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コラム
2016.09.30
コップに水滴がつくのはナゼ?

コップに水滴がつく理由
コップにお水やジュースなどの冷たい飲み物を入れると、やがてそのコップの表面に水滴がつく。コップを持つたびに手やテーブルが濡れてしまうので少し不便と感じることもあるだろう。このような現象が起きる原理を簡単に説明すると以下のようになる。
1.コップに入れた冷たい飲み物により、コップ周辺にある空気が冷たくなる。
2.空気中に存在するお水が水滴としてコップに付着する。
これだけを読んでも少し分かりにくいので、以下で引き続きその原理を説明しよう。
空気中に含まれるお水がポイント
私たち人間の目では確認できないが、実は空気中にはお水が含まれている。それが「水蒸気」。空気が温かい状態であれば多くの水蒸気を含むことができるが、コップに冷たい飲み物を入れたときのように空気が冷やされた状態では、空気が含むことができる水蒸気はわずかだ。冷たい飲み物を入れたときにコップの表面に付着する水滴というのは、そのように含むことができなくなったお水蒸気が集まってできたものなのだ。
コップの水滴対策
さて、私たちを困らせるコップに付着する水滴。この不便さを解消させるにはどうすればいいのだろうか?
一つの方法がコップに冷たい飲み物を注いだ後「しばらく待つ」ことだ。コップ表面の温度が上昇するため、水滴が発生しにくくなる。しかし、夏にはよく冷えた水やジュースを飲みたくなる。そのような時に水滴を気にせず飲むためには、二重構造になっているグラスや保冷性に優れたステンレス製のタンブラーなど、水滴による煩わしさから解放させてくれるようなアイテムを使うのがオススメだ。また、テーブルが濡れるのを防ぎたいという場合には吸水性の高いポリウレタンや珪藻土などを使用したコースターを使うのもいいだろう。気になった方はチェックしてほしい。