.yahoo.co.jp/byline/fujiwarachiaki
文春オンライン
https://bunshun.jp/list/author/61444eb47765619d04010000
集英社LEEweb
https://lee.hpplus.jp/column/series/souji/

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