コロナ感染者がいる家庭で掃除機を使ってはいけない理由とは|二次感染を防ぐ掃除機のかけ方

家族が新型コロナウイルスに感染した場合、家庭内での二次感染を防ぐことが重要です。実は、普段何気なく使っている掃除機が感染リスクを高めてしまう場合があります。ウイルスが付着したホコリが床に溜まり、それらが掃除機の排気によって舞い上がり吸い込むことで感染リスクが高まる可能性があるからです。
実際に、「通所関係施設への重点的な感染防止対策研修(岐阜県)」では、通所施設における新型コロナウイルス感染症対策として、「排気のある掃除機の使用はホコリが舞うため避けるべきであり、モップなどによる拭き掃除が望ましい」と明記されています。
このコラムでは、サニクリーンのおそうじマイスターが家庭での二次感染のリスクを減らす「掃除機のかけ方」を紹介します。
このコラムでお伝えするポイント
(1)結論
- 感染者がいる家庭では、ホコリにウイルスが付着している可能性がある。
- 掃除機の排気風でホコリが舞い上がり、それを吸い込んで二次感染リスクが高まる可能性がある。
(2)方法
- 掃除機ではなく、排気風がない「モップ」での掃除がおすすめ。
- 掃除機を使う場合も、はじめにモップでホコリを取っておくとよい。
(3)注意点
- 掃除前や掃除中に窓を開けると、風でホコリが舞うことがある。
- そのため、換気は掃除が終わってから行う。
なぜ感染者がいる家庭では掃除機の使用に注意が必要なのか

新型コロナウイルスの感染者が家庭内にいる場合、掃除方法には十分な注意が必要です。感染者の咳やくしゃみで出た飛沫がホコリに付着して床に落ち、掃除機の排気によって再び空中に舞い上がることで、ウイルスを吸い込むリスクが高まるためです。
そこで、掃除機を使うにしても、なるべくホコリを舞い上げずにホコリを取る掃除が求められます。
ホコリが室内(家中)にひろがりやすい理由と滞留時間

新型コロナウイルスの大きさは約0.1μm(100nm)と非常に小さく、肉眼では見ることができません。私たちが普段「ホコリ」と呼んでいるものも、ひとつひとつは同じように目に見えないほど小さいものです。
そのため、ホコリに付着したウイルスも目には見えづらく、その軽さからさまざまな場所にひろがり、床に溜まっていく可能性があります。こう考えると、掃除の範囲は意外にひろいということがわかります。
ちなみに、室内に浮遊したホコリが床に落下するまでの時間は、大きさによって異なります。米国「3M社」によると、1.5メートルの高さから静止した空気中に放出された粒子(ホコリ)の落下時間は以下の通りとなっています。
| 粒子の大きさ | 空気中に浮遊する目安時間 |
| とても小さい粒子(約1μm) | 約12時間 |
| 少し大きい粒子(約2μm) | 約2.8時間 |
| さらに大きい粒子(約5μm) | 約35.7分(約0.6時間) |
| 大きな粒子(約10μm) | 約8.3分 |
家庭内の二次感染を防ぐ掃除機のかけ方とは

感染者がいる家庭では、いきなり掃除機をかけるのではなく、まずペーパーモップで床のホコリを静かに取り除いてから掃除機を使う2段階の掃除を行いましょう。この方法であれば、ホコリの舞い上がりを最小限に抑えることができます。
ホコリの舞い上がりを考えれば、モップだけで掃除を済ませたいところですが、どうしても掃除機をかけたい場合は、このような方法がおすすめです。
フローリング(床)の掃除にサニクリーンのモップ「ネオシャルティ」をおすすめする理由とは

先ほどご紹介したように、室内のホコリを舞い上がらせずに掃除をするなら、掃除機よりも排気風のないモップがおすすめです。しかし、ペーパーモップを使ってみると「思ったほどホコリが取れない…」と感じたり、使い捨てシートの交換や買い足しが面倒と感じることはありませんか。
そんなお悩みを解決してくれるのが、サニクリーンのフロアモップ「ネオシャルティ」です。ネオシャルティには、理想的な掃除を叶える3つの特徴があります。
☑ ホコリをしっかりキャッチ(モップに吸着)。
☑ 一度捉えたら離さない(モップに抱え込む)。
☑ だから、ホコリが舞い上がりにくい。
つまり、「取る・逃がさない・舞わせない」という掃除の理想を実現してくれるモップなのです。
さらに、モップ部分を定期的にご自宅へお届けするレンタル方式なので、自分で買い足す手間も、在庫を気にするストレスもありません。
忙しい毎日でも快適な掃除習慣を続けられる——それが「ネオシャルティ」の魅力です。
【特徴1】ホコリをしっかりキャッチし舞い上がりにくい「ダストコントロールモップ」とは
サニクリーンのレンタルモップの糸には、「サニコート」が加工されています※。サニコートとは、ホコリをモップの糸に吸着させ、離れにくくする「吸塵(きゅうじん)剤」のことです。
この働きにより、軽くモップをかけるだけでホコリをしっかりキャッチするため、ホコリが舞い上がりにくくなります。
サニコートが加工されたモップのことを「ダストコントロールモップ」といいます。ネオシャルティもダストコントロールモップです。
※サニコートが加工されていないモップもあります。

