重曹でキッチンの壁や床の油汚れを落とす方法
キッチンの代表的な汚れである油汚れ。
コンロやグリルはもちろん、飛び跳ねた油や調理時に出る油煙で、キッチンの壁や床も油が付着しています。
毎日のメンテナンスは、重曹を使った簡単お掃除できれいなキッチンを保ちましょう。
準備するもの
- 重曹
- スプレーボトル
- タオル
- お湯

100円ショップでも手軽に購入できる粉タイプの重曹
手順
スプレーボトルに40℃ぐらいのお湯をいれてから重曹を入れます。お湯1カップに対して重曹「小さじ1/2」の割合でつくります。
壁や床の汚れに吹き付けてから固くしぼったタオルで拭き上げます。
ポイント
重曹は水に溶けにくいのでお湯で溶かします。
ただし、65℃以上のお湯で溶かすと、水、二酸化炭素、炭酸ナトリウムに分解されて強アルカリ性となり素手で扱うと大変危険です。
お湯で溶かす際には温度管理に十分注意しましょう。
油汚れや、皮脂汚れは「酸性」の汚れです。反対の性質である「弱アルカリ性」の重曹は、酸性汚れを中和させ、汚れをゆるめて落としやすくします。
重曹は汚れを落とすだけではなく、調理時にでた肉や魚の臭い(酸性)を中和して消臭するので、壁についた臭いを落とす効果も期待できます。
重曹は一般的な洗剤より手が荒れにくく安全なので、妊婦さんや小さなお子さんがいるご家庭におすすめです。
お掃除用の重曹は100円ショップで手軽に購入することができます。
重曹は材質に関係なく、ほとんどの壁や床の油汚れを落とすことができます。
タイルやパネルなどが使われているキッチンの壁や、フローリングやクッションフロアの床などもあわせてお掃除しましょう。
インフォメーションプラス
がんこな汚れはアルカリ性の油汚れ落としを使おう
日常のキッチンの油汚れは重曹で十分に落とすことができますが、重曹は「ごく弱いアルカリ性」のため、時間が経ったがんこな油汚れは落とすのが難しくなります。
重曹で落ちない油汚れは、より液性の強い「アルカリ性」の油汚れ落とし洗剤を使いましょう。
サニクリーンの油汚れ落としは垂れにくい泡タイプで、スプレー後に拭き取るだけでしつこい油汚れをスッキリ落とせます。
環境にやさしい「ヤシ油」を主成分としながら、「アルカリ性」の強力な洗浄力でキッチン周りの換気扇やレンジ、オーブンなどにこびりついた油汚れにも効果を発揮します。
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※2018年7月12日初版
※2020年12月15日改訂