• ホーム
  • 家事のネタ帳
  • 生活に色を取り入れて家事や育児を楽しもう!(前編)<色でハッピーライフ その1>

家事のネタ帳

生活に色を取り入れて家事や育児を楽しもう!(前編)<色でハッピーライフ その1>

生活に色を取り入れて家事や育児を楽しもう!(前編)<色でハッピーライフ その1>

色が人に与える影響はとても大きい

キッチンに立つ女性

色で幸せな毎日を手にいれよう

「色が人に与える影響はとても大きいんです。お部屋の中のインテリアや壁紙、そしてお気に入りの洋服や小物など、無意識に使っている色は、いまの体や心の状態をあらわしているんですよ」。

と、こころよく取材に応じてくれたのは、色の力で新しい生活価値を提案するライフスタイル・クリエーターの七江 亜紀(ななえ あき)さん。

家事ネタでは今回から3回にわたって“色でハッピーライフ”をテーマに、生活の中に上手に色を取り入れて、家事や育児をさらに楽しむ方法について七江さんにお伺いします。

第1回目となる今回は、家事を楽しむ方法をお話しいただく前に、色が持つ意味や色を上手に生活に取り入れていくためのコツをお伺いしました。

“色から話しかけられていること”に気づくのが大切

伸びをする女性

色は重要な視覚情報として、脳の視床下部に刺激を与えて細胞を活性化させます。なので色を見ることで、ウキウキしたり、いい発想が生まれたり、気持ちがリセットされたりと、心や体にプラスの作用を及ぼします。

しかし、同じ色であってもマイナスに働くこともあります。

例えば観葉植物は、部屋で使われる代表的な緑色ですよね。緑色には、調和やリラックスといった“癒し”の効果があります。

観葉植物

緑色にはリラックス効果があるが…

しかし、毎日のように身につけている洋服や小物の色に、緑色をたくさん使っていたり、緑色のカーテンで部屋中が覆われているかのような感じのする部屋にいるんだったら、その人はちょっと注意が必要です。

その緑色は“癒されたい”という気持ちがものすごく高い状態をあらわしているかもしれません。日頃のストレスから逃れたいと強く思っている心のあらわれかもしれません。

緑色の服

無意識にいつも緑色を身につけているとしたら注意が必要かも

このように色には必ず“プラス”と“マイナス”があるので、自分の心や体、そして置かれている環境などをよく理解するとともに、色の持つ意味を知るようになると、いまの心や体の状態を知ることができます。

だからこそ色が持つ意味と、その色が発している信号に気づくことは大切なんです。

私はこれを“色から話しかけられている”状態と呼んでいます。

色から話しかけられて、いまの心の状態がマイナスであったことに気づいたなら、“プラスに向くような色”は何であるかを考えて、その色を積極的に目に取りこんだり、身につけたりすればいいのです。

色から話しかけられるためのコツ

カラフルなTシャツ

色から話しかけられるようになるには、ちょっとしたトレーニングが必要です。

まずはじめに、色が持つ意味を知りましょう。先ほどもお話したように、同じ色であっても心のあり方や環境によってはプラスにもマイナスにもなるので、意味を知ることは大切です。

色が持つ意味を知るためには、本などを読んで“基本的な意味”を知ることと、実際に自分にあった色を“生活の場で試す”という2つの方法を取り入れなければなりません。実際に“生活の場で試す”については後ほどご紹介しますね。

本を読む女性

基本的な色の知識は本で得られるが…

そしてもうひとつは、頭の中に“色のサンプル”数を増やすことです。

これは色の引き出しを増やすとともに、色に対するセンサーを高めて、無意識に生活の中にある色に興味を持つようになることがねらいです。

このように“無意識という意識”の中に興味がすり込まれると、自然と色から話しかけられている自分に気づくようになります。

 

生活に色を取り入れて家事や育児を楽しもう!「色でハッピーライフ その1(後篇)」

 

 

<今回お話を伺った人>

プロフィール写真

色のひと®・カラーキュレータ® 七江 亜紀(ななえ あき)

株式会社ナナラボ代表取締役。企業やビジネスパーソンを対象とし、ファッション、食、インテリア等ライフスタイル全般のカラーコンサルティング、ブランディングをおう。色を視覚だけに頼らず五感すべてを通してイメージできるように、さまざまなものの価値向上を図る。また多くのメディアにて監修、大学や講習会でも講師業を行う。本も多数出版。

\ この記事を友だちにシェアする /

生活に色を取り入れて家事や育児を楽しもう!(前編)<色でハッピーライフ その1>

生活に色を取り入れて家事や育児を楽しもう!(前編)<色でハッピーライフ その1...

この記事の監修者

しょうこ

しょうこ

1児のママ。掃除が大好きで汚れているとどうしてもいまキレイにしたくなってしまう性格。自己流お掃除もたくさん試すアクティブ派!

この家事のカテゴリー

この家事に関連するタグ

あわせて読みたい