【特徴2】独自の“より方”で編まれた、ホコリがからみやすい「モップ糸」


ネオシャルティのモップ糸は、一本一本がホコリのからみやすい独自の“より方”で編まれています。これにより、例えばペーパーモップでは届きにくい、フローリングの溝に入り込んだホコリにもしっかり届いてキャッチします。
【特徴3】お掃除が軽く感じる「ふわふわヘッド」

掃除機や一般的なモップなどの掃除道具は、使用中に下方向へ力が流れ続けます。この力の流れが、掃除道具を重いと感じる要因のひとつになっています。そこで、ネオシャルティの「ふわふわヘッド」は、下方向に加わった力を上方向に戻す独自構造により、“軽く感じる”を実現しました。使い勝手が軽いため、長時間の掃除にも快適にご利用いただけます。
従来の掃除道具にストレスを感じている人の「声」から生まれたフロアモップです。
【特徴4】家具のすき間の掃除もらくらく!コンパクトなモップヘッド

モップヘッドの幅を従来品より5cm小さくしたことで、掃除機やペーパーモップでは掃除しにくい家具のすき間のホコリにも届くようになりました。従来のモップより幅が狭くなりました。
【特徴5】専用収納ケース付き。すぐに手に取れる場所に置ける

常に手の届く位置にモップがあることで、ホコリをまめに取り除くことができるため、キレイな状態をキープすることができます。また、リビングなど部屋の景観を損ねないシンプルなデザインも特徴です。
<ネオシャルティ料金・規格>
| 項目 | 内容 |
| 4週間レンタル料金 | 990円(税抜900円) |
| モップサイズ | 53×27cm以上(糸長含む) |
| ハンドルサイズ | 約129cm |
サニクリーンの伸縮式ハンディモップ「ネオフリーボーRプラス」がホコリを取る理由とは

床だけでなく家具や棚の上、高い場所に溜まったホコリも、こまめに取り除くことが大切です。そして、ここでもホコリの舞い上がりを抑える掃除を心掛けましょう。
そこで、本棚の上、カーテンレール、照明器具の上、エアコンの上など、さまざまな高さの掃除をカバーするサニクリーンの伸縮式ハンディモップ「ネオフリーボーRプラス」をおすすめします。
ネオフリーボーRプラスもサニコートが加工されたダストコントロールモップです。
【特徴.1】ハンドルが伸縮するので、掃除の高さにあわせて使える

ハンドルは最短56cm、最長80cmまで伸縮可能です。
伸ばすことで、普段は見落としがちな照明やエアコンの上、壁や天井など、高さにあわせて手の届きにくい場所のホコリも手軽に取り除けます。イスや台に乗るよりも安全に掃除ができます。

電気の傘のホコリ取りにおすすめです。

静電気でホコリが付きがちな壁の掃除におすすめです。
【特徴.2】モップヘッドの角度が7段階に曲がる

モップヘッドの角度が7段階に曲がるため、エアコンや棚の上など、普段見えにくい部分のホコリにもしっかり届きます。また、ヘッドを真っ直ぐにすれば家具と壁のすき間のホコリを取ることができます。

普段、目が届かないエアコン上部(吸い込み口)の掃除におすすめです。

モップヘッドを真っ直ぐにし、すき間を掃除します。
【特徴.3】モップヘッドが外れる

ワンタッチでモップヘッドの着脱ができます。取り外すと、コンパクトになり小回りがきくので、テレビの裏や机まわり、キッチンカウンターなどに溜まったホコリをラクに取ることができます。
また、ネオフリーボーRプラスを収納できる専用のケースもご用意しています。インテリアとして部屋に馴染みやすいデザインで、さらに倒れにくい形状になっています。

カウンターなどの掃除にもおすすめです。

リビングに置いても景観を壊しません。
<ネオフリーボーRプラス料金・規格>
| 項目 | 内容 |
| 4週間レンタル料金 | 935円(税抜850円) |
| モップサイズ | 20×15cm以上(糸長含む) |
| ハンドルサイズ | (最短)56cm(最長)80cm |
| 重量 | 209g |
床のホコリを取るのが「朝一番(朝イチ)」や「帰宅時」がベストな理由
床のモップがけに最適なタイミングは、朝起きた直後や仕事から帰ってきた直後です。
その理由は、ホコリの動きにあります。日中、部屋の中で人が動いたり、エアコンを使ったりすると、空気の流れでホコリが舞い上がってしまいます。しかし、夜間に眠っている間や、日中外出している間など、人やエアコンも動きが少ない時間を経た後は、多くのホコリが床に落ちています。
したがって、その直後である朝の起床時や帰宅時が、床に最もホコリが溜まっているタイミングとなり、このときにモップがけをすれば、効率よくホコリを取り除くことができるというわけです。
掃除のときに窓をあけて掃除をしてはいけない理由

