玄関の靴箱「タテ長収納」の中をスッキリ整理する方法
これが我が家の「タテ長収納」。
まったく整理をしていないのでモノであふれている。
上の方には、スリッパやレインコート、それに靴箱にありがちなアイテムがいっぱい。
さらには、お姉ちゃんの“おさがり”でのちのち妹が履くことになるであろう靴がビニール袋に詰め込まれている。
つぎに下。
傘立てには大量の傘。
傘立てのまわりにはビニール袋が積まれている。
中身は外遊び用のおもちゃ。
上と同様、こちらも、ただただ詰め込んでいるだけの状態。
そこで、まずは収納に入っているものを全部出すことにした。
いるものと、いらないもの、仕分けることにしよう。
まずは傘を仕分け。
家族4人。この数は多すぎ。
原因はほとんど私。
昔から傘は持ち歩くものではなく、雨が降ったら買うものという場当たり的な対応が問題。
なので、家の傘は増えるばかり。
しかも中には、破れていたり壊れているものもある。
「お客さんに貸す傘にしよう」
なんて思っていると野放図に傘は増えていく。
仕分けよう。
左が使う傘。右が捨てる傘。
妻と、小学校、幼稚園に通う子どもがふたりの4人家族。
これで十分。
でも、傘を捨てるだけでは根本的に問題は解決されない。
その都度、傘を買う“場当たり対応”が問題。
そこで、折りたたみ傘をカバンの中に入れて持ち歩くことにした。
しかも、ちょっと高級な傘。
奮発して4,000円。
私にとってはもったない高級傘。
なんでも、人は良いモノを持つと大切に扱うようになるらしい。
これで傘を買わなくなれば、収納を圧迫することがなくなる。
しかも長い目で見ると経済的。
そしてエコ。
しばらく試してみよう。
傘がものすごく少なくなった。
おかげで、傘立てがスカスカになった。
ということで、傘立ては撤去しよう。
きっと、ほかに傘のかしこい収納方法があるはず。
この家に引っ越してきてすぐに買った傘立て。
いざ、いらないとなると寂しい。
でも、普段はまったく気にもしていない。
撤去しよう。
そしてこれが我が家のスリッパ。
その数10足以上。
親戚や友達がたくさん遊びに来てほしいと、引越し当時買ったもの。
おかげさまで、いままでたくさんの人に遊びにきてもらった。
でも、こんなには使わない。
半分捨てよう。
そして、靴箱に網戸ブラシ。
でも、使ったことがない。
ていうか、なんであるんだろう?
靴箱には、靴磨きなど“靴関連アイテム”以外のアイテムもしまわれがちだ。
こういった出自不明のアイテムもそこそこある。
仕分けしよう。
そして、子どもたちの外遊びアイテム
これは捨てずに整理したい。
いままでは、ビニール袋に入れっぱなしで、どんなおもちゃがあるのかもわからなかった。
子どもたちが取りやすいように収納しよう。
そんなこんなで、靴箱を観察するうちに、トビラの裏側と棚の間に“すき間”を発見した。
当たり前だが、トビラがしまっている間、この約15センチのスペース(赤い点線ワク)はまったく使われていない。
そこで、ここに傘を収納することにした。
まずは、トビラの裏側に100円ショップで買った吸盤を2つ取り付ける。
そして、短めのつっぱり棒を渡して傘をかける。
使われないすき間に収めるだけなのでトビラもいつも通りしまる。
ここで傘立てを撤去。
すると、傘立てがあった場所に新たなスペースができた。
新たにできたスペース。
ここには、スリッパとおさがりの靴を収納しよう。
そこで、100円ショップでシューズケースを買ってきた。
そして、靴を入れ収納の一番下に置く。
ジャストサイズ。
つぎに、外遊び用のおもちゃを収納する。
しかし、収納にもともとついている棚(板)の枚数が少ない。
新しく収納棚をつくりたい。
そこで、短めのつっぱり棒を4本、プラスチックケースを2個買ってきて収納棚をつくる。
まずは、さっき置いたシューズケースの上の両側の壁につっぱり棒を2本渡す。
そして、その上にプラスチックケースを置く。
さらに、その上にもつっぱり棒。
そして、もうひとつプラスチックケースを置く。
最後におもちゃをプラスチックケースにしまったら、
整理終了。
傘をトビラ側に収納したので、おもちゃをカンタンに取り出せる。
満足。
さらに、靴磨きなど“靴関連アイテム”などもトビラの裏側と棚の間に収める。
これも傘と同様、トビラの内側に吸盤をつけてカゴを引っかけた。
こちら収納の上の方。
棚が3段も空いた。
そして下の方。
こちらもすっきり。
ちなみに、レインコートはカゴにいれて空いた棚に置いた。
整理に取り組んでから3週間。
試行錯誤の連続だった。
長かった。