コラム

2017.10.06

水道水の給水方式を知ろう!

水道水の給水方式

毎日利用する水道水。その給水方式について考えてみたことはあるだろうか?
水道水の給水方式には、大きく分けて「直結給水方式」と「貯水槽給水方式」が存在する。直結給水方式では配水管と各家庭の水道設備とを直接つなぎ、給水する。一方の貯水槽給水方式では、水道水をいったん貯水槽に入れて給水を行う。後者の方法はこれまでたくさんのマンションで採用されてきたが、ここ最近はそれが変わりつつある。

各給水方式のメリット・デメリット

【直結給水方式のメリット】
・受水槽の管理が必要ないため、管理不足による衛生問題が発生しない。このためいつでも新鮮な水道水が供給される。
・受水槽を置いておく場所が不要なため、土地を有効活用できる。
・受水槽やポンプの維持管理に関わる手間やコストが不要になる。
・配水管の圧力を活用しているため、省エネによる電気代の節約を実現できる。

【直結給水方式のデメリット】
・災害などが起きた際には、即時断水する可能性がある。
・増圧給水設備の設置にあたっては定期点検が必要。

【貯水槽給水方式のメリット】
・給水ポンプが動けば、災害時などでも貯水槽の水を使用することが可能。

【貯水槽給水方式のデメリット】
・貯水槽の点検や清掃のほか、貯水槽の水質検査なども必要。このためコストがかかる。

直結給水方式の適用拡大

このように、水道水の給水方式では直結給水方式のほうが何かとメリットが多いことから、多くの自治体ではその普及や促進に努めている。現に、近年は増圧ポンプ口径の拡大や給水装置の性能の進化などによって、直結給水方式による給水が可能なマンションが増加した。ちなみに横浜市水道局が説明する「直結多段増圧式給水」によれば、増圧ポンプや水道管の能力が及ぶ範囲内であれば、階層制限なしでその方式を採用することができるとしている。もし現在お住まいの分譲マンションの修繕計画などに直面している場合は、直結給水方式の採用が可能であるという可能性も踏まえながら管理組合への助言等を行うことも考えてみてはいかがだろうか。

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