【ハウスダスト】お家でアレルギー症状が出た時の3つの対策
お部屋やリビングでくつろいでいると、何だか目がかゆい、風邪でもないのにくしゃみや鼻水が出る…。
そんな方はハウスダストが原因でアレルギー症状が出てしまっているかもしれません。
今回はお家時間を快適に過ごすために、ハウスダストによるアレルギーの対策をご紹介します。
そもそもハウスダストとは?
ハウスダストという言葉は、皆さん耳にしたことはあると思います。でも実際のところ、ハウスダストって何?ホコリとどう違うの?なんて思っている方もいるでしょう。
ハウスダストとは、その名の通り家の中にたまったホコリのことです。その中でも、特に肉眼では見えにくい1mm以下のホコリをハウスダストと呼ぶことが多いです。
具体的には、ダニの死がいやフン、カビや細菌、花粉、繊維くず、その他にも人間の身体から落ちた皮膚やフケ、ペットの毛などもハウスダストと呼ばれます。
ハウスダストは非常に小さく空気中に舞い上がりやすいため、人間が吸い込みやすく、そして吸い込むとアレルギー症状が引き起こされることがあります。
ハウスダストが原因のアレルギー症状
それではハウスダストを吸い込むとどんなアレルギー症状が出るのでしょうか?
代表的なものが、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどのアレルギー性鼻炎です。花粉による症状もこれに当てはまります。
その他には、目のかゆみや充血などの症状が出るアレルギー性結膜炎や、気管支炎喘息(ぜんそく)、などもあてはまります。
さらに、アトピー性皮膚炎の原因、悪化要因となることも。いずれにしても、ハウスダストは百害あって一利なしといえます。
特に注意したいハウスダストはダニ、カビ
ハウスダストに含まれるアレルギー物質の一つに、ふとんや毛布、じゅうたん・カーペットに潜むダニが挙げられます。
ダニはいわゆる高温多湿を好み、温度が20~30℃、湿度が60%以上の環境で繁殖が活発になります。
ダニは食品やその食べこぼしをエサとします。その他にも、同じハウスダストである人間の身体から出た皮膚やフケもエサとして繁殖します。
もう一つ気をつけたいのが、アレルギー症状を引き起こしやすいと言われているカビです。
カビは空気中に胞子を飛ばして、この胞子がさまざまな場所に付着することで広がっていきます。この胞子が人間にとってアレルギー物質となり、吸い込むとアレルギー性鼻炎や喘息を発症します。
カビもダニと同様に高温多湿の環境を好むので、梅雨の季節などに活動が活発になります。
ハウスダスト対策①お掃除方法の見直し
お家でハウスダストが原因のアレルギー症状が出た時の対策、ひとつ目はお掃除方法の見直しです。
床のお掃除はモップ→掃除機の順番で
まずは、床(フローリング)のお掃除にモップを活用しましょう。
もしみなさんが床(フローリング)を掃除機だけでお掃除していたら、それはハウスダスト対策としては逆効果かもしれません。
ハウスダストは目に見えないほど小さくて軽いので、掃除機から出る排気で空気中に舞い上がります。お掃除しているつもりがハウスダストを吸い込んでしまっている可能性があるのです。
実際にアレルギー反応が出やすい敏感な方は、掃除中に舞うハウスダストが原因で掃除できないという方もいるようです。
ハウスダストの舞い上げを防ぐために、まずはモップで床を拭いた後に掃除機で残りのゴミを吸い取りましょう。
一度舞い上がったハウスダストやほこりが再び床に落ちるまでには8~10時間かかるとも言われています。
効率良くお掃除をするには、朝起きた時にモップをかけると良いでしょう。夜の間に床に落ちたハウスダストを静かに拭き取ります。
この時、窓を開けると風でハウスダストが舞い上がる可能性があるので気を付けましょう。
床のお掃除にはサニクリーンのフロアモップがおすすめ
ハウスダストを舞い上げないお掃除に、サニクリーンのダストコントロールモップ「ネオシャルティ」をおすすめします。
ダストコントロール機能とは、モップに独自の吸塵剤を加工することで、ハウスダストはもちろん、ハウスダストに含まれるアレルギー物質のダニの死骸やフン、花粉、カビ胞子などを吸着し、その多くを抱え込みます。
掃除機に比べると排気がないため、ハウスダストの舞う量を減らすことも期待できます。そこでアレルギー反応が出てお掃除できない方にもおすすめです。
ネオシャルティは無料でお試し可能です。お家のお掃除やハウスダスト対策でお困りの方は、ぜひ一度その効果を体感してください。
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ハウスダスト対策②空気清浄機の活用
空気中に舞っているハウスダストの対策には空気清浄機を活用しましょう。
