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空間も空気も明るくなる!オフィスの照明活用術

2016.04.08

オフィスに合わせた照明選びのススメ

朝から夜まで、たくさんの人が仕事をするオフィスでは、照明が欠かせません。しかし、実はこの照明選びひとつで、集中力が高まったり、アイデアが出やすくなったりといった影響があることをご存じでしょうか。照明設備をそれぞれのオフィスに合わせて調え、しっかりとお手入れすると、より生産性が高く、働く人が過ごしやすい環境が実現します。
お掃除による環境改善をアドバイスする「プロが教える職場・清掃方法とコツ」、今回は少し趣向を変えて、空間に合わせた照明について解説していきましょう。

色彩の与える人への影響

たとえば、青系や緑系(寒色)に比べ、赤系やオレンジ系(暖色)には体感温度を上げる効果があります。また、青系は集中力、黄系は発想力を高めるといった効果も。このように、人は色によってさまざまな影響を受けることが分かっており、コーディネート次第ではそれぞれのシーンに合わせた空間を作り出すことが可能です。
すでにオフィスのインテリアは統一してしまっているし、今から買い直すのは難しい――そんな場合は、照明を替えてみる、という手法を試してみましょう。電球を交換するだけなので非常に手軽ですし、費用もさほどかかりません。しかも、それぞれのオフィスの部屋に合わせて自由に選べるので、非常に便利です。

シーン別オススメ照明

照明の色は一般的に、以下の3つに分けられます。
【昼白色】自然な色合いの白色
【昼光色】太陽の色に近い青白さ
【電球色】白熱電球のようなオレンジ色

以下では、上記がどのようなシーンに向いているかをご紹介します。

会議~昼光色~

リラックス効果のある電球色だと会議がダラダラと続く原因になるかもしれません。交感神経を刺激し、モチベーションや集中力を高めてくれる昼光色が会議室にはオススメです。

プレゼンテーション~昼白色~

プレゼンテーションの際は会議室よりもう少しだけ色温度を下げ、昼白色程度にすると聞き手にリラックスしてもらえます。最近のLED照明には、調色機能が付いたものもあるので、シチュエーションに合わせて変更してもよいでしょう。

事務作業~昼白色~

昼光色は集中力を高めるのに適していますが、長時間にわたる業務だと疲れてしまうかもしれません。そのため、事務所でのルーチンワークや単純作業であれば、自然光に近い昼白色を利用するのがオススメです。

クリエイティブ~電球色~

時間をかけてアイデアを練るような業種であれば、リラックス効果のある電球色を用いるのもよいでしょう。特に消費者目線で商品開発を行う場合などは、温かみのある部屋で意見交換をしていくとよいアイデアが出るかもしれません。

照明のお手入れとお掃除でそれぞれに合わせたオフィスを実現

ご紹介したように、照明の色は人の心に大きな影響を与えます。ただし、せっかく照明を調えたとしても、電球が汚れたり室内全体が乱雑になったりしていては意味がありません。集中力を高めたり、落ち着いた空間を作ったりするためには、照明と併せて適切な掃除を行うことが大切です。また、照明が高いところにあってお手入れが難しい、ということであれば、清掃業者に頼むのもオススメです。快適なオフィスを実現するために、ぜひ今回の内容を参考にして照明にもひと工夫してみてはいかがでしょうか?

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