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一問一答

飛沫感染とは?空気感染、接触感染との違い、家庭内での対策教えます

飛沫感染とは?空気感染、接触感染との違い、家庭内での対策教えます

咳やくしゃみなどで飛び散った唾液などの「飛沫(ひまつ)」に含まれたウイルスや細菌が、口や鼻の粘膜に触れて感染することです

一般的にウイルスや細菌の感染経路は主に4つあります。

空気中に飛び出したウイルスや細菌が原因で感染する「空気感染」。
感染者がくしゃみや咳を手で押さえたあと、その手で触れた周りのものを他の人が触り、口や鼻の粘膜を通じて感染する「接触感染」。
汚染された食べ物などを口にして感染する「経口感染」、そして上に挙げた「飛沫感染」です。

そして、新型コロナウイルス(COVID-19)や、インフルエンザウイルスの家庭内感染を防ぐために、特に力を入れたいのは「飛沫感染」と「接触感染」、「空気感染」の3つです。

飛沫感染を防ぐためには、発症した人はもちろん、看病する人もマスクをして感染リスクを減らします。

ドアノブを持つ手

そして、感染者が触ったドアノブや家のスイッチ類などにはウイルスが付着していることがあるので、接触感染を防ぐために、家族がよく触れる「共用部分」の消毒はマメに行いましょう。

家の中の接触感染の多くは、このような共用部に付着したウイルスに手で触れ、その手で口や鼻を触った際に、粘膜からウイルスが感染することで起きています。

インフルエンザには、消毒用エタノールなどのアルコール類を使った消毒が有効ですが、インフルエンザが流行する秋冬にはアルコールの不足・品切れが予想されます。
その際には次亜塩素酸ナトリウムが配合されたハイターや、塩化ベンザルコニウムが含まれる家庭用洗剤などを薄めて代用します。

※塩化ベンザルコニウムは新型コロナウイルスの消毒にも効果があると認められました。

次亜塩素酸ナトリウムは酸性洗剤と混ざると有毒ガスが発生するなど、取り扱いに注意が必要です。安全面を考慮すると、家庭用洗剤で代用するのがよいでしょう。

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サニクリーンの除菌クリーナーにも、インフルエンザやコロナウイルスの消毒に有効と認められた塩化ベンザルコニウムが配合されています。

別売りの希釈専用ボトルを使えば、簡単に正しい倍率で希釈できるので、薄めすぎて効果がないといった心配もありません。

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エアコンをつける手の写真

次に、空気感染を防ぐために気を付けたいのが室内環境です。

冬の乾燥した空気と低い気温はウイルスが好む環境で、ウイルスが空気中を浮遊しやすくなるため、口や鼻にウイルスが付着して感染するリスクが高まります。

乾燥対策には、洗濯物を室内に干したり、加湿器や加湿機能付き空気清浄機を設置したりしましょう。加湿器は部屋の広さに合ったサイズを選びましょう。室内の湿度を40~60%にすると、ウイルスが活性化しにくいと言われています。

室温は20~25℃にするとウイルスが活性化しにくいと言われているため、エアコンやヒーターを使って室温を上げましょう。

最近はエアコンのフィルター部分で室内のウイルスをキャッチできる製品もあります。全てのウイルスを除去できるわけではありませんが、プラスの対策として活用しましょう。

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ウイルスの感染予防だけでなく、小さいお子さんがいるご家庭やハウスダストなどのアレルギーが気になる方にも、より快適な空気環境を提供します。

※一般社団法人日本銅センターより

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インフォメーションプラス

インフルエンザウイルスの消毒に直接スプレーはNG

タオルに消毒用エタノールをしみ込ませている

ドアノブなどを消毒する際には、必ず乾いたタオルやペーパータオルに、消毒用エタノールなどのインフルエンザウイルスに有効な消毒液を含ませてから、拭き上げるように消毒をしましょう。

スプレーで直接吹きつけると、細菌やウイルスが空気中に飛散する恐れがあるので、拭き上げによる消毒を行いましょう。

 

<参考文献>
国立感染症研究所「感染症情報センター」
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/QAFlu09-2.html#q4

AMR臨床リファレンスセンター
http://amr.ncgm.go.jp/general/1-1-2.html

NIKKEI STYLE「ヘルスUP健康づくり」
https://style.nikkei.com/article/DGXKZO93955790T11C15A1W13001/

一般社団法人日本銅センター「銅の超抗菌性能」
http://www.jcda.or.jp/feature/tabid/88/Default.aspx

 

 

※2019年2月21日初版
※2020年12月24日改訂

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