家事のネタ帳

100円のスポンジは1ヵ月が取り換えの目安

100円のスポンジは1ヵ月が取り換えの目安

100円につき1ヶ月持続する研磨効果

お皿を洗う手元

キッチンやお風呂場で使うスポンジ。みなさんはどれくらい使い続けますか? 1ヶ月、3ヶ月、それとも半年以上?

食器や浴槽などの汚れをしっかり落とすスポンジの研磨効果は、価格に応じて長持ちする期間が変わってきます。

スポンジの種類や使用頻度、保管状況にもよるため、あくまでひとつの目安ですが、100円のスポンジなら1カ月、300円のスポンジなら3ヶ月といったぐあいに、スポンジの価格100円につき1ヶ月ほど効果が持続すると考えて、それを買い替えの時期にすればよいと思います。

また使った後の「湿ったスポンジ」は、カビや雑菌の繁殖しやすい環境になっています。

なので、スポンジは使うたびに、しっかり乾燥させる必要があります。

でも、そんなこと面倒だし、忘れちゃう、なんて人には安いスポンジをおすすめします。

「100円1カ月」を目安に交換しておけば、雑菌に侵されるリスクを減らすことにつながります。

消耗品は高価なものより安いものを購入しましょう

浴槽を洗う手元

特に、浴室内に置きっ放しのスポンジは、それ自体がカビや雑菌の繁殖しやすい湿った環境になりがちです。

スポンジで浴室をきれいにしているつもりが「雑菌つきスポンジ」で浴室を汚染していることにもなりかねません。

また、食器用スポンジも同様です。湿ったままにしておくと雑菌が繁殖し、食器を洗う度に雑菌を食器につけてしまっているかもしれません。

そこでスポンジに限らず、お掃除や衛生管理で使う「消耗品」は長く使うことよりも、安いものを買ってこまめに交換することも検討してみましょう。

安いものなら躊躇なく短いサイクルで取り換えられることができますよね。「お掃除」と「衛生管理」を両立させるちょっとしたポイントです。

とはいっても、スポンジは清潔に保つことが大切

シンクにおかれたに水浸しのスポンジ

スポンジは水をよく吸います。逆にいえば乾燥しにくいということ。スポンジは水分にさらされている時間が長い分、雑菌が繁殖しやすくなります。

いくら、短いサイクルで交換したとしても、スポンジを清潔に保っておくことに越したことはありません。

そこで以下の2つの方法をご紹介しますので、ぜひお試しください。

 

1.食べ物汚れをしっかり落とす

スポンジを手で泡だてる

スポンジもしっかり洗いましょう

スポンジに汚れ(食べ物の成分など)を残さないことが何よりも大切です。使用後には洗剤を使ってスポンジの汚れをしっかり落としましょう。

 

2.洗濯ばさみに挟んで干しておく

洗濯バサミで干されたスポンジ

スポンジから垂れてくる水をシンクで受け止められるような場所に、ひも付きの洗濯ばさみで干しておきます。

洗濯ばさみをひっかけるような場所がない場合は、シンク近くの壁に吸盤や磁石のフックをつけるなどして工夫しましょう。

日常のお手入れと、こまめな交換で雑菌の繁殖リスクを抑えて、衛生的なスポンジを使うように心掛けましょう。

※2025年1月31日 本文改訂

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100円のスポンジは1ヵ月が取り換えの目安

100円のスポンジは1ヵ月が取り換えの目安

この記事の監修者

藤原千秋

藤原千秋

「家のなか」の事をテーマにウェブ、雑誌、書籍、新聞等で執筆。大手住宅メーカー営業職を経て
2001年よりAllAboutガイド。きほんから新発想まで 家事ずかん750』(朝日新聞出版)等、著監
修書多数。2020年より東京中日新聞にてコラム『住箱のスミ』連載中。2018年よりTBSラジオ『ジ
ェーン・スー 生活は踊る』水曜月1レギュラー出演中。
AllAbout 家事・掃除・子育て
https://allabout.co.jp/gm/gp/31/
Yahoo!ニュース個人
https://news.yahoo.co.jp/byline/fujiwarachiaki
文春オンライン
https://bunshun.jp/list/author/61444eb47765619d04010000
集英社LEEweb
https://lee.hpplus.jp/column/series/souji/

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