いつやるか? 掃除。(今? 今じゃない?)
「元気」のメーターが目に見えるなら。
真性ズボラな私は、いつも出力30%くらいで生活しています。
「いざ」というときにギリギリ上げて、まあ95%くらい。でもこれは私の中では、三人目の娘(4,200gでした!)を産んだときのパワーでしたから、普段は「行っても65%くらいかなあ」……という感じ。
家事にも、もちろん掃除にも、そんなにはパワー、かけたくないんです。
でも30%のパワーで、30%の掃除だと、ちょっとうまくありませんね。なんとかしてもう少しレバレッジをかけたくなりませんか? 私はなります。
汚れのあんばいを知り、道具を吟味する。これ、とても大事。
加えて、掃除をする時間やタイミングをはかり、そのメリットを最大限享受しちゃいましょう。30%のパワーでも60%の掃除ができたら、すごくオトクだと思いませんか?
【いつ掃除する? 朝】
朝。しかも、家族が起きてくる前のタイミングで掃除するのが一番効率的なのが、「リビング」や「玄関周り」。
皆が起きている間、舞い上がったホコリが夜の間に床に落ち、拭い取るのに最適な状態になっています。
せっかく落ちたホコリでも、また家族が動き回れば舞い上がって空気に紛れてしまいますから、できるだけその前に取り去りたいもの。
掃除の動きで舞い上げても仕方がないので、この場合の掃除には「掃除機」や「ホウキ」は使わず、濡れ雑巾、ウェットシート、化学モップなどを使うのがベストです。
【いつ掃除する? 雨の日】
なんとなくだるくて、「今日は掃除、休み」にしたい雨の日。でもそれが乾燥がちな冬だったり、逆に大雨だったり、ずっと霧雨だったりする場合、願っても無いチャンスだったりするのです。
たとえば冬であれば、雨の日にしたいのはリビングや、子ども部屋や、寝室の「換気」です。え、湿気った空気が入ってきちゃうなんて、ダメじゃない? という方。今日の今日も、「加湿器」で、毎日せっせとお部屋の空気を湿気させていたのは、どなたですか?(笑)
雨の日の外気は、新鮮かつ天然の湿気に満ちています。カビやホコリが漂っているお部屋の空気よりも、うんと清浄です。
寒くない季節で、大雨の日には、強風で怪我をしないように気をつけて、ベランダの床やポーチのタイルをブラシでゴシゴシしちゃいましょう。水を使って流すまでもなく、じゃんじゃん雨水で汚れが濯がれてしまいます。掃除後に自分をあたたかいシャワーで迎える楽しみもありますね。
それから霧雨の日にやりたいのは、窓掃除。ガラス窓の掃除は雨天や雨上がり、それから夜に行うのに向いています。掃除後、すぐに乾いてしまわない状態で行うのが、ガラスを綺麗に仕上げるポイントなのです。ですから、くれぐれも快晴の、空気の乾燥した日には窓掃除をしないで下さいね。頑張っても頑張っても、筋が目立つ! なんてことになりかねませんので。