インフルやノロのシーズンには、子どもの食べ残しは食べない
ちょっと、誤解されやすいタイトルですね(汗)。
もっと正確にいうと、
あなたに休むことができない大切な用事がせまっているときに、ノロウイルスやインフルエンザなどの「やっかいな感染症」が、世間や自分の子どもの学校で流行していたなら、子どもの食べ残しを食べない方が、感染するリスクが減ると思います。
と、いうこと。
実は、これ、生まれてから昨年まで一度もインフルエンザにかかったことがなかった私の体験に基づいています。
これは、あくまで憶測中の憶測ですけど、原因は「子どもの朝食の食べ残しを食べた」からではないかと。

残されると食べてしまう
朝起きたときは、いつも通り元気だった我が子。
それが、夜になると「頭が痛い」「体が痛い」となった。
まったくもって、インフルエンザの症状である。
翌日、病院に連れて行くと、やはりインフルエンザであった。
幸い、症状が重くならずに本当によかった。
でも、もうひとつの心配が。
「私もインフルエンザにかかったかもしれない」ということ。
調べてみると、インフルエンザの症状が出ていなくても、発症する1日前の人からは感染すらしい。
また、インフルエンザの潜伏期間は1日から3日。
ということは、明日にでも発症する可能性がある。
「あさってから、大切なプレゼンが2つも控えている」
「そうだ、元気なうちに、やれることをやろう」
ということで、子どもが「具合が悪いと」いったその夜から、翌朝までかかって、2つのプレゼン資料を仕上げる。

フルパワーで徹夜
そして朝、この時点で症状が出ていなかったが、うつしてしまう可能性が高いので、念のため、自宅からスカイプで会社の人間とミーティング。
「明日、もしかしたらインフルエンザで休むかもしれない」
と、チームのみんなに事情を話し、細かい打ち合わせと引継ぎを開始。
ミーティングは昼頃に終了。
徹夜をしたので、そのまま夜までぐっすり寝る。
すると、その夜。
出た、熱!
インフルエンザ発症。
そこから5日間は仕事をお休み。
当然、子どもに、熱や咳などの症状が見られれば、食べ残しを食べたりしなかった。
でも、症状がなければ、もったいないので当然食べる。
親だし。
しかし、怖いのが、今回のように症状が出ていなくても、すでに保菌者になっているケース。
つまり、相手が健康に見えても、感染するリスクがあるということ。
そういえば、あのとき、子どもの学校では、学級閉鎖をするクラスがたくさんあった。
そんなことも考えず、ウイルスの飛沫どころか、思いっきりウイルスを口にしてしまうとは。
せめて「大切な用事が迫っているとき」ぐらいは、残り物を食べない方がよいのではないか。

大皿から料理を取るときも、取箸を使った方がよいのではないか
同じことは、ノロウイルスが流行する時期にもいえるのではないか。
とはいえ、家族で、厳格にリスク管理をすることは難しい。
それに、流行するシーズンは長いので、ずっと気をはっているのも疲れる。
そんなことをしていたら、疲れてしまって、家の中に重い空気が漂う。
それは、絶対イヤだ。
そこで、やはり、「せめて、大切な用事が迫っているとき」ぐらいは、残り物は食べないようにしよう。
そういえば、休むことができないといえば、受験生。
くれぐれも、気をつけてね!
<ご注意.1>
この記事は、ライターの実体験と以下の情報をもとに書かれたもので、記事中にある「感染原因」の話などは、それを確定するものではありません。
【参考】
厚生労働省「インフルエンザQ&A」
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
佐賀市「新型インフルエンザについて」
https://www.city.saga.lg.jp/main/2080.html
オムロン「風邪とインフルエンザは、どう違う?」
https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/42.html
<ご注意.2>
当記事は、「ご注意.1」で、参考にした資料に基づき「インフルエンザウイルス保菌者の唾液がついた料理(または食器)を、直接口にしたことで、ウイルスを体内に取り込んで感染した」という見解のもので、食材そのものが原因でインフルエンザウイルスに感染したという内容ではありません。
【参考】
インフルエンザは、食べ物からうつるの? 食品安全委員会
http://www.fsc.go.jp/sonota/kikansi/25gou/25gou_7.pdf