家事のネタ帳

月1回はお掃除!ジョイントマットはダニやカビの棲家になりがち

月1回はお掃除!ジョイントマットはダニやカビの棲家になりがち

ジョイントマットの裏はダニやカビが好む環境

ジョイントマットと子どもの足

小さなお子さんの転倒時のケガ防止や騒音対策として、フローリングの上にジョイントマットを敷いているご家庭もあるかと思います。

最近の100円ショップでは、材質や大きさ、色など様々なタイプのジョイントマットが販売されていて、手軽に購入できるようになりました。

100円ショップのジョイントマット

最近のジョイントマットは材質や色の種類が豊富

ただし、敷きっぱなしにはご注意ください。

ジョイント部分にわずかにある隙間から、ゴミやチリなどの汚れが落ちてフローリングとの間に溜まります。また、ジョイントマットは静電気が起こりやすいため、髪の毛やホコリが引き込まれて、こちらもマットの下に溜まっていきます。

これらの汚れやホコリはダニの大好物なので、敷きっぱなしにしているマットの下は、豊富なダニのエサ場になってしまうのです。

さらに、ジョイントマット自体は吸湿性や通気性が悪いものが多いため、マットの裏とフローリングの間には湿気がこもりやすいです。そうなると、ジョイントマットの裏はカビの棲家にも適した環境にもなります。

ジョイントマットの裏についた髪の毛

静電気でジョイントマットの裏面に髪の毛が付着する

ダニやカビは、およそ温度25~30℃・湿度60%以上になると繁殖が活発になるため、梅雨の時期などは格好の繁殖シーズンとなります。

そして最近では、家庭の暖房器具や加湿器が普及した結果、冬でも活動する条件が整ってきているため、1年を通じてジョイントマットの下をキレイにしておく必要があるといえるでしょう。

月に1回はマットをはがしたお掃除がおすすめ

ジョイントマットに掃除機をかけている写真

ダニやカビの繁殖を防ぐためには、毎日の表面の拭き掃除などとあわせて、定期的にジョイントマットの裏とフローリングのお掃除をしましょう。

ダニ、カビのいずれもアレルギーの原因になるため、特に小さなお子さんのいる家庭では、月に1回はマットをはがしてのお掃除をおすすめします。

お掃除方法は、まずはマットをはがしながら掃除機で裏面のゴミを吸い取った後、フローリングの表面にあるゴミを掃除機で取り除きます。

続いて、マットの裏やフローリングに液体の後やシミなどがある場合、ぞうきんで水拭きをします。水拭きで落ちない汚れは、中性洗剤や重曹を使って拭き掃除をするとキレイに落とすことができます。

また、EVA樹脂という素材でできたジョイントマットは水洗いができるので、浴室でシャワーとボディーソープを使って一気に洗ってしまうのも手です。

水洗いしたマットは、風通しの良い場所で自然乾燥させた後に敷きましょう。

買い替えるのも手?掃除の手間を減らす工夫を

考え事をする女性

ジョイントマットは小さなお子さんがいる家庭ではとても重宝しますが、ダニやカビの繁殖を防ぐためにこまめなメンテナンスも心がけたいアイテムです。

最後に、できるだけお掃除などのメンテナンスを減らす工夫をご紹介します。

まず、ジョイントマットを選ぶ際はできるだけサイズが大きいものを選びましょう。最近はデザインに優れたものもあり、色々目移りしてしまいますが、一度マットをはがしてお掃除をすると、敷く枚数が少ない方が良いと感じるでしょう。

次に、敷く場所を見直すことをおすすめします。マットが余っていると、ついつい敷いてしまいがちですが、ジョイントマットを敷くことがダニやカビの繁殖リスクに繋がります。

本当に今敷いている場所にマットが必要なのか、一度考えてみましょう。

最後に、汚れやヘタリが目立ってきたら交換・買い替えしてしまうというのも手です。敷く場所を見直した際に余ったマットなどがあれば、それを使うと経済的にも良いでしょう。

様々なメリットのあるジョイントマット、こまめな掃除とメンテナンスをして快適に過ごしましょう。

 

 

※2018年11月2日初版
※2021年4月21日改訂

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この記事の監修者

サニクリーン 女性家事ネタ担当ライター

サニクリーン 女性家事ネタ担当ライター

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