キッチンシンク掃除のコツ!キレイをキープする毎日5分のお手入れも
「キッチンシンクの汚れが気になる」
「掃除したのに、よく白い汚れができている」
「キッチン水回りの掃除は苦手」
毎日使うキッチンシンクの掃除でお悩みの方は多いのではないでしょうか。
調理したり食器を扱ったりするキッチンは、いつもピカピカが理想的。
けれども1日何度も使う場所のため、どうしても汚れがたまってしまいますよね。
ちょっと掃除をさぼったらカビができてしまったり、キレイにしたつもりでも水垢がついてしまったり。そのうえ、時間がたってこびりついた汚れはなかなか取れませんよね。
そこで、この記事ではキッチン水回りの汚れとお掃除方法を紹介します!汚れをためない日々のお手入れについてもお話しするので、参考にしてみてくださいね。
キッチン水回りの気になる汚れと特徴
まずは、キッチン水回りにできやすい汚れを見ていきましょう。代表的な汚れ5つの特徴を解説します。
ステンレス水垢
ステンレスについた白いうろこ状の汚れは水垢です。水垢の正体は、水道水に含まれるミネラル成分が残って石灰化したものです。
毎日シンクを使って濡れたり乾燥したりする中で、頑固なよごれとしてこびりつきます。
石鹸カス
石鹸カスは水垢と似ている白い汚れのこと。「湯垢」とも呼ばれています。
両者の見分けはつきにくいですが、アルカリ性の水垢に対して石鹸カスは酸性。水道水のミネラル成分と食器用洗剤が混ざってできたものを指します。
カビ
水回りで気になる黒い汚れがカビです。黒カビは温度、湿度、汚れの3つの条件がそろうと増殖しやすいです。
水や食べかすなどがたまるシンクは条件がそろいやすいため、カビの発生に要注意です。特にシンク側面や排水口付近に多く見られます。
油汚れ
油ものを洗い流すキッチンでは、ステンレスや排水口付近の油汚れが避けられません。
油汚れは酸性汚れの一つ。その場ですぐに掃除すればすぐ取れますが、排水口などにたまるとぬめりの元になります。
ぬめり汚れ
排水口にできやすいのがぬめり汚れです。水がたまりやすい場所に油汚れ、食べかすなどが合わさり、カビや雑菌が増殖するのが原因です。
雑菌の繁殖は臭いの元に!排水口から嫌なニオイがするときは、しっかりぬめり汚れ対策をしてみてください。
汚れの性質に合ったお掃除方法
キッチン水回りの掃除は、汚れの性質ごとに対策するのがコツ!
酸性の汚れはアルカリ性で、アルカリ性の汚れは酸性で落とすのが基本です。汚れは反対の性質のものと合わさって、互いの性質を打ち消す「中和」の働きによって効果的に落とすことができます。
ここでは、気になる汚れ別の落とし方を見ていきましょう。
ステンレス水垢の落とし方
石灰化してこびりついた水垢は、スポンジでこすっただけでは取れません。アルカリ性の性質を持つ水垢は、酸性で分解して落としましょう。
【必要なもの】
クエン酸または酢、キッチンペーパー
【汚れの取り方】
まず、水200mlにクエン酸小さじ1程度を加えたクエン酸スプレーを作ります。汚れ部分にキッチンペーパーをかぶせ、貼りつけるようにクエン酸スプレーを十分吹きかけます。
時間をおいてから、かぶせていたキッチンペーパーで汚れをこすって落としましょう。
クエン酸がない場合、同じく酸性の性質をもった酢で代用することも可能です。
ワンポイント
クエン酸や酢で落ちない場合、研磨材入りのクレンザーを使う方法もあります。 使用する場合は、研磨材の含有率が20%程度のクリームクレンザーがよいでしょう。 |
石鹸カスの落とし方
水道水と食器用洗剤の成分が混ざってできた石鹸カスは酸性汚れ。アルカリ性で分解して落とします。
水垢と見分けがつきにくいですが、クエン酸や酢で落ちない白い汚れは石鹸カスを疑ってみるとよいでしょう。
【必要なもの】
重曹、スポンジ
【汚れの取り方】
汚れ部分を十分に濡らした後、重曹をふりかけます。時間をおいてからスポンジでこすってみてください。
ワンポイント
重曹は研磨作用もある一方、アルカリ性質はセスキ炭酸ソーダに劣ります。そのため重曹で落ちにくい場合、セスキ炭酸ソーダを使ってみるとよいでしょう。 水500mlにセスキ炭酸ソーダ小さじ1加えたスプレーを作ります。スポンジでこすって洗い流します。 |
カビの落とし方
頑固なカビには、しっかり汚れを分解できる塩素系漂白剤が有効です。
【必要なもの】
塩素系漂白剤、スポンジ、歯ブラシ、手袋
【汚れの取り方】
塩素系漂白剤を汚れ部分に吹きかけてから時間をおき、水でしっかり洗い流しましょう。汚れが取れにくい場合、スポンジでこすり取ってみてください。
カビができやすい水栓のつぎ目などは、歯ブラシなどを使うと便利です。
ワンポイント
