家事のネタ帳

カビに注意!震災に備えて浴槽に残り湯を溜めておく注意点

カビに注意!震災に備えて浴槽に残り湯を溜めておく注意点

多くの防災マニュアルですすめられている対策

内閣府の「中央防災会議 首都直下地震対策検討ワーキンググループ」によれば、首都直下型地震発生後の1週間は、「1都 3 県で約 2~3 割(23 区では約 3 割)の家が断水したまま」で、1ヶ月後であっても1割の家が断水状態にあると報告されています。

電気、ガス、水道、どれも生活する上で欠かせないライフラインですが、なかでも水は飲んだり、調理をするばかりではなく、トイレの生活用排水としても利用されます。

配管工事

震災後1カ月経っても1割の家が断水

そこで、多くの防災マニュアルでは、震災に備えて普段からお風呂の残り湯を浴槽に溜めておくことがすすめられています。

東日本大震災を経験した私の友人も「浴槽に残り湯があった方がいろいろ使える」といっていましたが、非常時のお風呂の残り湯は、何かと便利なようです。

しかし、普段から浴槽に残り湯を溜めて置く場合は、浴室にカビが生えないようにケアすることも大切です。

 浴槽には必ずフタをする

浴室のカビ

浴槽に残り湯を溜めておくと、浴室の湿度が高くなってカビが生えやすくなってしまいます。

そこで、残り湯が温かくても冷たくても、浴槽には必ずフタをしておきましょう

このようにフタをすることで、湿度の上昇を抑えて、カビが生えにくい環境を作り出します。

また、換気扇をマメに回したり、窓を開けて換気することも心がけましょう。

浴槽のフタ

普段からフタをする習慣をつけましょう

お掃除でカビのエサを取り除く

風呂掃除

多くの場合、お風呂の残り湯を捨てるタイミングは、入浴時に新しいお湯を浴槽にはるときだと思います。

当たり前ですが、このタイミングで浴槽のお掃除をするようにしましょう。これは、カビ対策というよりは、衛生対策という意味合いが強いです。

また、このタイミングで、浴室の床や壁をお掃除することもおすすめします。

浴室のカビは、湿気に加えて「人の垢」をもエサにして繁殖していきます。

浴槽のフタで湿気対策はしていますが、ここはエサも排除して、さらにカビの生えにくい環境を作り出したいところですね。

毎回、残り湯を捨てるタイミングでお掃除をするのは大変なので、1週間に1回を目安にお掃除をしてみましょう。

ちなみに、浴槽のタイプにもよりますが、湿気対策をしていても「エプロン」といわれる浴槽のフタを開けると、内側がカビで汚れていることがあります。

カビは体に害を与えます。もし、エプロンを開けて下の写真のようになっていたら、プロに依頼してキレイにしてもらいましょう。

キレイにしてもらった後は、普段の換気時間を延ばして、浴槽の内側の水分を乾かすように心がけましょう。

カビだらけ。浴槽内に立てかけているのはエプロンの内側

カビだらけの浴槽内部。立てかけているのはエプロンの内側

 

<震災の備えに覚えておこう.1>
残り湯を使うときに気をつけること

その.1「残り湯は雑菌だらけ」

お風呂の水

皮脂や垢などが混ざっている残り湯には、雑菌が繁殖しています。そのため、「飲用」「食用」の利用を避け、トレイの排水などに利用しましょう。

また、顔を洗ったり、うがいをするのにもむいていないのでご注意ください。

飲用として利用する場合は、微細なバクテリアを除去する「災害用浄水器」でキレイにしてから利用しましょう。

その2.「トイレに流せない場合もある」

排水管の損傷による水漏れに注意

地震により排水管が損傷して、上層階で使った水が階下の部屋に漏れ出す場合があります。

大きな地震の後に、残り湯でトイレを流す場合は、マンションなどの集合住宅では注意が必要です。

また、このようなトラブルは、一戸建てでは起こらないと思われがちですが、2階や3階のトイレの水を流す場合は、マンションと同様に注意が必要です。

 

<震災の備えに覚えておこう.2>
寝室の対策も忘れずに

その1.「家具を置かない」

ベッドルーム

昔から、「適度な睡眠時間は8時間」といわれているくらい、私たちは一日の多くの時間を寝室で過ごしています。

また、就寝中は無防備なので、地震発生時の対応も遅れてしまいます。

そこで、倒れてきた家具の下敷きにならないよう、できる限り寝室には家具を置かないようにしましょう。

寝室に、家具を置かざるを得ない場合は、タンスや棚、テレビなどが倒れないようにしっかり固定したり、家具で出入り口をふさがれないようにするため、ドアの近くに大きな家具を置かないようにしましょう。

その2.「落下するようなモノは置かない」

寝室の灯り

また、写真盾や花瓶などの小物は、タンスの上などの落下しやすい場所には置かないようにしましょう。

落下物が当たってケガをしたり、ガラスが割れて破片が飛び散り、足を切る危険があります。

同じ理由で、落下しやすい吊り下げタイプの照明から、天井に直接取り付けるタイプに変えるのもおすすめします。

 

<参考資料>
平成 25 年 12 月「首都直下地震の被害想定と対策について (最終報告)~ 施設等の被害の様相~」中央防災会議 首都直下地震対策検討ワーキンググループ

http://www.bousai.go.jp/jishin/syuto/taisaku_wg/pdf/syuto_wg_siryo02.pdf

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