家事のネタ帳

<ノロウイルス>子どもが吐く前にやるべき備え

<ノロウイルス>子どもが吐く前にやるべき備え

「ノロ対策セット」を枕元にセット

考え込む男性

 

深夜。

 

幼稚園に通う子どもが、ふとんで吐いた。

 

いまは11月。この季節からするとノロウイルスも疑われる。

 

実は、去年も、おととしも、この時期に吐いた。

 

それ以来、ノロシーズンに入ると「ノロ対策セット」をバケツに入れて枕元に置いている。

 

バケツにセットされた対策セット

 

これがバケツの中身。

 

・100円ショップで買った嘔吐用のバケツ(ビニールをセットしておこう)嘔吐用バケツ

 

・手作りエチケット袋2,3枚
紙袋にビニール袋が入ったエチケット袋

 

・40リットルのゴミ袋、10枚ほど

・大きめのコンビニ袋を数枚

・キッチンペーパー

・新聞紙

・100円ショップのフェイスタオル2,3枚

・100円ショップのバスタオル2,3枚

・遠足用ビニールシート(一人用)2枚

・布テープ

・安全ピン数個

・マスク

・ゴム手袋

 

といったぐあい。

 

備えはカンペキ。

 

「ノロウイルス消毒液」を素早く作る工夫

 

吐いたらまず、奥さんが子どもをふとんに座らせ、落ち着くまで、とにかくバケツに吐かせる。

 

精神的にも子どもが落ち着くまでは、しばらく時間が掛かる。

 

その間、私はキッチンに急ぎ「ノロウイルス消毒液」を作る。

 

消毒液は、嘔吐物で汚れたシーツや枕、パジャマなどを消毒する際の必需品だ。

 

ちなみに、ノロウイルスはアルコールでの消毒はあまり期待できない。

 

消毒液には、塩素系漂白剤などの「次亜塩素酸ナトリウム」が効果的だ。

 

我が家では「キッチンブリーチ」がこれに当たる。

 

キッチンブリーチは、空のペットボトルと一緒に、常にキッチンの下の棚に置いてある。

 

なぜなら、消毒液はキッチンブリーチを水で薄めて作らなければならないからだ。

 

でも…

 

薄め方が思い出せない。

 

以前も作っているのに。

 

どれくらいの水に、キャップ何杯いれるんだっけ?

 

・・・・。

 

が、しかし。

 

ふと、ボトルに目をやるとマジックで大きく「キャップ2杯」「水500ml」と書かれている。

ハイターに「500mlに対してキャップ2杯」と書かれている

 

さらに、空のペットボトルには、500mlの目印がマジックで印がされている。

ペットボトルに500mlの線が引いてある写真

 

さすが、うちの奥さん。

 

私がこうなることを予想していたのね。

 

と、感心しながらも、指示通りに消毒液を作って寝室へ戻る。

 

寝具の処理の仕方

 

その頃、奥さんは子どもをつれて洗面所にいる。

 

嘔吐物で汚れた、手や顔を洗っている。

 

そして、部屋に戻った私は、嘔吐物の処理を始める。

 

まずはマスクとゴム手袋をして、口をあけたごみ袋を傍らにセット。

 

コンビニ袋を手袋代わりにし、シーツ、枕、掛けぶとん、敷ぶとんについた嘔吐物を新聞紙やキッチンペーパーで拭き取ってゴミ袋に捨てる。

 

吐いた規模にもよるが、シーツがすごく汚れたら迷わず捨てる。

 

今回は、ゆすいでキレイになる範囲だったので、まずは嘔吐物を拭き取る。

 

その後、洗面所で次亜塩素酸ナトリウム液の入ったボトルを流しかけ、洗面所でもみ洗いする。

 

もみ洗いした後はしっかりしぼって、外のもの干しにかける。

 

基本的な処理は、枕もパジャマもみんな同じ。

 

捨てるものは捨てる。

 

洗えるものはもみ洗いして消毒する。

 

ちなみに、我が家では嘔吐に備えてシーツの下に水をはじく「おねしょシーツ」を敷いている。

 

シーツの下のおねしょシーツ

 

このおかげで、シーツに吐かれても、ふとんにまで染みることがない。

 

これ、ぜひ試してもらいたい。

 

それと、二次感染を防ぐため、汚れた寝具を洗った「洗面台」を忘れずに消毒する。

 

洗面台のボウルを水で良く洗い流す。

 

次亜塩素酸ナトリウム液をキッチンペーパーなどにつけ、洗面台を拭いて消毒する。

 

そしてゴミ袋はしっかり口を結んでから、もうひとつ大きなゴミ袋に入れて捨てる。

 

2 重袋することで、乾いた嘔吐物が飛散して招く二次感染を防ぐことができる。

次に備える

 

一通り、寝具の処理が終わったら、次の嘔吐に備えて寝具が汚れないように準備をする。

 

はじめに、新しいシーツを敷く。

 

そのとき、顔のあたりに、遠足用のビニールシートを敷いて、動かないように安全ピンでとめた後、さらにその上をタオルで覆う。

 

ビニールシートの上をタオルで覆う

 

次に、枕。

 

枕をコンビニのビニール袋に入れる。

 

枕をビニール袋に入れている

 

布テープで口をして、その上をタオルで巻いて安全ピンでとめる。

 

そして、掛けぶとん。

 

これも、顔が当たる部分をビニールシートで覆って安全ピンでとめる。さらに、その上をバスタオルで覆い安全ピンでとめる。

 

ビニールシートを安全ピンで掛けぶとんにつける

 

これで、備えは万全。

 

そして、2回目の嘔吐がやってくる・・・。

 

 

ということで、今回は皆さんにおすすしたい我が家のノロ対策をお話ししました。

 

それにしても、毎回パンデミックにならないのも、私がパニックにならないのも、すべて奥さんのおかげ。

 

最後に、私が「ほお~」と納得した奥さんの名言をご紹介します。

 

「子どもが小さいうちは、高価な寝具はいらない。だって吐かれたら捨てるから」

 

※キッチンブリーチで消毒をすると色落ちする場合があります

 

※2018年11月16日初版
※2020年11月24日文書改訂

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この記事の監修者

アキラ

アキラ

家族思いのやさしいパパだが、ハマると周りが見えなくなる家事好き。

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