サニクリーン

オフィスで推進したいゴミ減量のススメ

2016.03.22

企業・店舗で取り組みたいゴミ減量やリサイクルへの取り組み

企業活動や店舗運営を行ううえで、ゴミの排出は避けては通れません。しかし、ここに着目してみると、業務改善や経費削減のヒントが見えてきます。今回の「プロが教える職場・清掃方法とコツ」では、ゴミの減量が与える企業・店舗への影響について考えてみましょう。

ゴミ減量がもたらす企業・店舗へのメリット

企業や店舗から出るゴミの減量は、事業所自体だけではなく、さまざまなところでの問題解決につながります。事業所に勤める一人ひとりが協力し、ゴミの減量とリサイクルに努めましょう。以下では、そのメリットについてご紹介します。

コスト削減と業務効率化

ゴミの処理費用は、事業の経費となります。職場の体系的な節約習慣を見直し、設備や事務用品の浪費や無駄遣いを減らすことで、コスト削減と効率化が行えます。

従業員の意識改革

従業員一人ひとりがゴミを出さない、無駄のない職場づくりを目指すことはとても重要です。工程や設備の合理化や品質管理、作業の効率化を推進することで、社員の意識改革につながり、事業によい影響があらわれます。

企業のイメージアップ

企業によるゴミの減量やリサイクルの推進は、環境問題が重要視される現代において必須の項目です。環境に配慮した取り組みは、事業者のイメージアップにつながるでしょう。

ゴミ減量のポイント

ここからは実際に、ゴミを減らすためにできることを「個人」と「職場」に分けてご紹介します。企業や店舗に勤める一人ひとりが意識を高く持ち、継続することでゴミの減量とリサイクル活動を行いましょう。

個人で行うゴミの減量

・過剰包装をしないように自分自身注意し、買い物のときにもされないように努める
・マイバッグを持参し、レジ袋の削減に貢献する
・使い捨て商品はなるべく使わないようにする
・商品購入時は、再生品やエコマークをチェックする
・不用品は捨てるのではなく、誰かにあげるようにする
・故障したものは買い換えよりも修理を検討する
・両面コピーや裏紙、使用済み封筒の活用で紙の無駄遣いを減らす
※ただし、コピー用紙として裏紙を使うと故障の原因になるため控える

場全体で行うこと

・ゴミの量や種類、発生源といった現状を調べ、処理費用などを含め社内の実情について把握する
・ゴミの減量対策の指導・管理を行う管理責任者を決め、計画的に行動に移す
・取り組みはゴミの量が多いものから順に行うことで効果が出やすくなる
・紙や缶だけでなく、プリンターのトナーなど細かな分類回収ボックスを設置し、分別を徹底する
・古紙回収業者に連絡し、紙類の持ち込みを相談してみる
・リサイクル製品の購入・販売を事業として継続的に取り扱う

ゴミを減らして、スリムで効率的な職場をつくりましょう

ゴミの減量やリサイクル活動は、現在企業が行うべき取り組みのひとつとなっています。また、事業所から出る排気量が減り、経費の削減にもつながるため、対外的だけでなく、事業にとっても大きなメリットがあるでしょう。社員一人ひとりの意識を改革し、清掃とあわせてよい習慣を全員が共有することで、クリーンかつ効率的な職場ができあがるはずです。

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