ホコリを取るような掃除中(または前)に窓をあけて換気をすると、床にたまったホコリが風で舞い上がり、掃除の効果が下がってしまうことがあります。そのため、換気は必ず掃除を終えてから行いましょう。
掃除と換気はセットで考えがちですが、順番を誤ると、かえってホコリをひろげてしまうことがあるのです。ただし、この考え方はフローリングなどの床のホコリを取り除くという掃除での話です。掃除の種類によっては換気が必要なものもあります。この点は、お気をつけください。
「HEPAフィルター」付きの掃除機の使用について
新型コロナウイルス対策では、しばしば「HEPAフィルター」を搭載した製品の使用が推奨されることがあります。代表的なものが空気清浄機ですが、掃除機も同様でHEPAフィルター付きのタイプは、目に見えないほど小さな粒子までしっかり捕集できるとされています。
ただし、こうした高性能な掃除機を使用する場合でも、いきなり掃除機をかけるのはおすすめできません。掃除機の排気によってホコリが舞い上がる可能性があるため、あらかじめモップなどで床のホコリを取り除いてから使用することが、より安心な方法といえます。
まとめ
今回は、新型コロナウイルスの感染者がいる場合に、家庭内での二次感染リスクを下げる「掃除機のかけ方」をご紹介しました。そこで最後に、重要なポイントをおさらいしましょう
(1)床に落ちたホコリにウイルスが付着している場合があるため、感染者がいる家庭ではホコリを舞い上げない掃除が大切。
(2)掃除機の排気により、床に溜まったホコリが舞い上がる可能性がある。
(3)モップなど、掃除中に風を起こしにくい道具を使うとよい。
(4)できればモップだけで掃除を済ませたいが、どうしても掃除機をかける場合は、はじめにモップでホコリを取り除いておく。
(5)床だけではなく、高所に溜まったホコリも取り除く。
あわせて、家族に感染者がいる場合には、家の中でもマスクを着用し、手洗いや消毒といった基本的な対策も行うことで、家庭内での二次感染を防ぎましょう。
<参考文献>
NCBI(米国国立生物工学情報センター)「Role of indoor aerosols for COVID-19 viral transmission」https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7805572/
岐阜県「通所関係施設への重点的な感染防止対策研修」https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/232998.pdf
国立健康危機管理研究機構「コロナウイルス感染症(詳細版)」https://id-info.jihs.go.jp/diseases/ka/coronaviruses-infection-disease/detail/index.html
3M「How long can particles stay in the air?」https://multimedia.3m.com/mws/media/1934851O/3m-anz-fit-test-posters-all-pdf.pdf
EPA(米国環境保護庁)「Indoor Air in Homes and Coronavirus (COVID-19)」https://www.epa.gov/indoor-air-quality-iaq/indoor-air-homes-and-coronavirus-covid-19
Q&A|感染症患者が家にいる場合の掃除について
Q. なぜ新型コロナ感染者がいる家庭では、掃除機の使い方に注意が必要なのですか?
A. 掃除機の排気によって、床に溜まったホコリが舞い上がり、ウイルスを含んだホコリを吸い込むリスクが高まる可能性があるためです。
Q. 掃除機を使うと、どのようにして二次感染のリスクが高まるのですか?
A. 感染者の咳やくしゃみの飛沫が付着したホコリが、掃除機の排気風で空中に舞い上がり、それを吸い込むことで感染リスクが高まる可能性があります。
Q. 感染者がいる家庭では、掃除機をまったく使ってはいけないのですか?
A. 完全に禁止されているわけではありませんが、いきなり使うのは避け、どうしても使用する場合は、事前にモップでホコリを取ってから使うことが望ましいとされています。
Q. 感染対策として、掃除機の代わりにおすすめの掃除方法は何ですか?
A. 排気風を出さないモップを使い、ホコリを舞い上げずに床を拭き取る掃除方法がおすすめです。
Q. 掃除機を使う場合、二次感染を防ぐためにどんな手順がよいですか?
A. まずモップで床のホコリを静かに取り除き、その後に掃除機を使う「2段階の掃除」を行うと、ホコリの舞い上がりを抑えられます。
Q. 室内のホコリは、どれくらいの時間空気中に浮いているのですか?
A. ホコリの大きさによって異なり、非常に小さな粒子は数時間から十数時間、空気中に浮遊することがあるとされています。
Q. 床掃除に適したタイミングは、いつですか?
A. 朝起きた直後や帰宅直後など、人やエアコンの動きが少なく、ホコリが床に落ちている時間帯が適しています。
Q. 掃除の前や途中で窓を開けて換気してはいけないのはなぜですか?
A. 風が入ることで床のホコリが舞い上がり、掃除の効果が下がってしまうことがあるためです。
Q. HEPAフィルター付きの掃除機なら、最初から使っても大丈夫ですか?
A. 高性能なフィルターが付いていても、排気でホコリが舞う可能性があるため、最初にモップでホコリを取ってから使う方が安心です。
Q. 床以外で、感染対策として掃除しておいたほうがよい場所はありますか?
A. 家具の上や棚の上、照明器具、エアコンの上など、高い場所に溜まったホコリもモップでこまめに取り除くことが大切です。














