衣装ケースの洋服にダニや臭いをつけない保管方法
洋服は、洗濯・乾燥をしっかり済ませてから衣装ケースに入れて保管しましょう。衣類に汗や皮脂汚れが残ったまま保管すると、細菌が繁殖して変色したり、臭くなったりすることがあります。
準備するもの
- 衣装ケース(プラスチック製)
- 除湿剤(衣類用)
手順
衣類はすべて洗濯します。種類によってはクリーニングサービスに出しましょう。
自宅で洗濯したものは天日干しでしっかり乾かします。
衣装ケースの一番下に除湿剤を置き、その上から衣類を置いていきます。湿気は空気より重いので、除湿剤は衣類の下に置いた方が効果的です。
ポイント
衣類を乾かすときは、天日干しでできるだけ短時間で乾かすようにしましょう。
天日干しできない場合は「浴室乾燥機」などを利用して短時間で乾かします。乾燥に時間がかかる部屋干しは衣類に嫌な臭いが残ってしまう場合があるので部屋干しは避けましょう。
特にウールやカシミアは湿気を多く取り込むので、衣装ケースにしまう前にはしっかり乾燥させましょう。湿ったままだと細菌が繁殖して臭いの原因になることがあります。
布製の衣装ケースはダニがつきやすいのでプラスチック製のケースを使いましょう。
またダニは乾燥を嫌うので、なるべく衣装ケースは低い場所よりも天袋などの高い場所に置きましょう。低いほど湿気が溜まりがちなので注意しましょう。
収納ケースに衣類を詰め込むと乾燥しにくくなります。ケースの8割程度の収納を心がけましょう。
防虫・除湿には天然ハーブ配合のものがおすすめ
衣装ケースに衣類を入れる際は、除湿とあわせて防虫対策も行いましょう。
サニクリーンの天然ハーブ衣類の防虫剤は、防虫成分に天然植物成分のユーカリオイルとハッカオイルを配合しており、ハーブの香りが衣類を害虫から守ります(防虫剤として特許第4625567登録済)。
また、シリカゲルの効果で除湿・防カビの働きもあるため、これ一つで防虫と除湿の両方が行えます。
1回で6か月効果が持続するため、春と秋の衣替えでのご利用がおすすめです。
インフォメーションプラス
衣類の黄ばみが心配な方はクリーニングサービスに出そう
衣類に汚れ(細菌)が残っていると黄ばむことがあります。自宅でしっかり洗濯をしたつもりでいても、衣装ケースから取りだした衣類が黄ばんでいるのは、単純に汚れを落とし切れていないからです。
ワイシャツやブラウスなどの白い衣類や、洗濯表示で「ドライ洗濯」がすすめられている衣類は、自宅で洗うよりも格段に黄ばみリスクが減るクリーニングサービスをおすすめします。
※2017年4月10日初版
※2021年7月10日改訂