換気口(給気口・排気口)まわりの壁についた黒ずみ汚れの落とし方
マンションなどに多く採用されている24時間換気システムは、壁や天井に取り付けられた「換気口(給気口・排気口)」から、屋外の空気を室内へ取り入れ、室内の空気を屋外へ排出します。
しかし、長い間フィルターの交換やお掃除を怠っていると、換気口周りの壁は、空気といっしょに入ってきた屋外の粉塵や室内の油やホコリで黒ずんでしまいます。このような汚れは、界面活性剤の入った住宅用洗剤で落とします。
準備するもの
- 住宅用洗剤(界面活性剤入り)
- 古歯ブラシ
- ぞうきん
- 新聞紙
手順
(今回は、換気口が天井にある場合のお掃除方法です)
洗剤が垂れても床が汚れないように、換気口の下に新聞紙を敷きます。
換気口のカバーを外します。
フィルターを外します。
古歯ブラシに、住宅用洗剤をつけます。
壁をブラッシングしていきます。洗剤(汚れ)が垂れないように、ブラッシングしたらマメにぞうきんで拭き取っていきます。
換気口のふちなど、換気口自体についている汚れもブラッシングして、ぞうきんで拭き取り、さらにもう1枚のぞうきんを固く水で絞り、水拭きをします。
最後に、壁と換気口全体をキレイに拭き上げてから新しいフィルターを取り付け、カバーを元に戻したら終了です。
ポイント
壁についた黒ずみ汚れの多くは油分を含んだ「酸性」の汚れです。家庭用洗剤や食器用洗剤で、界面活性剤を含んだ「中性」「弱アルカリ性」の洗剤を使うと、汚れが緩んで落としやすくなります。
性質(液性)表示を確認しましょう
サニクリーンの家中お手軽泡スプレーは、名前の通り家中の様々な場所をこれ1本でお掃除できます。
2度拭き不要の中性洗剤でありながら、界面活性剤を含んだ泡状の洗剤が汚れにしっかりと密着します。
除菌剤も配合しているため、お掃除とあわせて家の中を衛生的に保ちます。
中性や弱アルカリ性の洗剤で落ちない汚れは、油汚れ落としなどの「アルカリ性」洗剤を使って落とします。
強い液性の洗剤になるほど、素材へのダメージや、拭き取り作業の手間などがでてくるので、こまめな掃除で汚れを溜め過ぎないようにしましょう。
壁紙は、濡らしすぎたり、強くこすると剥がれてしまうことがあります。
ブラッシングの際は、力を入れ過ぎずに、ぞうきんでマメに拭き取りながら汚れを落としていきましょう。
天井など、高い場所にある換気口のお掃除は、女性にはかなり大変な作業です。
できれば男性が率先して行いたいところですね。日頃お掃除をされている奥さんは、ここは是非旦那さんにお掃除してもらいましょう。これも大事なポイントです。
※2019年4月30日初版
※2020年12月6日本文改訂