靴の置き方だけで靴箱の収納スペースを劇的に増やす
まずは、履かない靴を処分する
靴箱を開けるたびにカオスな状態に気が重くなり、そのまま放置している方はいませんか?
家族構成の変化や子どもの成長にあわせて増えていく靴に、靴箱がパンク寸前のお宅はありませんか?
そこで今回は、たいしてお金をかけなくても靴の置き方をちょっと工夫するだけで、靴箱の収納スペースが劇的に増える方法をご紹介します。
しかし、その前にまず“履かない靴を処分する”ことからはじめましょう。おもに靴を処分する方法は、以下の6つ。
できれば、“1.捨てる”以外を選択したいですね。
- 捨てる
- ほかの場所に移す
- ゆずる
- 売る
- 下取りに出す
- 寄付をする
この中から、ご自宅の事情にあった方法で靴を処分していきましょう。
詳しい方法については家事ネタの「靴のリサイクルや下取り。履かない靴の処分方法」をご覧ください。
収納スペースを増やす靴の置き方
ちょっとだけ、いつもと違う靴の置き方をして靴箱の収納スペースを増やしましょう。
特に、高さのない平らなスニーカーなどは、靴を横にして立ててから、左右の靴を手前と奥でずらして棚に並べていくと、収納スペースを増やすことができます。
女性用の小さい靴の方が男性用にくらべて効果が大きく、ぜひ女性に試してもらいた置き方です。
100円ショップのアイテムで収納スペースを増やす
次に100円ショップのアイテムを使って収納スペースを増やしましょう。皆さんよくご存じの「縦置き型シューズラック」です。
デッドスペースになりやすい、棚の上の空いたスペースを有効活用します。
また、男性用の大きなサイズの靴が靴箱に入らず扉がしまらない場合も、棚の上のスペースを有効活用することで解決できます。
靴箱の中の幅(長さ)にあった“つっぱり棒”を両壁に取り付けて、靴を斜めに立てかけるように置きます。
つっぱり棒は、靴を斜めに置いて扉が閉まる程度の高さに取り付けましょう。
靴箱の中でシューズラックを使う場合も、つっぱり棒を使う場合も、“縦のデッドスペース”を有効活用することがポイントです。
靴箱の下のスペースにもつっぱり棒
さらに、靴箱の下とタタキ(靴を脱いだり履いたりする床面)との間に空間がある場合、ここでもつっぱり棒は大活躍します。
靴箱の下のスペースに2,3キロぐらいの重さに耐えられる、長めのつっぱり棒を2本取り付けて2階建ての靴置き場をつくります。
スニーカーなどに加えて頻繁にサンダルも履く夏場は、色々な履き物でタタキが埋めつくされがちです。小学生ぐらいのお子さんや、ご兄弟のいるお宅ではなおのこと。
このような場合でも、靴箱下に靴置きスペースをつくっておけば、わざわざ靴箱に入れる面倒もなくなる上に、玄関もスッキリするので気持ちが良いものです。
また“よく履く靴”は、汗などで湿気を帯びているのでしっかり乾燥させないとイヤな臭いがつくことがあります。
しっかり乾燥させるためには、脱いだ後すぐには靴箱に入れない方がいいのですが、その点、靴箱の下なら空気の流れもあって乾燥の邪魔をしません。
お金をかけなくてもちょっとした靴の置き方やアイデアで、収納スペースは増えるものです。
皆さんも楽しみながら収納スペースを増やしてみませんか。