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コラム
2015.12.01
もしものときに役立つ飲み水の確保方法

他人事ではない「遭難」
日常生活の中で「飲み水に困る」ということはほぼない。しかし、非日常を体験するようなアドベンチャーの中では、飲み水に困るということも十分に起こりえる。時折、スキーやスノーボード、登山を楽しんでいた方が遭難するというニュースを目にするように、アウトドアな趣味を持っている人にとっては、遭難というのは決して他人事ではない。
雪山での飲み水確保の豆知識
雪山での飲み水確保では、雪の塊を使う方法がある。それも雪の塊を鍋に入れ、10分煮沸するだけでOKなので、飲み水を確保する方法としては比較的簡単だ。
一方で、「雪をそのまま口にすればいいじゃないか」という考えも出てくるかもしれない。しかし、そうすることで下痢を起こす恐れがあり、冷たいものを口にして体がさらに冷えれば、体を温めるために代謝がアップし、体力の消耗に拍車がかかってしまう。なので、雪や氷をそのまま口にするのは避けよう。
竹から飲み水を得る
周囲に竹林があるのであれば、そこからお水を得ることができる。青竹の先端を曲げ、先端をカットする。切り落とした部分に、お水を溜められる容器を置いておこう。一晩経てば、その容器の中に真水が溜まっている。少量ですが、比較的簡単な方法ではあるので、もしものときには試してみよう。
このほかにも、飲み水を確保する方法はいろいろとあるので、登山などを趣味としている人は事前にそういった方法をチェックしておく必要がある。また、これらの方法は災害で飲み水の確保が難しくなったときにも役立つので、地震の多い日本に住む私たちは、日ごろから確認しておこう。