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コラム
2020.04.30
飲みかけのペットボトルは腹痛や食中毒のリスクも!細菌の増殖に要注意
朝、コンビニでペットボトルの水を買って出社する。
昼休み、デスクでペットボトルのお茶を飲みながら、お弁当を食べる。
夕方、気分転換にペットボトルの清涼飲料水を飲む。
これらは、ごくごく当たり前のオフィスの風景。ですが、この当たり前に見える毎日のなかに大きなリスクが潜んでいます。
そのリスクとは、「飲みかけのペットボトル」。お腹を壊すだけでなく、食中毒を起こす危険性もあるのです。本記事では、飲みかけのペットボトルのリスクを中心に解説していきます。
■飲みかけのペットボトルは要注意!
ペットボトルにはキャップがあるので、飲みかけのまま持ち歩けますし、飲み残しても後でまた飲むことができます。これらはペットボトルの利点だと言えますが、ときにリスクになることもあります。
一度、口をつけたペットボトルは細菌が増殖し、時間が経つほど不衛生になっていきます。そのメカニズムを簡単にご説明しましょう。
→ 人の口のなかには、たくさんの細菌(口内細菌)がいる。
→ ペットボトルに口をつけて「直飲み」すると、飲み口から細菌が入り込む。
→ 飲み物の水分・栄養を利用して細菌がペットボトル内で増殖する。
→ 細菌が増殖した飲み物を飲むと、腹痛・下痢などの体調不良や食中毒の原因になる。
最初のうちは、細菌が増殖していても見た目やニオイ、味に変化はありません。そのため、多くの人は何の疑いもなく残りの飲み物を飲みます。後でお腹が痛くなっても、ペットボトルの飲み残しが原因だと考える人は少ないでしょう。
●ペットボトルの水のなかで細菌は増えるのか?
水の安全性を考え直す「水を考えるプロジェクト」が実施した興味深い実験結果をご紹介します。この実験は、ペットボトルに口をつけて飲むと、そのなかでどのくらい細菌が増えるのかを4種類の水で検証したもの。口内細菌の一種であるカンジダを用い、0・24・48・72時間経過後の菌数を測定しました。
その結果、国産天然水は細菌が増加し、ウォーターサーバーなどで使われているRO水では細菌が減少することが分かりました。なお、24時間まではどの水も細菌の数に大きな変動は見られませんでしたが、48時間を経過すると一種の天然水で細菌が増加しました。
※ 参考:水を考えるプロジェクト(試験機関:一般財団法人北里環境科学センター、北生発2015_0116号)
●夏場や糖分の入った飲み物は特に注意!
この実験は25℃前後に保った環境で行われましたが、細菌は高温多湿を好むので、梅雨時期や夏場はさらに細菌の数が増える可能性があります。また、糖分が入った飲み物の場合は、糖分を栄養にしてさらに細菌が増殖します。
なお、ペットボトル内に入り込むのは口内細菌だけではありません。キャップや飲み口を手で触れば、そこから大腸菌などが入り込むこともあります。
■ペットボトル飲料を安全に飲むには?
ペットボトル飲料を飲むときにもっとも重要なのは、早めに飲み切ることです。もし飲み切れない場合は、冷蔵庫で保存するようにしましょう。これは、常温保存より冷蔵保存のほうが細菌の増殖数が少なくなるからです。ただし、少なくなるというだけで細菌が増殖しないわけではないので、やはり早めに飲み切らなければいけません。また、細菌の増殖を防ぐにはペットボトルに口をつけず、コップに移し替えて飲むのも効果的です。
■ウォーターサーバーがあれば万事OK!
口をつけたペットボトル内では細菌がどんどん増えていくわけですが、そんな心配をしなくていいのが「ウォーターサーバー」です。ウォーターサーバーなら、そのときに飲みたい分だけ注げばOK。冷水はもちろんホットも出るので、お茶やコーヒーを飲むこともできます。
●ウォーターサーバーの水は細菌が繁殖しにくい!
多くのウォーターサーバーでは、「RO水」が使われています。上述の実験では、RO水の場合は細菌の数が減っていました。これは、RO水が逆浸透膜(RO膜)というフィルターで水をろ過しているから。ろ過することで細菌の栄養になる成分が除去されるので、細菌が繁殖できないのです。
■サニクリーンのウォーターサーバーと蒸留飲料水「ディスティオ」
サニクリーンのウォーターサーバー、および蒸留飲料水「ディスティオ」を使うことで以下のようなメリットがあります。
●水もお湯も使える!
冷たい水はもちろん、コーヒー・紅茶などのホットドリンク、カップラーメンやスープなどにも使えます。水もお湯も、常に一定温度で管理しているので安心です。
●いつも衛生的な状態をキープできる!
サニクリーンでは、新しいボトルをお届けする際に、集配担当者がウォーターサーバーのメンテナンスをしています。毎回、状態確認や拭き掃除を行いますので、常に清潔な状態でご利用いただけます。
●細菌繁殖のリスクが低い!
蒸留飲料水「ディスティオ」は硬度ゼロの水で、不純物やミネラルが含まれていません。そのため、細菌が繁殖するリスクが非常に低いです。
その他、サニクリーンのウォーターサーバーや、蒸留飲料水「ディスティオ」の特徴・料金などは以下からご確認ください。
>>ウォーターサーバーについて
>>蒸留飲料水「ディスティオ」について
>>料金について
■まとめ
会社で飲み残したペットボトルをデスクに置いて帰り、翌朝出社して口をつける。当人は気にしていないかもしれませんが、実はとても危険な行為です。冷蔵庫がある会社も多いと思いますが、冷蔵保存でも一度口をつけたペットボトルの飲み物は傷んでいきます。
従業員の健康管理のため、ペットボトルの飲み残しのリスクは知っておきましょう。ご興味があれば、ウォーターサーバーの導入もぜひご検討ください。