「ズボラ」は被害者にならないための知恵④
つまらない「ちゃんと」「まじめに」の逆。
たのしい「ズボラ」! つまりは、
自分自身が、
「楽しい!」
と感じること。を、やる。
できるだけ、
「楽しい!」
と思えることだけを、やる。
楽しくないことは、なるべく、やらない。
やらずに済むためにこそ、
まじめに、
知恵を、頭を使うようにする。
努力する。
というのが、
「ズボラ」の真髄です。
楽しいことをしている限りは、
家族に怒りを感じたり、
ましてや家族の被害者になることは、
ありません。
「そんなの、むり!」
「家事なんて、全部、つらい!」
そういう方もいるかもしれません。
でも、ほんとうに、そうですか?
家事は、「家事」と括ってしまえば、
ほんの2文字ですが、
その内容は、いわゆる、ざっくり、
裁縫
躾
炊事
洗濯
掃除
という家事の「さしすせそ」に、
含まれる内容、
のみならず、
適切な買い物
正確なゴミ処理
が欠かせず、
家計管理
健康管理
栄養管理
冠婚葬祭
資産運用
ご近所づきあい
PTA活動
などなど、
内実はあまりにも多岐に渡ります。
それは、
スムーズに「生活」をするために必要な、
ありとあらゆること。 だから、
家計簿をつけるのは大嫌いでも、
買い物は大好き楽しかったりしません?
面倒臭いけど始めてしまうと、
掃除をする手が止まらなくなってしまったり、
畳むのは嫌いでも洗濯は好き。
掃除は嫌いでも料理は好き。
内実はあまりにも多岐に渡るのですから、
得意不得意、好き嫌いがあって、
当たり前なのです。
苦手で嫌いな家事まで「まじめに」やろうとすれば、
そんなの、つらくて当たり前なのです。
スーパーマンじゃないんですから、
できないものはできなくて、当たり前なのです。
「できないものは、できない」
まずは、そんな、
当たり前すぎる、当たり前なことを、
認めてあげましょう。
「できない!」
と言う自分に、
「そうだね」
と、うなずいてあげませんか。