家事のネタ帳

お子さんに影響を与える色 (後編)<色でハッピーライフ その3>

お子さんに影響を与える色 (後編)<色でハッピーライフ その3>

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 リビングで勉強することはいいこと

勉強する父と娘

最近では、リビングで勉強する子どもが増えています。親が近くにいることで安心感を得られる、ほどよくうるさいことが実は勉強に集中しやすい、わからないところはすぐに親に聞けるなどなど、全般的にリビングで勉強をした子どもは成績が伸びやすいといわれています。

私も同感で、特に子どもが小さいうちは安心して勉強できるのだと思います。

さらにはリビングのフローリングやテーブルなどには、茶色系が使われていることが多く、この色が“安心” “あたたかい” “包容”などの効果をもたらすことからも、リビング学習の効果が高いのだと思います。

工夫次第でどんどん楽しくなるのが色

勉強する女の子

色が持つ意味を知り、それを上手にお子さんとの生活に取り入れることが大切です。

情熱の赤色、集中力の青色、好奇心の黄色など、お子さんのやる気を引き出す色の使い方は、数え上げればキリがありません。

例えば、学習机のイスにワンポイントで赤い座布団を敷いてあげることで、おっとりしたお子さんのやる気を高めてあげたり、逆に落ち着きのないお子さんの座布団に青色を使うことで、冷静に取り組むようにサポートしてあげたりなど、このように色々工夫できるところが色の面白いところです。

学習机のイスの赤い座布団

これでやる気アップ!?

またなにも勉強の話だけではなく、普段の親子のコミュニケーションづくりにも色は大活躍します。

そのひとつが黄色。ワクワクや好奇心を引き出す黄色の小物を、お子さんの目のいきやすいリビングのテーブルに置いてみましょう。またエプロンや、ランチョンマットでもOKです。「今日は学校でこんなことがあった!」とか、「今度の日曜日行ってみたいところがあるんだ!」とか、食卓での話がはずむかもしれませんね。

家族の食事

会話がはずむこと間違いなし!

ちなみに料理の黄色でも同様の効果が得られます。朝食にスクランブルエッグを出してみたり、夕食にかぼちゃの煮つけや黄色いパプリカを使った料理を出してみたり、料理の中にもたくさん黄色を取り入ると、さらに楽しい食卓になるはずです。

 

<お話を伺った人>

七江さん本人

色のひと®・カラーキュレータ® 七江 亜紀(ななえ あき)

株式会社ナナラボ代表取締役。企業やビジネスパーソンを対象とし、ファッション、食、インテリア等ライフスタイル全般のカラーコンサルティング、ブランディングをおう。色を視覚だけに頼らず五感すべてを通してイメージできるように、さまざまなものの価値向上を図る。また多くのメディアにて監修、大学や講習会でも講師業を行う。本も多数出版。

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この記事の監修者

しょうこ

しょうこ

1児のママ。掃除が大好きで汚れているとどうしてもいまキレイにしたくなってしまう性格。自己流お掃除もたくさん試すアクティブ派!

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