お弁当箱はパッキンをはずして洗おう
子どもにつくるお弁当。全部食べて帰ってきてくれると、うれしいものですよね。そんなお子さんのお弁当箱、きちんと正しい方法で洗っていますか?パッキンをはずして洗わないと、あっという間にパッキンにカビが生えてしまいます。
準備するもの
- 中性洗剤
- スポンジ
手順
ふたのパッキンをはずします。
中性洗剤をつけたスポンジで、お弁当箱とふた、パッキンを洗います。
水で洗い流し、すべて完全に乾燥させてからパッキンを戻します。
ポイント
これは、お弁当箱のふたに3か月ほどパッキンをつけたままにして洗い続けたパッキンの写真です。
パッキンは、すぐにカビが生えてしまうので、必ずふたからはずして洗いましょう。また、濡れたままもとに戻すとカビが生えてしまうので、完全に乾かしてから戻しましょう。

こうなるとカビはなかなか落ちません
インフォメーションプラス
夏のお弁当づくりは食中毒に要注意
つくりたてを食べるのではなく、つくってから時間がたったものを食べるお弁当は、食べるまでの間に細菌が繁殖するリスクが高まります。
そこで、温度と湿度が高くなる梅雨から夏にかけてのお弁当づくりでは、いつも以上に食中毒対策に気を配る必要があります。以下のポイントをふまえたお弁当づくりを心がけましょう。
- お弁当作りに使用する包丁やまな板を清潔に保つ
- よく手を洗い、食材を詰める際には手で直接触れない。
- おにぎりは直接触らずラップを使って握る。
- 生野菜はなるべく避け、しっかり加熱した食材を入れる。
- 良く冷ましてからお弁当箱に食材を詰める。
- 食べるまでの間、保冷剤を使ってお弁当を冷やしておく。
- お酢や梅干しなど、殺菌効果がある食材を使用する。
水筒のパッキンもはずして洗いましょう
お弁当につきものなのが水筒。水筒にも液体が漏れないように、本体と注ぎ口部分をつなぐ内側にパッキンがついています。
お弁当と同じく、水筒もパッキンをはずして洗わないとカビが生えてしまいます。洗う際は必ずパッキンをはずしましょう。
ちなみに、保冷効果がある水筒の内側を柄の長いブラシで洗う場合、力をいれすぎると傷ができることがあります。
また、塩素系漂白剤も水筒の内側を傷めることがありますので、使用の際は注意しましょう。

あまり力をいれずに洗いましょう
どちらの場合も保冷効果を低くさせる原因になるので注意しましょう。
※2025年2月19日 本文改訂