塩素系漂白剤は強力なので、ゴム手袋やビニール手袋をして作業しましょう。 ※カビ取り洗剤の成分である「次亜塩素酸ナトリウム」に酸性洗剤(お酢やクエン酸なども含む)が混ざると塩素ガスが発生し大変危険です。洗剤の同時使用(および連続使用)は必ず避けてください。 |
油汚れの落とし方
油汚れは酸性のため、アルカリ性で分解して落とします。ステンレス部分の油汚れを落とすには重曹が有効です。
【必要なもの】
重曹、スポンジ
【汚れの取り方】
水200mlに重曹小さじ1を入れた重曹スプレーを作ります。汚れが気になる場所に十分吹きかけ、時間をおいてからスポンジでこすって落としてください。
ワンポイント
重曹スプレーで汚れが取れにくい場合、重曹を水でペースト状にしたものを塗布します。時間をおいてから、スポンジでこすって落としてみてください。 |
ぬめり汚れの落とし方
特に排水口は、放置するとぬめりが発生してしまいがち。ぬめりには油汚れも石鹸カスも含まれるため、アルカリ性の重曹と酸性のクエン酸、両方の性質を使って落とします。
【必要なもの】
重曹、クエン酸、スポンジ、歯ブラシ
【汚れの取り方】
まず、排水口汚れ部分を十分にぬらしましょう。重曹をふりかけた後、重曹の半分以下のクエン酸水をかけると発泡し始めます。
そのまま30分以上時間をおいた後、お湯で流してからスポンジや歯ブラシで汚れを落としましょう。
ワンポイント
重曹の量はクエン酸よりも多いのがポイント。酸性の頑固な油汚れを落とすためには、アルカリ性の重曹の量を多くしましょう。 |
頑固な汚れができる前に、日々の簡単お手入れが大事!
こびりついた汚れは性質別の対策がコツ!しかしその前に、汚れをためないことが重要です。
一度こびりついた汚れはなかなか取れにくいですよね。手間がかかるとなおさら、掃除を後回しにしたくなります。
そのうえ、力を入れてこすったり研磨作用があるものを使ったりすると、シンクに傷がつかないか気がかりです。
毎日ひと手間のお手入れで、頑固な汚れができるのを防ぎましょう。
毎日5分の簡単お手入れでキレイをキープ
まずは日々汚れを残さないこと。キッチンシンクを使った後は簡単なお手入れをする習慣をつけましょう。
その日のうちにお手入れすれば、力を入れてごしごししなくても汚れは落とせます。
また洗い流した後は、シンクの水を残さないことも重要!かわいたタオルでしっかり水分をふき取りましょう。
毎日のひと手間で、キレイなキッチンシンクをキープできますよ。
サニクリーンの「水まわりクリンシート」がおすすめ
そこでおすすめなのがサニクリーンの「水まわりクリンシート」。
日々のお手入れは手軽さが重要!手間がかかったり使い勝手が悪かったりすると、長続きしませんよね。
「水まわりクリンシート」は、水垢や軽い汚れなら水だけで落とせるのが特徴。洗剤を使わないため、気になるところをささっと掃除できます。洗剤や石鹸の残りも気になりません。
研磨材を使用していないため、傷がつきにくいのもポイント。毎日でも安心して使用できます。
またカットして割りばしに巻きつければ、細かい場所にも届くお掃除グッズに変身!水栓の裏など、気になるところに合わせて使えて便利です。
「水まわりクリンシート」の特徴
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頑固な汚れを落としたい人・時間がない人はプロに依頼!
中には、頑固な汚れを一度すっきり落としたい、定期的にキレイにする時間がない人もいるでしょう。そのような方は、サニクリーンのキッチンクリーニングもおすすめ!
こびりついてしまった汚れを無理やり取ろうとすると、傷がついてしまう可能性も。プロにお願いすれば、専用の道具や洗剤を使ってすっきりキレイに落としてくれます。安心できるプロにお任せして、大切なキッチンを長持ちさせたいですよね。
サニクリーンのキッチンクリーニングなら、キッチンシンク以外にもコンロまわりの油汚れもキレイにしてもらえます。
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ピカピカのキッチンシンクをキープしましょう
食べ物を調理したり洗い物をしたりするキッチンは、毎日キレイな状態をキープしておきたいですよね。
けれども水回りは汚れがたまりやすい場所でもあります。ちょっとお掃除をさぼると、気づいたときには水垢やカビが…。取れにくい汚れは、汚れの性質に合ったやり方でお掃除するのがコツです。
また頑固な汚れになる前に、日々お手入れをすることも大切!毎日の簡単なお手入れには、サニクリーン「水まわりクリンシート」がおすすめです。
水だけで使えるので、キッチンまわりに置いておけば、必要なときにささっとお手入れできます。
頑固な汚れを一度すっきりしたい、掃除をする時間がないという方は、プロにお願いするのもよいでしょう。サニクリーンのキッチンクリーニングも活用してみてくださいね!
※2021年12月2日初版