人の移動でもハウスダストは舞い上がるので、空気清浄機を使って空気中のハウスダストを除去しましょう。
人が出入りするリビングや、寝室の枕元などに空気清浄機を設置し、24時間稼働させることをおすすめします。
空気清浄機を選ぶ際はHEPAフィルター*が搭載されているものがおすすめです。
*JIS規格において「定格風量で粒径が0.3 µmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもつ」性能のフィルターのこと。
特に気を配りたいのが、外の風が寒い冬の季節です。窓をしめっきりにしていると換気がされずに、ハウスダストが室内に滞留しがちです。
また、冬は空気が乾燥していて気管支などへの刺激が強くなるため、咳やたんが出やすくなります。空気清浄機に加湿機能があれば、乾燥対策にも役立つでしょう。
空気清浄機はレンタルも検討しよう
空気清浄機は、本体に設置されたフィルターでホコリやハウスダスト、ニオイを取り除き、きれいな空気を部屋に戻す仕組みです。
フィルターの溜まったホコリを落とすなどのメンテナンスをしないと、空気清浄機の効果が落ちてしまいます。
効果を最大限に発揮、維持するためには、定期的にフィルターの交換をしてくれる空気清浄機のレンタルサービスも選択肢の一つになります。
サニクリーンではホテルなどのおもてなしを大切にする施設でも採用されている加湿空気清浄機「KC-M450」をレンタルで提供しています。
内蔵HEPAフィルターによるハウスダストなどのアレルギー物質の除去と、高濃度「プラズマクラスター7000」の技術による浮遊カビ菌除去、アレルギー物質の増加抑制効果により、家庭の空気環境を改善します。
住まいのきれいをキープしていただくために、フィルター交換を含めたメンテナンスサービスをご提供しています。是非一度その効果をお試しください。
レンタルならメンテナンスの手間を削減!サニクリーンのプラズマクラスター加湿空気清浄機(KC-M450)はこちら
ハウスダスト対策③エアコン内部の掃除
お家のハウスダスト対策で見逃してはいけないのがエアコンの汚れです。
日常的なエアコンフィルターのお手入れはもちろんですが、ハウスダスト対策で気をつけたいのがフィルターの奥にあるエアコン内部の汚れです。
内部には熱交換器という装置があり、ここで空気を冷やしたり温めたりしますが、冷房を使う(空気を冷やす)と結露が起こり、その水分を栄養としてエアコン内部にカビが発生してしまうのです。
一度カビができると、エアコンの風に乗って部屋全体にカビ(胞子)を撒き散らすことになってしまいます。
予防策として、冷房を使ったあとに「内部クリーン運転」など、エアコン内部を乾燥させる機能を使いましょう。
エアコン内部に発生したカビ除去はプロに依頼を
熱交換器などのエアコン内部に発生したカビは、残念ながら家庭のお掃除で取り除くのは難しいです。年に1度など、定期的な清掃はプロのエアコンクリーニングにまかせましょう。
エアコン内部に結露、カビが発生するのは冷房使用時です。冷房シーズンが終わった秋から冬の時期にかけてクリーニングすると、きれいな状態で暖房シーズンを迎えることができます。
年末や新シーズンは清掃業者も繁忙期ですが、秋から冬にかけては比較的空いているため、依頼するならこのタイミングがおすすめです。
頑固なカビも落とすサニクリーンのエアコンクリーニング
サニクリーンのエアコンクリーニングはプロの知識、技術、道具による分解洗浄技術で、エアコン内部を徹底的にお掃除します。
健康被害のもととなるカビやホコリをプロ仕様の高圧洗浄機で徹底除去して、快適な空気環境をご提供します。
汚れを落とすことで冷暖房効率もアップするため、1年の中で最も電気代がかかる煖房シーズンに向けてのクリーニングもおすすめです。
フィルターお掃除機能付きなど、さまざまなメーカー、機種のクリーニングに対応しております。見積は無料ですのでお気軽にお問合せください。
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症状が改善しないときは専門家に相談しよう
今回は、お家の中でアレルギー症状が出た時の対策をハウスダストの面からご紹介しました。
風邪でもないのにくしゃみや鼻水などの症状が出た時は、ご紹介した内容をぜひ一度確認してみてください。
また、今回はハウスダストに注目しましたが、アレルギー症状の原因はそれだけではありません。原因によって対策も変わってきます。
色々試したけれど、どうも症状が改善しない…そんな時は無理をせずに専門家(お医者さん)に相談しましょう。
快適なお家時間を過ごせるよう、お家も身体もメンテナンスを忘れないようにしたいですね。
※2021年12月21日初版