「ズボラ」は被害者にならないための知恵①
「家族が許せない!」
あるとき、受け取ったお便りに書かれていたこと。
差出人は、40代女性。
夫と2人の息子さんがいて、お仕事を持っている。
いわゆるワーキングマザーです。
曰く、
「フルタイムで仕事をしながら、
がんばって子育てと家事と仕事をしてきた」
「でも更年期のせいか、最近とても疲れやすい」
「だから家事をいくらかでも、
家族で分け持ってもらいたい」
「そうお願いするのだけど。
夫も息子たちもやりたくないと、渋い顔」
「渋い顔だけならともかく。
みんなやりたくないから、お互いなすりあい」
「やったらやったで、ひどいやり方!」
指摘すると「お母さんがやらないせいでしょう?」
「悪いのは、お母さんでしょう?」といらつかれる。
不機嫌がぶつけられる。
……悪い? 悪いって何?
家事を家族で分け持つのは、「悪いこと」なの?
私だって、家事なんて好きでもないのに。
家族のために、やりたくもない掃除も洗濯もがんばっているのに。
誰も感謝してくれないだけでなく、家事をしないと責めてくる。
私は、家族の召使いだと思われている?
……許せない。
と、読んでいるだけでも「ずーん」としてくるお話。
でも、わりと「よくある話」だったりするんですよね。
家族の「被害者」になってしまった。
どんづまり感。
さて、ここからどう、脱出しましょうか?
その答えこそ「ズボラ」にあり!?
②につづく