届かない窓の外側もあきらめない!窓のお掃除方法とおすすめ道具をご紹介
なにかと面倒な窓のお掃除。せっかくキレイに拭いたと思ったのに拭き跡が残ってガッカリしたなんてこと、ありませんか?
また、どうしても手が届かなくてお掃除しきれない窓があってモヤモヤしたり・・・。
今回はそんな経験をお持ちの方に、キレイで効率的にお掃除できる方法やお掃除道具、普通では手の届かない窓のお掃除方法をご紹介します。
窓の種類とお掃除方法
窓とひと言でいっても、さまざまな種類があります。まずは戸建てやマンションなどの住宅に使われる窓の種類を確認しましょう。
よく使われるのは引き違い窓
日本の住宅で多く使用されているのは引き違い窓です。
左右どちらからでも横にスライドして開閉できるのが特徴で、リビングや洋室の窓に多く見られます。
その中でも窓の下の部分が床まであり、庭やベランダにそのまま出られる窓を掃き出し窓と言い、窓の下が大人の腰の高さくらいまでの窓を腰高窓と言います
その他にも、窓を上下に動かして開閉する上げ下げ窓、窓を内側や外側に押し出すように開ける滑り出し窓、吹き抜けに良く利用される開閉ができないFIX窓(はめごろし窓)などがあります。
まだまだ紹介しきれないほど種類がありますが、どの窓でも基本的なお掃除方法は同じです。
基本のお掃除方法
固くしぼったぞうきんで水拭きをします。しつこい汚れがある場合は住宅用洗剤を使って洗剤拭き→水拭きをします。最後に、窓に残った水分や下に垂れた水分を乾拭きして終了です。
一つひとつの方法は簡単ですが、いざ掃除してみると意外と手間がかかります。何度も拭き掃除をするのは大変な作業ですし、もっと簡単にお掃除できれば嬉しいですよね。
また、お掃除方法は同じと言っても、2階にある窓などはそもそも手が届かなくてお掃除できない!といった場所もあると思います。
そこで以下では、窓掃除を簡単にできるコツや、普段はお手入れできない窓を掃除できるグッズをご紹介します。
効率よくお掃除するならスクイジーが便利!
窓を効率よくお掃除したい人にはスクイジー(水切りワイパー)がおすすめです。
ビルの清掃などでプロの業者が使っているイメージがあるかもしれませんが、スクイジーの操作は意外と簡単。みなさんでも十分に取り扱えます。
スプレーで水や洗剤をガラスにたっぷり吹き付けた後、上から下へスクイジーを滑らせるだけ。下まで滑らしたら、少し位置をずらしてまた上から下へを繰り返します。
スクイジーでのお掃除のコツは、窓から離さずに一度に滑らせる、ムラがでないよう常に同じスピードで滑らせることです。
スクイジーは100円ショップでも手に入れることができます。やってみると想像以上にキレイになってクセになりますよ!是非試してみてください。
手が届きにくい窓のお掃除方法
お掃除方法はどの窓でも同じとはいえ、滑り出し窓や2階の窓の外側など、どうしても手が届きにくい、届かない場所もあります。
特に2階の窓の外側などは、お掃除を諦めている人もいるのでは?しかし最近は、便利な道具で手が届かない場所もお掃除ができるようになってきました。
手が届きにくい窓でもお掃除ができるお掃除グッズをいくつかご紹介します。
①伸縮タイプのワイパー
2階の窓掃除では脚立を使う手もありますが、転落による怪我の危険があるため、高所用の伸縮タイプや柄が長いワイパーを使いましょう。
片面に水や洗剤を含めるスポンジがあり、反対面には水切りゴムがついているタイプであれば、2階の窓も水拭きや洗剤拭きができます。
作業時は周囲や作業者自身に洗剤や水がかからないよう注意しましょう。
②窓掃除ロボット
最近では、窓の両面を機械で挟んで掃除ができる「窓掃除ロボット」も登場しています。
磁石で窓を挟むので、完全に手が届かない場所や開閉できないFIX窓などには使用できませんが、引き違い窓の外側のお掃除には活躍してくれます。
何よりお掃除ロボットなので、スイッチを押せば後はロボットが自動でお掃除してくれます。時間の有効活用にも繋がりますね。
③高圧洗浄機
ワイパーでも届かない、開閉できない窓なのでお掃除ロボットも使えない…そんな窓の外側のお掃除には高圧洗浄機を使いましょう。
高圧洗浄機はその名の通り、勢いよく噴き出した水の圧力で汚れを落とします。
ただしその勢いと引き換えに、機械音や水の音が大きくなってしまいがちです。特にマンションや集合住宅の場合は、近隣の迷惑にならないよう配慮しましょう。
また、高圧洗浄機を使うときは絶対に人に向けない、網戸に強い水圧であてない(たわんでしまいます)、などを頭に入れて作業してください。
窓掃除に合う洗剤は「2度拭きいらずの泡タイプ」
窓のお掃除をさらに効率よく、もっとキレイにしたい方におすすめしたいのが窓専用の洗剤です。
わざわざ窓掃除のためだけに洗剤を買うのは気が引ける…という方もいると思います。ですが、窓に適したものを選んだほうが、手間が省けて時短になります。
特に以下の3つの特徴を持つ洗剤がおすすめです。
① 液だれしない泡タイプ
液体洗剤は液だれが悩みですが、泡タイプの洗剤なら、スプレーした際、洗剤がサッシや床まで垂れてしまうことを防げます。
② スプレータイプ
スプレータイプの洗剤は、ムラなく効率よく掃除ができ、網戸やサッシなど窓周辺にも使えるので便利です。
③ 2度拭き不要のもの
手が届きにくい範囲の窓を、何回も洗ったり拭いたりするのは手間がかかる上に、ケガをする可能性もあります。2度拭き不要の洗剤を使って、安全かつ効率よく掃除しましょう。
プロユースのガラス用洗剤がおすすめ
長年、店舗や施設の清掃も手掛けるサニクリーンがおすすめするのは、窓掃除に適した「ガラス用洗剤」です。
泡スプレータイプなので、高所の窓や広い窓ガラスにスプレーしても洗剤が垂れにくいのが特徴です。
プロユースの洗剤なので洗浄力が強く、さらに2度拭き不要なので、窓全体を効率よくお掃除可能です。
実際に使用した方からは、「土ボコリや排気ガスの汚れがスッキリ落ちた」、「タバコのヤニ汚れを掃除した時は、布巾が茶色に! ニオイも気にならなくなった」というご感想をいただいています。
ガラス用洗剤を使ったお掃除方法を動画で紹介していますので、是非ご覧ください。
高いところの窓掃除に!2度拭きいらずのサニクリーンのガラス用洗剤はこちら
今回は簡単かつキレイに窓をお掃除する方法や道具をご紹介しました。
陽射しが入る窓がキレイだと気分もさわやかになりますよね。紹介したお掃除方法で、ぜひ窓をピカピカにしてみてください!
※2021年10月19日初版