コラム

2017.08.18

あなたは「世界水の日」を知っているだろうか・・・？

世界水の日

日本では毎年8月1日が水の日となっているが、実は水の日には世界共通のものがある。それが毎年3月22日の「世界水の日（World Water Day）」だ。世界水の日の制定のきっかけとなったのが、1992年6月に行われた「地球サミット」だ。この地球サミットでは「アジェンダ21」という21世紀に向けた行動計画が採択された。その中で世界水の日の必要性が訴えられ、これを受け同年12月の国連総会本会議にて世界水の日が制定されるに至ったのだ。

世界水の日の活動

世界水の日が制定された翌年の1993年から、毎年3月22日の世界水の日には、世界中でさまざまな活動が行われている。例えば、「世界水の日こども議会」。これはこどもたちが中心となって水に関する活発な意見交換などをしてもらおうと開催されているイベントだ。日本では、2010年から2017年現在まで毎年開催されている。2013年の世界水の日こども議会は、水の都でもある大阪が舞台となり、パレードや水上バスの上でのグループディスカッションなど、さまざまな催しが行われた。

あの人気ゲームも

社会現象となった「ポケモンGO」では、定期的にさまざまなイベントが行われている。2017年3月22日（日本時間では23日）には、水ポケモンの出現率がアップするというイベントが開催された。公式に「世界水の日のためのイベント」というアナウンスがあったわけではないようだが、ネット上では世界水の日との関連を指摘する声が寄せられている。人気ゲームが世界水の日を意識したイベントを行ったことによって、世界水の日の認知度もグッとアップしたのではないだろうか。
今後も、世界水の日に行われるさまざまなイベントに注目していきたい。