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コラム
2016.03.31
運動時の水分摂取について考えよう

お水の飲み過ぎにはご注意を
水分摂取量の不足は身体に危険だが、その反対に過剰な水分摂取も危険だと指摘されている。そんな水の飲み過ぎで特に注意すべきなのが「運動中の水分摂取」だ。運動中は特に水分摂取が重要視されますが、その際に水を飲み過ぎてしまうと「運動関連低ナトリウム血症(EAH)」という病気を発症することがある。この病気は、運動によって失われた水分を補おうとするあまり、水分を過剰に摂取することで起こり、最悪の場合は死に至ることもある。
EAHにならないために
EAHが疑われる症状としては、めまい・吐き気・運動中の体重増加といった症状が挙げられ、さらにEAHが重症化した場合、嘔吐・興奮・昏睡などの症状が引き起こされる。そのような症状が出ると命に関わるおそれがあるので、症状が重症化しないように注意しよう。
EAHの予防としては「のどが渇いていないときは、水分を摂らないようにする」ということだ。運動中は水分摂取のタイミングが多いので、そこで十分な水分を摂取できていれば、それ以上の水分は必要ないということなのかもしれない。
「水分不足」ももちろん怖い
「水分の摂り過ぎもよくないから」と、運動中あるにも関わらず遠慮して水分を摂っているようだと、水分不足による問題が起きる可能性もある。運動中は汗をたくさんかくので、やはり水分摂取が不可欠だ。運動時の理想的な水分摂取として、運動開始30分前に250ml~500ml程度の水分を“何回かに分けて”摂取するようにしよう。運動中は、20~30分に1回ずつ、“水を一口~200ml程度”摂取しよう。運動後の水分に関しては、運動によって減った体重の分だけ数回に分けて摂取することが望ましいので、運動前後には体重を測るというのも理想的な水分摂取のポイントとなる。