秋のくしゃみや咳の原因は?今こそ気をつけたいダニアレルギー対策
くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状が出ると、花粉症を疑う方は多いですよね。
秋は季節の変わり目でもあるため「風邪かな?」と思う方もいるでしょう。
しかしその症状、もしかしたらダニアレルギーかもしれません。
ダニのお悩みと言えば、夏に多いイメージがありますよね。
しかし実は、秋こそダニのアレルギーに気をつけたい季節なのです。
今回は、秋に発症するダニアレルギーの原因と今からできる対策を紹介します!
秋に発生するアレルギー
アレルギー症状が出たとき、花粉症を思い浮かべる方は多いでしょう。
日本人で花粉症を有する人は、推定で2人に1人と言われるほど。
症状を感じたら真っ先に花粉症を疑うのも、無理はありません。
また原因となる花粉は、春のスギやヒノキが有名ですが、秋にもブタクサやヨモギなどの花粉が飛んでいます。
特にブタクサの花粉粒子は小さいため、気管に入って喘息のような症状を起こす可能性もあるのです。
秋にも悩まされるつらい花粉症。
しかし秋は、ダニアレルギーにも注意する必要があります。
ダニアレルギーは一年中続く「通年性アレルギー」ですが、特に発症しやすいのが秋。
発症するとくしゃみや鼻水、鼻づまり、咳、目のかゆみなど花粉症と似た症状が現れます。
ダニアレルギーの原因は家の中にあることが大半なので、家庭でしっかり対策して備えたいですね。
秋にダニアレルギーが発症するメカニズム
対策について紹介する前に、秋に発症しやすいメカニズムをお話します。
ダニが発生しやすい夏に、アレルギーも発症しやすいのでは?と思う方もいるでしょう
しかし実は、ダニアレルギーの原因となっているのは生きたダニではなく、ダニの死骸や糞なのです。
ダニは高温多湿の環境を好むため、夏場にかけて多く発生します。
家庭で発生するダニは30~40種類ほどいると言われていますが、その大半がチリダニ。
夏に繁殖したチリダニは秋にかけて死骸となります。
秋は空気が乾燥し始める時期でもありますよね。
乾燥して0.01mm程度の粉状になった死骸や糞が空気中を浮遊し、体内に吸い込むことでダニアレルギーを発症するのです。
ダニアレルギーを発症すると、以下のようなアレルギー症状を引き起こしかねません。
- アレルギー性鼻炎
- アトピー性皮膚炎
- 気管支喘息
- アレルギー性結膜炎
そのため秋のアレルギ―対策は、原因となるダニの死骸や糞を取り除くことが鍵になります!
今からできるダニアレルギーの対策
ダニアレルギーの対策はもちろん、夏場にダニを発生させないことが重要。
しかし既に発生してしまった死骸や糞を取り除くには、掃除と洗濯がポイントです。
ダニアレルギーのもとが発生しやすい場所別に、対策方法を紹介します。
今からできる対策をして、アレルギーの発症に備えましょう!
