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コラム
2017.10.13
災害時の「水確保」のために知っておきたいこと

災害時の給水拠点
災害によって断水が生じた場合でも、人は水を使わずにはいられない。もちろんそういった状況ではなるべく節水を心がけるが、それでも水も食料もないとなると、人は何日も生きていくことができない。そのような場合に備えて、日頃から災害時の給水拠点について知ることは大切だ。
給水拠点については、各水道局のWebサイトなどで確認できる。災害時でもネットに接続できればその情報を確認できるが、災害への備えとしてはその給水拠点一覧をプリントアウトするなどしておくといいだろう。また地域によっては給水拠点の停止期間がある場合や、その情報が更新されている場合もあるので、日頃から定期的に情報確認を行い常に新しい情報を手元に置いておくのが理想的だ。
災害時給水拠点の開設数
東京都の場合、災害時給水拠点は全212ヶ所開設することになっている。そして東京都ではその拠点が部分的に集中することがないよう、住居からおよそ半径2km圏内に1ヶ所の割合で拠点が開設される。なお東京都水道局では、災害が発生した際の給水拠点の開設状況を、水道局Webサイトや各避難所などで知ることができるとしている。
このような水道局の災害時の取り組みについては、各水道局のWebサイトなどをチェックしておこう。
各家庭での備えも大切
災害による断水が起きた場合でも、上記のように給水拠点から水を確保することができる。しかし地震発生から3日までの目標給水量は1人あたり1日3Lと、普段の1日で使用する水の平均的な量である「約186L」に比べるとその量はとてもわずかだ。だからこそ、災害時の断水に備えて飲料水等の備蓄をしておくことが大切。そのためにできるご家庭での備えとして手軽なのが「水道水のくみ置き」。ポリタンクやペットボトルといったフタのできる清潔な容器の口元いっぱいまで水道水を入れたものは、常温であれば3日程度(直射日光の当たらない涼しい場所)、冷蔵庫であれば10日程度保存ができる。保存期間の過ぎた水道水は掃除や洗濯に使用すれば、水もムダにならないだろう。くみ置きする水道水の量の目安は、「1人1日3L」。また、水のくみ置きに関する詳しい注意点も水道局のWebサイト等で確認できる。
また、ウォーターサーバーも水の備蓄策としてオススメ。サニクリーンではそのような災害時でも水が出せるウォーターサーバーを用意している。あれば良かったとならぬよう日頃から水をストックしておこう。