フローリングの掃除
フローリングはダニの発生はしにくい場所ですが、死骸や糞は落ちている可能性があります。
特に溝があるところにはたまりやすくなるため、ふだんからこまめに掃除するようにしましょう。
フローリングを掃除する際は、以下の順番で行うのがベスト。
いきなり掃除機をかけると、フローリング上の死骸や糞が空気中に舞い上がってしまいます。
そのため、モップや床拭き用ワイパーでおおまかに取り除いてから掃除機をかけるとよいでしょう。
最後に水拭きでしっかり取り除くのがポイントです。
- モップや床拭き用ワイパーを使う
- 掃除機をかける
- 固く絞った雑巾などで水拭きする
畳、カーペットなどの掃除機がけ
畳の目やカーペットの繊維の中は、ダニの死骸や糞がつきやすい場所。
そのため、掃除機で丁寧に取り除く必要があります。
畳の場合、畳の目に合わせて掃除機をかけていきましょう。
掃除機をかける目安は1平方メートルあたり20秒~30秒。
同じところを往復するように、ゆっくりかけていくのがポイントです。
なお寝室の場合は1日1回が理想、それ以外の部屋でも1週間に1回以上は掃除するようにしましょう。
寝具の掃除機がけ・洗濯
ダニが発生しやすい場所の一つが寝具。
高温多湿になりやすく、ダニの餌となるアカやフケもたまりやすい場所だからです。
洗えない寝具の場合、掃除機で吸い取るのが効果的です。
布の継ぎ目や端っこまでしっかり掃除機をかけましょう。
叩くとダニアレルギーのもとが空気中に舞ってしまいます。ついやってしまわないように気をつけてくださいね。
なおダニアレルギーのもとは水溶性のため、洗えるものは洗濯するのがおすすめです。
家庭用洗濯機に入る毛布などは、できるだけ洗えるものを選ぶとよいでしょう。
寝具を洗う際のポイントは以下の3つ。
- じゃばら状に折って丸めて、洗濯ネットに入れて洗う
- ふだんからこまめに洗う
- 季節の変わり目で寝具を出した際、使う前に洗う
毛布など大き目のものを洗う際は、じゃばら状にすることで水や洗剤が均等にいきわたりやすくなります。
またこまめに洗うだけでなく、秋に毛布を出した際は、洗ってから使うようにしてくださいね。
寝具のこまめな洗濯には「蛍光剤無配合」の洗剤がおすすめ
秋のダニアレルギー対策として、家で洗えるものはこまめに洗濯するのが鍵。
毎日使う毛布やシーツなどの寝具は、2週間に1回が目安です。
その際には「蛍光剤無配合」の洗剤を使うとよいでしょう。
【おすすめの理由1.色落ちしにくい】
蛍光剤無配合の洗剤は色落ちしにくいのが特徴。
頻繁に洗濯するようになると気になるのが色落ちですよね。
白物衣料の白さを保つ蛍光増白剤は、色柄ものを白っぽく変色させてしまうことがあるのです。
蛍光剤無配合の洗剤は蛍光増白剤が含まれていないため、色落ちの心配なく毎日の洗濯に使えます。
【おすすめの理由2.敏感肌に向いている】
蛍光剤無配合の洗剤は敏感肌にも向いているため、赤ちゃんや肌が弱い方がいるご家庭でも安心して使えます。
毛布やシーツは毎日長時間肌に触れるため、できるだけ肌に優しい洗剤を使いたいですよね。
さらに、サニクリーンの洗濯用洗剤なら、洗うほど排水管をきれいにしてくれるグロスファクター(生分解促進剤)が配合されています。
グロスファクターは排水管の汚れを分解する微生物を増やしてくれるため、洗えば洗うほど排水管の汚れやニオイがすっきりするのです。
安心して洗濯ができる上に、排水管もきれいにしてくれるのは嬉しいですよね。
サニクリーン洗濯用洗剤の特徴
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こまめな掃除・洗濯で秋のダニアレルギー予防を!
秋にくしゃみや鼻水、目のかゆみの症状が出たら、もしかしたらダニアレルギーかもしれません。
秋は花粉症以外にも、ダニアレルギーに注意したい季節。
夏に繁殖したダニが秋に死骸となり、アレルギーのもとになるためです。
アレルギーのもとを取り除くには、こまめな掃除や洗濯がポイント!
ダニの死骸や糞は水溶性のため、洗える寝具は洗濯するのが効果的です。
なお洗濯する際は、サニクリーンの洗濯用洗剤がおすすめ。
洗うほど排水管の汚れやニオイがすっきりするだけでなく、変色や肌への刺激を心配することなく使用できます。
安心で便利な洗濯洗剤を活用して、秋のダニアレルギーに備えてくださいね!
※2021年11月30日初版